使ってみてべんりだったものを記録していく
これはべんりだ:プログラム/ウェブサービス編ぼくは Windows ユーザーでございます.マックはしらない. PCを買ったり初期化したとき,最初に導入するものをリストアップしてみた.
1. クラウドストレージ定番3つを並行して使い分けている. - DropBox [LINK]
- OneDrive(旧 SkyDrive)[LINK]
- GoogleDrive [LINK]
2. ノート/メモ用アプリ- Evernote [LINK]:
- いまさら紹介するまでもないか.でも,知らない人はこのあたりも「え,なにそれ?」だったりする.
- 「Evernote は動作が遅い」って話をきくけど,自分ではそれほど遅いようにも感じない.なにしろ,Atom CPU の vaio p で毎日使って平気なくらいなので,格別に軽快だとは思わないまでも,遅くてものすごく困るってことはない.
- 年4000円払ってプレミアム版を利用している.
- Office OneNote [LINK]:
- デスクトップアプリ版を好んで使っている.
- きわめて多機能.
- ただ,使用頻度では現時点で Evernote に大きく劣る.ふしぎ.
3. 音声・動画の再生・編集- foobar 2000 [LINK]:
- windowsで音楽再生に使う定番ソフト.
- 2016年4月1日現在では,音楽を聴く用途にはほとんど使わなくなった.
- Audacity [LINK]:
- 音声ファイルの編集.
- とくに語学の先生,いつまでも CD を使うのはもうやめましょう.必要な箇所を切り出して PC から即座に再生するのです.
4. 画像の閲覧・編集 - PhotoScape: [LINK]
- 画像編集.他と比較してはいないけれど,とりあえず,使いたい機能はこれで間に合ってる.
- とくに,自炊した本を画像ファイルに書き出してZIPにまとめるときにべんり.Adobe Acrobatで「アドバンスト」→「文書処理」→「すべての画像を書き出し」をやると,スキャンした本のページがすべてJPGに書き出される.これを PhotoScape の「一括編集」で手頃なサイズに縮小したり,フィルタをかけてコントラストを好みに修正してやったりする.処理がすんだら,出力されたファイルを選択してZIPに圧縮.
- MassiGra [LINK] :
- 画像ビューアとして重宝してる.
- ただ,Windows 8/8.1/10 のタッチ操作には適していない.
5. PDF の閲覧・編集
6. 辞書・日本語入力 (IME)
- 英辞郎(CD-ROM):
- 英和・和英辞典.
- 書籍版についてくる CD-ROM が有用.PCにインストールするだけでなく,Android端末(スマホ,タブレット)でも使える:アマゾンのレビューを参照.
- ATOK [LINK]
- 日本語入力の定番.2015年版を使用中.データが端末間で同期できるのがうれしい.
- Google日本語入力も,いまはずいぶんよくなってるのかもしれない.
7. その他もろもろ- EmEditor (free):
- 軽量で,タブが使える.エディタについてはうるさい人が多いけれど,まあこんなんでもたいていは間に合う.
- IPACharMap [LINK]
- いわゆる発音記号(国際音声字母,IPA)をそこそこラクチンに入力するツール.マックユーザの人は IPA Palette を使うといいらしい.ぼくは知らないけど.
- 自分がもっている音楽ファイルをオンラインにアップロードして楽しめる.他人と共有するわけではない.
- 利用方法は次の記事を参考に:
- 上記↑の情報はすっかり古びてしまった.
- 2015年に日本でも定額聞き放題サービスがはじまり,利用スタイルも変わった.
- 2016年4月1日現在,月額780円でサービスを利用してる.
これはべんりだ:文具編べつに,文具マニアになりたいわけじゃない.
筆記具について,ぼくの基本は3つ: - 「いつでもメモれるように!」:とりあえず,いつでも身につけておけるメモ帳とボールペンを1ペア決めるべき.
- 「安価で惜しみなく使えること!」:かっこよくてお高いノートだと,「ううむ,こんなしょうもないことでページを使ってええんじゃろか」とためらいがうまれる.これはダメ.しょうもないことでも惜しみなくどんどん書き込んで浪費していいんだよ.ペンの方は高くてもいい.
