平素より東アジア村上春樹研究会の活動にご関心をお寄せくださいまして、誠にありがとうございます。
さて、下記の要領で8月9日(土)に、村上春樹文学研究者をお招きし、2025年度国際シンポジウムを開催いたします。当日の事務局は『海辺のカフカ』の舞台である香川県高松市に設置します。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
東アジア村上春樹研究会 会長 権慧
2025年7月19日
開催日時:8月9日(土) 10:00〜16:10
開催形式: ハイブリッド
使用言語:日本語
会 場:サンポートホール高松 52会議室 (香川県高松市サンポート2−1)
10:00 開会の挨拶 藤井 省三(名古屋外国語大学教授、東京大学名誉教授)
10:10〜11:10 『海辺のカフカ』における雷
周 鈺(国際基督教大学 研究員)
11:10〜12:10 『海辺のカフカ』におけるサダの役割について
楊 炳菁(北京外国語大学 准教授)
12:10〜13:10 昼休み
13:10〜14:10 『海辺のカフカ』における<ルーツ>のモチーフ
高橋 龍夫 (上海外国語大学 教授)
14:10〜15:10 村上春樹作品における第二次世界大戦の政治的メタファー──ジョニー・ウォーカー、カーネル・サンダーズ、騎士団長
小島 基洋 (京都大学 教授)
15:10〜16:10 村上春樹の四国学
小山 鉄郎(文芸ジャーナリスト)
16:10 閉会
*各発表60分(発表45分、コメント15分)
*各報告コメンテーター 藤井 省三
*座長:権 慧
参加希望の方は8月7日(木)までに下記リンクよりお申し込みください。
https://forms.gle/99W6LJrgqvG1CpGX7
オンライン参加の方には8月8日(金)までに参加リンクをお送りします。
*本シンポジウムは、一般財団法人東方学会の「若手研究者の研究会支援助成」をいただいております。
平素より東アジア村上春樹研究会の活動にご関心をお寄せくださいまして、誠にありがとうございます。
さて、下記の要領で8月8日(木)に、村上春樹文学研究者をお招きし、オンライン国際シンポジウムを開催します。
当日の事務局は村上春樹さんの母校である兵庫県立神戸高等学校・同窓会館に設置し、六名の講演者は現地にて登壇する予定です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
東アジア村上春樹研究会 会長 権慧
2024年7月19日
開催日時:8月8日(木) 10:20〜15:30
開催形式: ZOOM オンライン*要事前登録(*対面参加ご希望の方はご相談ください。)
使用言語:日本語
会場:兵庫県立神戸高等学校・同窓会館
10:20 開会の挨拶 藤井 省三(名古屋外国語大学図書館長、東京大学名誉教授)
10:30〜11:10 『風の歌を聴け』における‘最初の女の子’
権 慧 (早稲田大学 助教)
11:10〜11:50 恋人の死――『風の歌を聴け』における三番目に寝た女の子
楊 炳菁(朝日大学 准教授)
11:50〜12:10 総合討論
12:10〜13:10 休憩
13:10〜13:40 『風の歌を聴け』における音声表象
鄒 波 (復旦大学 准教授)
13:40〜14:10 当日公開
14:10〜14:40 阪神間の川と海、涙とサブマリン
小山 鉄郎(共同通信社 編集委員・論説委員)
14:40〜15:10 総合討論
コメンテーター 藤井 省三(名古屋外国語大学図書館長、東京大学名誉教授)
*各発表者30分(発表20分、コメント10分)
15:10 閉会の挨拶 権 慧
参加希望の方は下記フォームよりお申し込みください。8月7日(水)までに参加リンクをお送りします。
https://forms.gle/ioGgcm1bi7GemoBA6
*本シンポジウムは、一般財団法人東方学会の「若手研究者の研究会支援助成」をいただいております。
この話は1970年8月8日に始まり、18日後、つまり同じ年の8月26日に終る。(『風の歌を聴け』)
8月8日(木)に兵庫県立神戸高等学校同窓会館にて、『風の歌を聴け』を主題とする国際シンポジウムを開催する運びとなりました。プログラムが決まり次第、ご案内申し上げます。
東アジア村上春樹研究会会長 権慧
2024年7月8日
平素より東アジア村上春樹研究会の活動にご関心をお寄せくださいまして、誠にありがとうございます。
下記の要領で11月23日(木・祝)に、村上春樹文学研究者をお招きし、オンライン国際シンポジウムを開催いたします。当日の事務局は『羊をめぐる冒険』の舞台とも称されております北海道美深町に設置し、五名の講演者は現地のホテル青い星通信社にて登壇いたします。
ぜひともご参加のほど、よろしくお願いいたします。
東アジア村上春樹研究会 会長 権慧
2023年11月11日
――――
日時:2023年11月23日(木・祝)13:20〜17:00
形式:オンライン配信(Zoomウェビナー)
使用言語:日本語
会場:青い星通信社(北海道中川郡美深町紋穂内108番地)
講演者①:星野智之(TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社 代表)
講演テーマ:『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールドラッシュの点と線
講演者②:権慧(早稲田大学 助教)
