東北中国学会は、一九五二年(昭和二七)に、第一回大会が仙台で開かれました。爾来半世紀以上、毎年開催されています。
歴史、思想、宗教、文学、語学など、中国学の広い分野に渡る学会です。会場は東北六県の各大学を巡り、北海道の大学が担当することもあります。
いつの頃からか、大会は五月の最終土曜日と日曜日の二日間に定着しました。一日目の土曜日は開催校のキャンパスで研究発表会や講演会を行い、そののち近くの温泉に場所を移して懇親会を催し、日曜日はその温泉旅館で研究発表会を開きます。土曜夜の宿泊希望者が百人内外にのぼるため、必然的にその地域で最も大きな旅館が予約され、懇親会の大広間には、温泉に入り浴衣に着替えた会員諸氏が集まります。「温泉学会」と別称されるゆえんです。懇親会後は、再び温泉でくつろぐかた、夜通し部屋部屋で議論するかた、囲碁や美酒や清談を楽しむかたなどさまざまですが、翌朝9時には、研究発表会に参集します。
東北の青葉若葉のもっとも美しい季節に、中国学の研究成果を発表したい、研究発表を聞きたい、同時に温泉をも楽しみたいというかたは、ぜひ一度御参加下さい。
2016年1月1日