- 「ノートは無地か方眼!」:これは好みの問題.だけど,ノートでいちばん多いヨコ罫線は,ぼくにとっては邪魔.
- Kyokuto F.O.B. リングメモ A7サイズ(無地): [LINK]
- A7サイズ (74mm×105mm) で,胸ポケットにおさまる.表紙がプラスチックで傷みにくい.
- 文具店に行くと,このサイズのメモ帳はたくさんあるけれど,実はぼくにとって使い勝手のいいものはほとんどない.表紙が角張っていたり,ちょっと大きすぎたり(その点で,「ロディア」のメモ帳はろくでもない.あれってなにがいいの?) 安価なのでためらいなく使える.表紙にポケットがあるので,ここに ICOCA などのカードを入れておく.あと,「無地」なのが重要:わしは文字だけじゃのうて図もメモするんじゃい.
- ブロックメモ
- べつにどこの会社のでもいい.いま使ってるのは無印良品で安くなっていたやつ.机の上など,とにかく作業しているスペースにはブロックメモを置いて,しょうもない覚え書きでも計算でもただの試し書きすぐにできるようにする.惜しみなく使えることが重要.
- ゼブラ「伸びるボールペン」(型番:SL-F1mini): [LINK]
- そのまんま.使わないときは縮めてコンパクト,使う時には「シャコッ」と伸ばせる(83mm→107mm).胸ポケットでも,なんならジーンズのポケットにでも,スッと入れておける.リングメモとあわせていつでも持ち歩く.べつに高いものじゃない(315円).
これはべんりだ:ガジェット編- ScanSnap S1500 [LINK]
- 富士通の定番ドキュメント・スキャナ.もうすっかりおなじみになった.
- よく裁断機とペアで紹介されているけれど,ぼくはいまだに裁断機をもっていない.ずっとカッターを使って,かれこれ3000冊以上を裁断してる.ただ,指を切ったことは2回ある(ダメじゃん).
- [2016-04-01] そろそろ新機種に更新したい気持ちはあるのだが…
- nasne [LINK]
- これまた,おソニーさまの製品.「ネットワーク・レコーダー & メディアストレージ」と名乗ってる.とてもべんり.
- とりあえず,TVが視聴・録画できる.でも,こいつからモニターに出力するわけじゃない.もちろん,TV(地上デジタル・BS・CS)のチューナは内蔵している.そして,放送中の番組や録画した番組を自宅のネットワークを経由して楽しむ仕組み.無線LANが必須なので,そのあたりになじみがない人にはちょっとだけハードルが高い製品.
- ただし,これにはアプリ(無料)が必要になる.また,ソニー製品でしか利用できないわけじゃないけれど,PSやVAIOでないと快適に活用できない.
- また,NASの機能もある.内蔵・外付けのハードディスクにある動画や音楽などのファイルを自宅ネットワーク内で共有できる.これには特別なアプリは必要ない.
▼ むかしの項目: - Bluetoothオーディオレシーバ
- ちょうべんり.まえに「はてなダイアリ」でかるく紹介エントリを書いたことがある:[LINK].このとき取り上げたソニーの DRC-BT30 は2013年1月29日現在でも使ってる――けど,もちろん生産完了.もしも,いま新しく買うとしたら,オーディオテクニカのアンプ内蔵レシーバかな(型番: AT-PHA05BT):[Amazon].ただ,ちょっと高い.
- Bluetooth はバージョンとプロファイルに注意:バッファローのこのページがわかりやすく解説してる.(バージョンが合っていても,なぜか接続できないケースさえある.)