講演テーマ:中国語圏と韓国における『羊をめぐる冒険』の翻訳と受容
講演者③:楊炳菁(北京外国語大学、朝日大学 准教授)
講演テーマ:「クローズド・サーキット」をめぐる冒険ーー『羊をめぐる冒険』におけるもう一つの物語
講演者④:小山鉄郎 (共同通信社編集委員・論説委員)
講演テーマ:「十二滝町」と『街とその不確かな壁』
講演者⑤:藤井省三(名古屋外国語大学図書館長、東京大学名誉教授)
講演テーマ:消える女と“満洲国”の記憶――『羊をめぐる冒険』における耳と蝶
参加希望の方は下記フォームよりお申し込みください。11月22日(水)までに参加リンクをお送りします。
https://forms.gle/fyRJvS1ZvjJan2RP6
【講演者紹介】
星野智之(ほしの・ともゆき):1963年生まれ、神奈川県小田原市出身。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2009〜10年、月刊誌「東京カレンダー」編集長。2009年~14年、JR東日本会員誌「大人の休日倶楽部[ミドル]」クリエイティブ・ディレクター。2019年、北海道美深町にホテル「青い星通信社」をオープン。主な著作に短編集『月光川の魚研究会』(ぴあ/2011年)、ノンフィクション『空間演出家 池貝知子の仕事と意見』(アクセス・パブリッシング/2012年)、論文「『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールドラッシュの点と線」(彩流社『我々の星のハルキ・ムラカミ文学』所収/2022年)など。
権慧(けん・え):中国出身。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、文学博士。早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)助教。東アジア村上春樹研究会会長。主な研究方向は東アジアにおける村上春樹文学の翻訳と受容。NHKラジオ「英語で読む村上春樹」(2013年)、Tokyo FM「村上RADIO プレスペシャル」(2021年)などに出演。共著に『越境する中国文学――新たな冒険を求めて』(東方書店)、その他村上春樹文学に関する研究論文を多数発表。
楊炳菁(よう・へいせい):中国出身。1998年から村上作品を読みはじめ、 2009年「ポストモダンの視野における村上春樹」で中国・吉林大学文学院で博士号取得、現在北京外国語大学日本語学院(北京日本学研究センター)副教授、2023年4月から2025年3月まで朝日大学経営学部(岐阜県)准教授を兼任。村上春樹文学を中心に、日本近現代文学研究を専門とする。著書に『ポストモダンの視野における村上春樹』(中央編訳出版社、2009年、中国語)、その他村上春樹文学に関する研究論文を多数発表。
小山鉄郎(こやま・てつろう):1949年生まれ、群馬県出身。共同通信社編集委員・論説委員。73年同社に入社し、社会部を経て84年に文化部へ。村上春樹氏は次代の日本文学を担う作家だと注目し、85年から取材を続ける。村上氏へのインタビューは計10回にも及ぶ。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムを広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞。主な著書に『空想読解 なるほど、村上春樹』(共同通信社)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『村上春樹クロニクルBOOK1』、『村上春樹クロニクルBOOK2』(春陽堂書店)など。
藤井省三(ふじい・しょうぞう):1952年生まれ、東京都出身。現代中国文学研究者。名古屋外国語大学教授・図書館長、東京大学名誉教授。76年3月に東京大学文学部を卒業。東大大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程を修了後、中国政府国費留学生として復旦大学への留学を経て、82年3月に東大大学院博士課程を単位取得満期退学。91年9月、東大より博士(文学)の学位授与。専門は現代中国語圏の文学と映画。主な著書に『魯迅と日本文学――漱石・鴎外から清張・春樹まで』(東京大学出版会)、『魯迅と世界文学』(東方書店)、『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)など。
*本シンポジウムは、一般財団法人東方学会の「若手研究者の研究会支援事業」の助成をいただいております。
新涼の秋が気持ち良い季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
本年10月の定例研究会は日程調整を経て、11月23日(木)午後に『羊をめぐる冒険』の舞台の一つとも言われている北海道・美深町にて、オンライン開催する運びとなりました。プログラムが決まり次第、ご案内申し上げます。
来月は早稲田大学村上春樹ライブラリーに、下記のイベントがございます。
1. 10月8日(日)、公開セミナー「村上春樹と時代の精神:トーク・オブ・ザ・タウンから」(対面、要事前申込み)
https://www.waseda.jp/culture/wihl/other/5223
2. 10月20日(金)、公開セミナー「村上春樹文学に出会う:時代の中の作家像――読者として、記者として」(対面)
