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★描写
#片道開拓 33日目:
遺跡で調査を進めていると、
「殿下」
キーサからの間者が追いついてきた。
フレンディーン「…悪い情報でもあるか」
間者「良くはないですね。闇の侵蝕が進み、領地は前に報せたより半分ほどに減りました」
間者の顔色から想像したほどには悪くない知らせだ。
間者「殿下の拓かれた地へ移住し難を逃れた者多く、民の死傷は最小に抑えられており、王におかれてはその感謝と、一刻も早く根源を絶つ為助力が可能か訊くよう承りました」
「そうか…」
フレンディーンは深く溜息をついた。戦力は揃え、あとは倒すだけ。なのに敵が見つからない。
フレンディーン「諸島に諜を割く余裕があるのか」
間者「厳しいですが、若干ならば。元を絶たねばいたずらに損耗するばかりですし…」
「では敵の捜索を頼みたい」
間者が去った後、さらに深く溜息をつく。アティウスは笑った。
「追っかけっこだな。まあ、袋の鼠といこうぜ」
気になるのは敵のことばかりではない。兄王は全力で国土を守りつつ、不甲斐ない弟にも目を向ける余裕があるほど健在で良き王だ。一方で、国土は侵され民は流出し、フレンディーンの土地で暮らしている。戦後のことを考えると…
首を横に振って雑念を払う。
今は考えまい。
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§33日目:機械文明の遺跡に至る。漸く敵の足取りを掴めてきた感あり。一度世界を滅亡の淵に追遣った闇の竜を、遺跡の機械を使う事で復活させる事が出来、敵は既に其の機械を持ち去ったと思われる。急がねばならぬ【LP73/DK35/伝説P8/土地68】
◆探索によるデータ変動
【33日目】
※さらに調べる
現在地:諸島
【LP】73(↓3)
【DK】35
【伝説P】8(↑5)
【土地面積】68(↑3)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:80(↓4)
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§32日目:今日も平和に過ぎ行く。現地人の一流の料理人が案内してくれ、山海の幸溢れる大変豪華な食事を頂いた。以前遭った半獣人の開拓者も相伴し楽しい一時であった。我々はそれどころではないのだが、敵は何処か【LP76/DK35/伝説P3/土地65】
◆探索によるデータ変動
【32日目】
※アラン@タイネシア商会さん (@owh_aran) から支援を受けた
現在地:諸島
【LP】76
【DK】35(↑4)(↑2【支援による増加】)
【伝説P】3
【土地面積】65(↑3)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:84(↓9)
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§31日目:今日も敵に遭わない。当方の機動が速過ぎ敵を抜去った気配が濃厚である。当地の地図を求め、進路の再検討をした。川に鎧を着た鯰の様な魚おり、隻腕のが食する前に制止した。現地人も初見の新種らしい【LP76/DK29/伝説P3/土地62】
◆オプション入手・使用によるデータ変動
アイテム《周辺の地図》取得(伝説P:-10)
アイテム《周辺の地図》使用
現在地:諸島
【LP】76
【DK】29(↑5)
【伝説P】3(↓10)
【土地面積】62
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
◆オプション入手・使用によるデータ変動
アイテム《ナユタの実》取得(伝説P:-10)
アイテム《ナユタの実》使用
現在地:諸島
【LP】76(↑8)
【DK】24(↑2)
【伝説P】13(↓10)
【土地面積】62
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
◆探索によるデータ変動
【31日目】
※他の開拓者に教える
現在地:諸島
【LP】68
【DK】22
【伝説P】23(↑5)
【土地面積】62(↑4)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:93(↓9)