- ワイヤレスヘッドホン MDR-ZX750BN
- Bluetooth 接続の無線ヘッドホン.ちょうべんり.2015年1月現在は,もっぱらこれを通勤用に使ってる(電車通勤に往復5時間かかるのだ).ブログにくわしく書いた:[1] [2]
- KOSS PortaPro
- 開放型のヘッドホン [LINK] .そこそこお安いわりに音がいい.折りたたみできて携帯性もいい.なにより,装着して楽ちんだし,手軽に取り回せる.長時間つけていても耳が痛くなったりしないのもありがたい.他のヘッドホンがあっても,こっちを使うことが多い.開放型なので音は盛大に漏れる.電車では使えない.いまの相場は3000円くらい.円安が進めばちがってくるかも.[Amazon]
- 上記のBTレシーバとペアで使ってる.
- その後,断線をおこしてしまった.南無.
- VAIO P
- おソニーさまの小型ノートPC [LINK].むりやりポケットにねじこむCM [YouTube] を打っていたヤツの後継機(型番 VPCP11AKJ).2010年の製品で,もちろん生産完了してる.
- 名機だったと思う.ただし,かなーりニッチな用途・ニーズにとっての話.
- 非力な ATOM CPU (Z550, 2.00 GHz) のため,つねに動作はもたつく.起動もおそい.それでもいまだに愛用しているのは,この小型サイズで携帯しやすくかなりできのいいキーボードが使えるため.
- 同時期に富士通から LOOX U というやっぱり小型で ATOM な機種がでていたけれど,あっちは幅をせまくとっているため,店頭で触ってみてもいまひとつ打鍵しにくかった(あれはあれで小型PC好きな心をくすぐる).がんがんタイプする必要のない場合には,タブレットでいいじゃん,ということになる.後続機種がでていないところから察するに,やっぱりあんまり売れなかったんだろうな.
- 基本的な用途は,テキストエディタや Evernote での文章書き.
- 「それだったらポメラでもいいじゃん」となりかねないけれど,Windows なので辞書やPDFの資料,ネットを参照しながら文章が書ける.ここが重要.いかに非力な ATOM といっても,さすがにこれくらいはふつうにこなしてくれる(ただ,PDFを開いたりページを読み進めるのにはもたつく).
- キーボードは,このサイズにしてはほんとによくできてる.キートップは小さいので,はじめは慣れる必要があるし,押し下げもほとんどなくて「カタカタ」ではなく「パチパチ」という打鍵になる.でも,打鍵は確実で,押したはずなのに認識されないこともないし,剛性がしっかりしているのでタイプしてるときにキーボードの面がしなる軟弱な感触もまったくない.
- 起動は遅いんだけど,スリープを活用してやると,作業中断して移動したあとまた別の場所で作業再開するときにも,そんなに待たされない.そのあたりはいまのタブレットと似たような感覚.
- 小型なので,喫茶店の小さいテーブルでも十分にスペースを確保できる.13インチあたりになると,スペースがとれなかったり,物々しさがかもしだされてしまったりする.
- 場合によっては,プロジェクタにつないでこれでパワーポイントのスライドを映すこともある(別売のアダプタを利用).
- 実は動画再生支援が効くので,こんなんでもフルHDの動画を再生できる.最初にいくらか作業が必要.下記の記事をあれこれ参照:
- xperia mini pro [LINK] (since September 2, 2011)
- ソニーエリクソン(現ソニーモバイル)のスマートフォン.3インチ液晶の小さなボディに物理キーボードがついている.もう2周りくらい古い性能なんだけど,いまだに毎日使っている.
- べつにフリック入力でいいじゃん,という話もあるけれど.このサイズだと物理キーボードに大きな意味がある:小さな画面をソフトウェアキーボードにふさがれなくてすむ.
- その後,ディスプレイが故障してしまった.南無.2年間がんばってくれた名機だった.市場では,QWERTY配列の物理キーボードがついた端末はもう壊滅状態.
- Eye-fi [LINK]
- SDカードに wifi 無線機能がついたもの.デジカメで撮った写真が,自動的にワイヤレスでPCに転送される.
- とてもべんりなんだけど,過渡的なものじゃないかと思う.ぼくが使ってるデジカメは低価格帯で,しかも中古品 (DSC-W350).とうぜん,wifi なんかついてないので,Eye-fi がありがたいわけだけど,いまのデジカメはふつうに wifi が利用できるものが多いみたいだし,これを使う利点はなさそう.
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