https://www.waseda.jp/culture/wihl/other/5077
3. 10月28日(土)、国際シンポジウム「世界とつながる日本文学〜after murakami〜」(対面、要事前申込み)
https://www.waseda.jp/culture/wihl/other/5205
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
東アジア村上春樹研究会 会長
権 慧
2023年9月27日
みなさま
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より東アジア村上春樹研究会の活動にご関心をお寄せくださいまして、誠にありがとうございます。
さて、本年10月の定例研究会ではマレーシア在住の日本文学翻訳家・エッセイストの葉蕙氏、コロラド大学名誉教授・日本文学研究者のフェイ・クリーマン氏にオンライン講演をお願いしまして、特別講演会を開催いたします。また、コメンテーターとして、藤井省三氏(名古屋外国語大学 教授・東京大学 名誉教授)とエリック・シリックス氏(早稲田大学国際文学館 助教)に対面でご参加いただきます。
新型コロナウィルス感染症対策のためハイブリッド形式(少人数対面+オンライン)による開催となります。これはみなさまの健康と安全を守りつつ、活気溢れる村上文学に関する国際学術交流を期しての処置でございます。何卒ご理解の上、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
―――
日 時:2022年10月6日(木)18時〜20時
形 式:対面及びオンライン同時配信(Zoomウェビナー)
講演者:フェイ・クリーマン(Faye Yuan Kleeman a.k.a. 阮斐娜)、日本文学研究者
講演テーマ:ノンフィクションは文学ですか ―― 村上春樹における虚構と真実
コメンテーター:エリック・シリックス(Eric Siercks)、早稲田大学国際文学館 助教
講演者:葉蕙(Ye Hui, よう・けい)、日本文学翻訳家
講演テーマ:村上春樹と旅に出る
コメンテーター:藤井省三(ふじい・しょうぞう)名古屋外国語大学 教授・東京大学 名誉教授
使用言語:日本語
参加費:500円(対面参加者のみ)
会 場:早稲田大学大隈記念タワー1102号室
主 催:東アジア村上春樹研究会
参加希望の方はご芳名、ご所属、対面またはオンラインどちらの参加を希望されるのかを明記の上、10月4日(火)までに下記メールアドレスにご一報ください。
chubunmkhk@gmail.com(東アジア村上春樹研究会 事務局)
*新型コロナウィルス感染症の感染状況に鑑み、対面での参加者は先着10人に制限させていただきます。
*オンラインでのご参加の方には当日までに、参加用URLをお送りします。
【講演者紹介】
葉蕙 、マレーシア出身の翻訳家。約300点の訳書が香港の出版社から出版されている。1990年代初め頃、香港の出版社からの依頼により村上春樹の『ノルウェイの森』、『羊をめぐる冒険』、『ダンス・ダンス・ダンス』の三冊を翻訳。現在翻訳の仕事に携わる傍ら、マレーシア・ラーマン大学の非常勤講師として勤めている。著書に『ピーターキャットを連れて散歩に行く――村上春樹の文学地図』(2020年)がある。
フェイ・クリーマン、お茶の水女子大学日本文学修士、カリフォルニア大学バークレー校東アジア文化・文学博士。現在コロラド大学アジア文明言語学科名誉教授。研究領域は近・現代日本文学と映画、東アジア比較文学、植民地主義、日本語文学、ビジュアルカルチャーなど。著書にはUnder an Imperial Sun: Japanese Colonial Literature of Taiwan and the South、『大日本帝国のクレオール』、Transit : Formation of an East Asian Cultural Sphereなどがある。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
東アジア村上春樹研究会 会長
権 慧
2022年9月22日
*本特別講演会は、一般財団法人東方学会の「若手研究者の研究会支援事業」の助成をいただいております。
ーーーーーーー
皆様
向夏の候、木々の緑の深みも増し、夏めいてまいりました、いかがお過ごしでしょうか。
日頃より、本会の活動へご協力いただき、厚くお礼申し上げます。
大変長らくお待たせいたしました、この度は延期となった東アジア村上春樹研究会特別対談「村上春樹と鼠と猫と魯迅」を来る7月23日(土)に開催いたします。
早稲田大学出版部による本会名誉会員小山鉄郎氏『村上春樹の動物誌』、本会顧問藤井省三氏『村上春樹と中国そして魯迅』の出版を記念する対談でございます。
なお、本特別対談は、早稲田大学出版部との共催によるもので、早稲田大学国際文学館(通称:村上春樹ライブラリー)のご協力をいただいております。
対 談:小山鉄郎×藤井省三
日 時:2022年7月23日(土曜日)13:30〜15:30
言 語:日本語
形 式:対面*及びオンライン同時配信(Zoomウェビナー)
会 場:早稲田大学国際文学館4階セミナールーム
主 催:東アジア村上春樹研究会
共 催:早稲田大学出版部
協 力:早稲田大学国際文学館