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§30日目:口吻の潰れたような顔をした翼竜が現れ討伐した。隻腕のは今日は役立たずだが宝剣の斬れ味冴えわたり誰も無傷にて片付く。早々に諸悪の根源を絶たねばならぬが何処に隠れているやら【LP68/DK22/伝説P18/土地58】
◆探索によるデータ変動
【30日目】
※不意打ちを狙う
現在地:諸島
【LP】68(↓3)(↑3【オプション《伝説の武具+1》を使用】)
【DK】22(↑1【オプション《仲間:必中の狩人》を使用】)
【伝説P】18(↑2)
【土地面積】58(↑3)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:102(↓6)
★描写
#片道開拓 29日目:
フレンディーンは諸島でも二番目の港街に来ていた。ここからは北大陸への船が出る。アシャの求める情報があるかもしれない。
隻腕ことアティウスは医者に行った。酒を控える理性は辛うじてあるが、内臓をやられていることを忘れて何でも食べようとする困った悪癖がある。
小さな身体で船に荷を積み込む妖精の少年がいた。紫の革鎧に手袋、狩人のような服装で、濃い青をした長い髪を束ねて背に流している。
フレンディーンが近寄ると、銀色の大きな目を見開いてにこりと笑う。
「おじさん最近有名な王子様だよね。悪い海賊とかやっつけたって聞いたよ」
フレンディーン「王子ではなく王弟だが、多分其れだ。貴卿は…?」
「タダの道具屋だよ。今はね。ボクの名は、ヴェスフォリート=カルナ=エス=アレクトラ=フェン=グウィアート=レ=スノーホワイト。ヴェスって呼んでほしいな。…ほら、この研ぎ石とかどう?」
最初と最後しか覚えていないが、アシャにとてもよく似た(そして長い)名前だということはわかる。商談をしている場合ではない。彼女の本名を記憶から引っ張り出す。
フレンディーン「君にアシャティヴォーヌ=フィドナ某という親戚はいないか?」
「従姉だね。知り合いなの?」
フレンディーンは急ぎアシャを呼び寄せる。感動の再会というほど親密な間柄ではないようだが、唯一の手がかりがようやく見つかったアシャは熱心に事情を聞き出している。
アシャの祖国スノーホワイト公国は、闇に追われた隣国の侵略で滅んだ。アシャは家臣に中央大陸まで連れ出され
その者の死で独りになりフレンディーンに出会った。ヴェスは混乱に紛れ開拓者となって生きてきた。これから諸島の品を北大陸へ持って行って一山当てたいという。
アシャ「国の再興は……」
ヴェス「ボクは、そういうの興味ないんだけど、でも、アシャが再興したいっていうなら、」
ヴェス「様子くらいは見てきてあげるよ。従兄弟やおじさんたちの消息も気にはなるし?…闇はさ、フレンディーンさんが倒してくれるんでしょ?いっそアシャも一緒に来る?」
アシャは首を横に振った。
「妾はこの者と同盟を組んだ。最後まで見届けるのが使命と決めたのじゃ」
アシャ「便りを楽しみにしておる」
ヴェスはフレンディーンの顔を伺った。それでいいの?と目で問う。聡い少年だ。
アシャはこの子と一緒に行くべきだろう。本当に命の危険が迫る前に…【LP68/DK21/伝説P16/土地55】
◆探索によるデータ変動
【29日目】
※オプションは渡さない
現在地:諸島
【LP】68(↑4)
【DK】21
【伝説P】16
【土地面積】55(↑1)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:108(↓5)
◆支援した
リイ@イーリスの国 さんを支援(@am_gamered さん)
支援によるフレンディーンへの影響は無し
§フレンディーン放浪記§
#片道開拓 §フレンディーン放浪記§28日目:敵には遭遇せぬが闇が迫る。現地人の村落あり、とても全てを逃がす余裕なく、やむなく手近な者だけを逃がし先を急いだ。隻腕のは昨日の鉱石があたったか顔色が悪く剣筋に切れが無い。何故口にしたのか…【LP64/DK21/伝説P16/土地54】
◆探索によるデータ変動
【28日目】
※多少の犠牲を覚悟する
現在地:諸島
【LP】64(↓8)
【DK】21(↓5)(↑1【オプション《仲間:必中の狩人》を使用】)
【伝説P】16(↑8)
【土地面積】54(↑8)(↓4【DK減少による失地】)
【オプション】
《伝説の武具+1》 ←※宝剣ヴィナーサ
《仲間:優秀な剣士》 ←※隻腕の豪将・ラーン・アティウス
《仲間:必中の狩人》 ←※元気な亡国の姫君・妖精 アシャ
キーサ王国の国元の残り土地面積:113(↓4)