参加希望の方はご芳名、ご所属、対面またはオンラインどちらの参加を希望されるのかを明記の上、7月20日(水)までに下記メールアドレスにご一報ください。オンラインでのご参加を希望される方には対談当日までに、参加用URLをお送りします。
東アジア村上春樹研究会 事務局:chubunmkhk@gmail.com
*新型コロナウィルス感染症の感染状況に鑑み、対面での参加者は先着15人に制限させていただきます。
*対面での参加の皆様には、開催当日13時(時間厳守)にマスクご着用のうえ、早稲田大学国際文学館1階正面玄関にて手指消毒、検温などにご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。その後ご希望される方には13時20分まで国際文学館内をご案内いたします。なお、体温が37.5度を超える方には、入館をお断りする場合がございますので、ご了承ください。
*今後新型コロナ感染拡大などの状況によっては、全面オンラインに変更する可能性もございます。
【登壇者紹介】
小山鉄郎(こやま・てつろう):1949年生まれ、群馬県出身。共同通信社編集委員・論説委員。73年同社に入社し、社会部を経て84年に文化部へ。村上春樹氏は次代の日本文学を担う作家だと注目し、85年から取材を続ける。村上氏へのインタビューは計10回にも及ぶ。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムを広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞。主な著書に『空想読解 なるほど、村上春樹』(共同通信社)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『村上春樹クロニクルBOOK1』、『村上春樹クロニクルBOOK2』(春陽堂書店)などがある。
藤井省三(ふじい・しょうぞう):1952年生まれ、東京都出身。現代中国文学研究者。名古屋外国語大学教授・図書館長、東京大学名誉教授。76年3月に東京大学文学部を卒業。東大大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程を修了後、中国政府国費留学生として復旦大学への留学を経て、82年3月に東大大学院博士課程を単位取得満期退学。91年9月、東大より博士(文学)の学位授与。専門は現代中国語圏の文学と映画。主な著書に『魯迅と日本文学――漱石・鴎外から清張・春樹まで』(東京大学出版会)、『魯迅と世界文学』(東方書店)、『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)などがある。
それでは皆様のお申し込みを心よりお待ちしております。
何卒よろしくお願い申し上げます。
東アジア村上春樹研究会 会長
権 慧
2022年6月24日
皆様
この度は、東アジア村上春樹研究会 新年特別対談「村上春樹と鼠と猫と魯迅」にお申し込み下さいまして、誠に有り難く存じます。
現在、新型コロナウイルスの感染者が急増しており、「まん延防止等重点措置」が国内各地域に適用されることをうけまして、1月22日(土)開催予定の小山鉄郎先生×藤井省三先生による特別対談を、4月以降に延期することといたしました。
対面またはオンライン参加をお申し込みいただいた皆様には、ご迷惑をおかけすることになりまして、大変申し訳ございません。新しい対談日程が決まり次第、ご案内申し上げる所存です。
何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
皆様のご健康と、このような状況が一日でも早く終息へ向かいますことをお祈り申し上げます。
東アジア村上春樹研究会 会長
権 慧
2022年1月19日
皆様
謹賀新年。
平素より、本会の活動へご協力いただき、厚くお礼申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。
この度、早稲田大学出版部による本会名誉会員小山鉄郎氏の『村上春樹の動物誌』、本会顧問藤井省三氏の『村上春樹と中国そして魯迅』の出版を記念し、来る1月22日(土)に「村上春樹と猫と鼠と魯迅」をテーマに両氏による特別対談を開催いたします。
なお、新型コロナウィルス感染症対策のためハイブリット形式(少人数対面+オンライン)による開催となります。これは皆様の健康と安全を守りつつ、活気溢れる村上文学に関する学術交流を期しての対応でございます。何卒ご理解の上、ご協力くださいますようお願い申し上げます。
本特別対談は、早稲田大学出版部との共催によるもので、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)の協力をいただいております。
対 談:小山鉄郎×藤井省三
日 時:2022年1月22日(土曜日)13:30〜15:30
言 語:日本語
形 式:対面*及びオンライン同時配信(Zoomウェビナー)
会 場:早稲田大学国際文学館4階セミナールーム
主 催:東アジア村上春樹研究会
共 催:早稲田大学出版部
協 力:早稲田大学国際文学館
参加希望の方はご芳名、ご所属、対面またはオンラインどちらの参加を希望されるのかを明記の上、1月20日(木)までに下記メールアドレスにご一報ください。オンラインでのご参加を希望される方には対談当日までに、参加用URLをお送りします。
東アジア村上春樹研究会 事務局:chubunmkhk@gmail.com
*新型コロナウィルス感染症の感染状況に鑑み、対面での参加者は先着10人に制限させていただきます。
*対面での参加の皆様には、開催当日13時(時間厳守)にマスクご着用のうえ、早稲田大学国際文学館1階正面玄関にて手指消毒、検温などにご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。その後ご希望される方には13時20分まで国際文学館内をご案内いたします。なお、体温が37.5度を超える方には、入館をお断りする場合がございますので、ご了承ください。
*今後のオミクロン株感染拡大などの状況によっては、全面オンラインに変更する可能性もございます。
小山鉄郎(こやま・てつろう):1949年生まれ、群馬県出身。共同通信社編集委員・論説委員。73年同社に入社し、社会部を経て84年に文化部へ。村上春樹氏は次代の日本文学を担う作家だと注目し、85年から取材を続ける。村上氏へのインタビューは計10回にも及ぶ。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムを広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞。主な著書に『空想読解 なるほど、村上春樹』(共同通信社)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『村上春樹クロニクルBOOK1』(春陽堂書店)などがある。
藤井省三(ふじい・しょうぞう):1952年生まれ、東京都出身。現代中国文学研究者。名古屋外国語大学教授・図書館長、東京大学名誉教授。76年3月に東京大学文学部を卒業。東大大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程を修了後、中国政府国費留学生として復旦大学への留学を経て、82年3月に東大大学院博士課程を単位取得満期退学。91年9月、東大より博士(文学)の学位授与。専門は現代中国語圏の文学と映画。主な著書に『村上春樹のなかの中国』(朝日新聞社)、『魯迅と世界文学』(東方書店)、『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)などがある。
それでは1月22日(土)に皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。
東アジア村上春樹研究会 会長
権 慧(けん・え)
2022年1月9日
「WASEDA ONLINE 読売新聞」に本会会長権慧の記事「村上春樹ワールドに魅惑され」が掲載されました。
下記のリンクよりご覧になれます。
https://yab.yomiuri.co.jp/adv/wol/opinion/culture/20211213.php
2021年12月15日
『おとなの週末』に本会堀晃和会員の記事「村上春樹さんの世界観を体験できる「村上春樹ライブラリー」はこんな場所 蔵書の展示、オーディオルーム、カフェ、そして書斎... ...「新しい文化の発信基地に」」が公開されました。
下記のリンクよりご覧になれます。
上編:https://otonano-shumatsu.com/articles/7512
下編:https://otonano-shumatsu.com/articles/7513
2021年10 月
皆様、グローバル・コロナ禍をいかがお過ごしのことでしょうか。ご健勝をお祈りいたしております。
さて東アジア村上春樹研究会は、本年で本会前身の東大中文村上春樹研究会以来通算しまして、設立10周年を迎えます。そこで本会世話人会では、10周年記念としまして、来たる10月第一木曜日の定例研究会では、下記の特別講演会開催を決定いたしました。
講師の頼明珠さま、施小煒さまは共に中国語圏を代表する村上春樹文学の翻訳家・研究者でございます。
なお、昨年に続き、新型コロナウィルス感染症対策のためオンラインによる開催となります。これは皆様の健康と安全を守りつつ、活気溢れる村上文学に関する国際学術的交流を期しての処置でございます。
皆様には多大なご面倒をおかけすることになりますが、何卒ご理解の上、ご協力下さいますようお願い申し上げます。
また、本特別講演会は、一般財団法人東方学会の「若手研究者の研究会事業支援」の助成をいただいております。
主催:東アジア村上春樹研究会
形式:オンライン(Zoom)
日時:2021年10月7日(木)18時~20時
使用言語:日本語
講演者:頼明珠(Lai Ming Chu, らい・めいしゅ) 翻訳家・エッセイスト
講演テーマ:村上春樹と翻訳
コメンテーター:張瑤(Zhang Yao, ちょう・よう)北京語言大学東京校講師
講演者:施小煒(Shi Xiaowei, し・しょうい) 日本文学研究者・翻訳家
講演テーマ:‘私文学’としての村上春樹――『ふしぎな図書館』を例に
コメンテーター:藤井省三 (ふじい・しょうぞう) 名古屋外国語大学教授・東京大学名誉教授
講演会当日事務局所在地:早稲田大学大隈記念タワー1102号室
*参加希望の方はご芳名、ご所属を明記の上、下記メールアドレスにご一報ください。
chubunmkhk@gmail.com(東アジア村上春樹研究会 事務局)
*10月5日までにご連絡ください。お申し込みの方には、講演会当日に、参加用URLをお送りします。(視聴にはPCもしくはスマートフォンが必要です。あらかじめ端末にZoomアプリをインストールしてください。)
【講演者紹介】
頼 明珠(らい・めいしゅ):台湾・苗栗生まれ。1969年に台湾国立中興大学農経学科を卒業、同大学研究助手を務めた後、1975年に日本・千葉大学園芸学部に留学。78年帰国後はコピーライターとして広告会社勤務。1985年村上文学翻訳に着手して以来、合計40部以上の村上作品を翻訳。谷崎潤一郎・大江健三郎作品等も多数翻訳。
施 小煒(し・しょうい):中国・安徽省生まれ。1982年2月復旦大学外国文学部日本文学科卒業、復旦大学助手・専任講師を務めたのち、1989年10月に日本文部省(当時)奨学金留学生として来日、早稲田大学大学院文学研究科に留学。1995年3月博士後期課程単位取得、中退。日本大学文理学部講師を経て、2007年3月中国帰国。その後上海杉達学院大学教授を勤め、2020年9月にリタイア。公開・出版の中国語・日本語著書は24部、日本文学作品中国語訳は43部、うち、村上作品翻訳は13部。
それでは10月7日(木)18時に皆様とオンライン講演会にてお目にかかり、共に20:00ノーベル文学賞発表をお迎えできることを楽しみにしております。
東アジア村上春樹研究会 会長
権 慧 (Quan Hui,けん・え)
2021年9月
東大中文村上春樹研究会では同会世話人一同の東大中文からの卒業・退休等の事情に鑑み、同会会則に従い2020年9月、世話人会で協議しまして、満場一致で東大中文村上春樹研究会を発展的解消し、新たに東アジア村上春樹研究会を結成するに至りました。
今後も村上春樹の作品に関わる研究発表、討論などを通じ、会員の皆さまに相互交流の場を提供し、村上春樹文学および東アジアにおける“村上春樹現象”への理解を深めていきます。
2020 年9月
東アジア村上春樹研究会発足を記念しまして、本年10月第二木曜日の定例研究会には、下記の特別講演会を開催いたします。
今回は新型コロナウィルス感染症対策のためオンラインによる開催となります。弊会として初めての試みであり、皆様には多大なご面倒をおかけすることになりますが、会員の皆様の健康と安全を守りつつ、村上文学に関する学術的交流を期すための選択でございます。
何卒御理解の上、御協力いただけますようお願いいたします。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
主催:東アジア村上春樹研究会
形式:オンライン(Zoom)
日時:2020年10月8日(木) 18時30分より
使用言語:日本語
講演者①:楊炳菁(よう・へいせい) 中国 北京外国語大学 准教授。
講演題目:「レーダーホーゼン」における「絶対的な真実のようなもの」
講演者②:謝恵貞(しゃ・けいてい) 台湾 文藻外語大学 准教授
講演題目:台湾文芸誌『聯合文学』における村上春樹紹介―2020年10月号と『騎士団長殺し』の書評を中心に
*参加希望の方はご芳名、ご所属を明記の上、下記メールアドレスにご一報ください。
chubunmkhk@gmail.com(東アジア村上春樹研究会 事務局)
*10月7日までにご連絡ください。お申し込みの方には、講演会当日に、参加用URLをお送りします。(視聴にはPCもしくはスマートフォンが必要です。あらかじめ端末にZoomアプリをインストールしてください。)
講演者紹介:
楊炳菁(よう・へいせい):2009年中国・吉林大学文学院で博士号取得、現在北京外国語大学日本語学部准教授を務める。村上春樹文学を中心に、日本近現代文学研究を専門としている。著書に『ポストモダンの視野における村上春樹』(中央編訳出版社、2009年)があり、村上春樹文学に関する研究論文を多数発表。
謝恵貞(しゃ・けいてい):村上Radioネーム、麦頭元年。2012年東京大学で文学博士号取得、現在台湾文藻外語大学で准教授を務める。筆名、蔡雨杉として執筆活動を行なっており、村上文学検定士協会『大人の村上検定』(台北:聯経、2018年)、「村上春樹新作『騎士団長殺し』:一場召喚理性、復生、隠喩的総動員」(『聯合文学』、2017年4月号)、「『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』論――巡礼の意味をめぐって」(『越境する中国文学』、東方書店、2018年)など多数発表。
2020年9月
本会藤井省三会員(東京大学文学部・教授)の日経中文網連載コラムに村上春樹新作に関する文章「村上春樹の中の南京事件ー『騎士団長殺し』における中国」(2017年3月20日)が掲載されました。詳しい内容は下記のリンクからご覧になれます。
https://cn.nikkei.com/columnviewpoint/column/24257-2017-03-20-04-59-39.html?start=1
2017年3月26日
十月研究会例会の日程についてご通知申しあげます。
ノーベル文学賞発表日が未だ決定されていないため、研究会例会を10月13日(木)18:30に変更させていただきます。
ご出席の方はお手数ですが、10月13日(木)00:00までに、東大中文村上春樹研究会事務局までメールにてお知らせください。
ご多忙中に恐縮ですが、どうぞよろしくお願い申しあげます。
2016年10月5日
読書の秋、いかがお過しのことでしょうか。東大中文村上春樹研究会10月例会は10月6日(木)に開催予定でしたが、ノーベル文学賞発表が13日(木)となる可能性が高くなってきました。文学賞発表の日程は10月4日(火)には決定するとのことです。
本研究会では毎年10月のノーベル文学賞発表の日に例会を開催することを原則としておりますので、今年のノーベル文学賞発表が13日(木)となる場合には、研究会例会も同日18:30より開催に変更いたします。研究会例会の6日開催あるいは13日開催かの最終決定は、10月5日(水)にご通知申しあげます。
ご多忙中誠に恐縮ですが、よろしくご賢察下さいませ。
2016年10月1日
主 催:東大中文村上春樹研究会
司 会:張 瑶 (本会副会長兼事務局長、東京大学博士課程)
報告者①:徐 子怡(本会顧問、東京理科大学講師):中国村上チルドレン作家の成長ーー李修文の村上受容を中心に
報告者②:権 慧(本会会長、東京大学博士課程):韓国における村上文学の出版及び受容についてーー「ドライブ・ マイ・カー」を中心に
日 時:2016年10月6日(木)、18:30〜19:40 (18:00開場)
場 所: 東京大学(本郷キャンパス)赤門総合研究棟701 中国語中国文学研究室
http://www.utokyo.ac.jp/ campusmap/map01_02_j.html
募集定員:25名(事前の申し込みが必要です。先着順、会員優先。)
参加費:300円
懇親会参加費:4000円(本会会員のみ、20時30分〜22時を予定しております。)
※ 研究会終了後の20時より、会場の皆様と一緒にノーベル文学賞の発表を迎える小さなイベントがございます。
※ ご出席の方は9月30日24:00までに、東大中文村上春樹研究会事務局(chubunmkhk @gmail.com)までメールにてお知らせください。
2016年9月12日
本年もノーベル文学賞発表の時期に、改めて村上文学の魅力について様々な方面から討論する機会を設けたいと思います。つきましては、下記の要領で発表者を募集いたしますので、奮って御応募くださいますようお願い申し上げます。
記
内容:村上春樹文学関する研究報告
日時:2016年10月13日(暫定)18:30〜19:30(発表40分、質疑応答20分)。その後、恒例の文学賞発表を迎える小さなイベントを開催する予定です。
開催地:東京大学本郷キャンパス
発表希望者は氏名(所属)、発表題名、発表要旨(800字以内)を8月31日までに事務局(chubunmkhk@gmail.com)に送信してください。希望者が多数の場合、世話人会より発表者を決めます。やむを得ずお断りすることもございますので、ご了承ください。
この度、東大中文村上春樹研究会では、現在東京大学文学部外国人専任講師の孫軍悦先生をお招きして、7月13日(水)に特別講演会の開催を企画いたしました。孫軍悦先生は2007年に東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学し、明治大学非常勤講師、東京大学教養学部特任教員を経て、現在東京大学文学部専任教員を務めています。主な関心を持つ研究分野は、戦後日中間近現代文学翻訳をめぐる歴史研究、日中文芸交渉史の構築です。
皆様、この機会にどうか奮ってご参会下さいませ。
【プログラム】
主 催:東大中文村上春樹研究会
日 時:2016年07月13日(水)、18:30~20:15(18:00開場)
場 所: 東京大学(本郷キャンパス)赤門総合研究棟701中国語中国文学研究室
講演者:孫軍悦(東京大学文学部専任講師)
講演題目: 「翻訳研究の方法についてー『ノルウェイの森』の中国語訳を手掛かりに」 (講演は日本語で行われます)
募集定員:25名(事前の申し込みが必要です。先着順。会員優先。)
参加費:300円
懇親会参加費:4000円(本会会員のみ。事前の参加申し込みが必要です。)
※ お問い合わせ、配信先メールアドレス変更、研究会ご出席の方は7月10日24:00までに東大中文村上春樹研究会事務局 (chubunmkhk@gmail.com)までメールにてお知らせください。
この度、東大中文村上春樹研究会では、中国・東北師範大学日本研究所准教授で現在東大文学部外国人研究員の尚一鴎先生をお招きし、12月12日(土)に特別講演会の開催を企画いたしました。尚一鴎先生は中国において、村上春樹を研究対象として博士号を取得した新進気鋭の村上春樹研究者です。
皆様、この機会にどうか奮ってご参会下さいませ。
■講演会の詳細
主催:東大中文村上春樹研究会
日時:2015年12月12日(土)、16:00-18:00(15:30開場)
場所: 東京大学(本郷キャンパス)赤門総合研究棟701 中国語中国文学研究室
講演者:尚一鴎(中国・東北師範大学日本研究所准教授)
講演題目: 「村上春樹と莫言小説比較研究」 (講演は日本語で行われます)
コメンテーター: 権慧(東京大学大学院博士課程・本会副会長)
募集定員:25名(事前の申し込みが必要です。先着順。会員優先。)
参加費:無料
懇親会参加費:4000円(本会会員のみ。事前の参加申し込みが必要。)
※ お問い合わせ、配信先メールアドレス変更、研究会ご出席の方は12月11日午後17:00 までに東大中文村上春樹研究会事務局
(chubunmkhk@gmail.com)までメールにてお知らせください。
■講演要旨:
「赤い高粱家族」は『赤い高粱』、『高粱酒』、『犬道』、『高粱殯』と『奇死』など五つの中編小説によって構成され、1986年に出版された。個性的な考え、ワイルドな芸術表現と抗日題材に関するこれまでにない操る能力のため、その作品は、莫言のプロ作家の地位を築いただけでなく、中国における現代小説の代表となっている。
小説を出版した後、評論界に異論を起こした。「『赤い高粱』にはミスも明らかになる。まず、戦争題材についての具体的な処理は、自然主義的な傾向を明らかにする。羅漢おじさんが生きたまま、その体を切り刻んだ場面を細かく描いた方から特に表現された」。「当然、羅漢おじさんの死を受け入れないわけではない、ただその死の場面を具体的に細かい点まで描いたことに納得できない。」
『赤い高粱』に登場した六年後、村上春樹が長編小説『ねじまきのクロニクル』を完成した。作品は第一部『泥棒かささぎ編』、第二部『予言する鳥編』と第三部『鳥刺し男編』から構成され、ほぼ八十万字に達した。それは、村上小説の中で文字数の1位を取るだけでなく、彼にとってマイルストーンのような存在とも言える。
この小説はアジアで日本軍隊の残虐犯行を正面に言及する。その小説で、村上は山本という日本軍人を描き出す。そして、その人物も偵察任務の途中でモンゴルの軍人に捕まって、体を生きながら切り刻んで死んだ。莫言と村上は一面識もなくて、それは作家たちの約束のものでもない。村上は山本に関しての描写が莫言からの影響を受けるという資料が一つもない。言うべきものは、作品が出版された後、その部分の描写について日本の評論界からの異論を聞こえなかった。
アジアでの文学大家の二人はともに自分の作品創作の中で、戦争に関するものが出て、生きる人の肌を切り刻むという惨劇を描いた。それは、小説芸術の要求のため、それに小説の書き方に関してのあるほかの存在も関連すると考えられる。その中の原因と背景を読み取って、分析すると、文学創作の規律の理解にとっても作家の文化認識にとっても大いに役に立つことを信じる。
■講演者の略歴
尚一鴎(Shàng Yīōu)中国吉林省出身、日本近代文学研究者。
2006―2009年 東北師範大学外国語学院博士課程院生、文学博士号取得。
2009―2014年 東北師範大学外国語学院 准教授
2014年― 東北師範大学日本研究所 准教授
著書に『村上春樹の小説における芸術性の研究』(商务印书馆、2013)、『伪满历史文化与现代中日关系』(共著)(商务印书馆、2014)がある。
問い合わせ先:
事務局: chubunmkhk@gmail.com
https://www.facebook.com/東大中文村上春樹研究会/
■日時: 2015年10月8日(木)18:30〜
■場所: 東京大学赤門総合研究棟701(本郷キャンパス)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusm…/…/accessmap_hongo_01_j.jpg
■報告者: 藤井省三(東京大学文学部 教授)
■報告題目: 「『1Q84』の青豆雅美と魯迅の革命同志、秋瑾」
■参加費: 無料
※ 研究会終了後の20時より会場の皆様と一緒にノーベル文学賞の発表を迎える小さなイベントがあります。
※ お問い合わせ、配信先メールアドレス変更、研究会ご出席の方は
10月8日午前12:00 までに東大中文村上春樹研究会事務局(chubunmkhk@gmail.com)までメールにてお知らせください。
※ 本メールマガジンの作成は東大中文村上春樹研究会事務局が担当しております。
お問い合わせ先
事務局 chubunmkhk@gmail.com
東大中文村上春樹研究会
chubunmkhk@gmail.com
https://www.facebook.com/東大中文村上春樹研究会/
−研究発表の募集について−
■日程:2015年10月8日(木)、あるいは15日(木)
18:30〜 1時間程度
その後、恒例の文学賞の発表を迎える小さいイベントを開催する予定です。
■開催地:東京大学本郷キャンパス(予定)
■内容:
村上春樹氏の最近の動きとしては、今年7月に『村上さんのところ』、および9月に『職業としての小説家』の2冊を刊行したことです。その中で『村上さんのところ』(コンプリート版)の場合、通常書籍版では収録しきれない寄稿者への返事を完全収録し、その分量は全3716通、400字締め原稿用紙に換算すると6000枚であり、この完全収録版は村上春樹にとって、初めての電子書籍となりました。
さて、今月も残り数日となり、来月からはノーベル文学賞候補者の予想ニュースが出る頃でもございます。ということで、この時期に改めて村上文学の魅力について様々な方面からの発表の機会を設けたいと思います。よって、発表希望者を、以下の通り募集いたしたく存じます。
希望者は、
①氏名(所属)
②発表題名
③発表要旨(800字以内) 以上を明記の上、10月4日(日)までに事務局chubunmkhk@gmail.comに送信して下さい。
発表時間は40分(報告後に20分の質疑応答・討論)、発表言語は日本語、パワーポイント使用可。発表レジュメを配布する場合は発表前日までに事務局までご通知願います。事務局にて配布分の印刷を行う予定です。
それでは研究会が成立し、ノーベル文学賞発表の夕べに一同に会することができるのことを期待しております。
問い合わせ先
東大中文村上春樹研究会
https://www.facebook.com/東大中文村上春樹研究会/
「東アジアにおける村上春樹」のご案内 このたび、下記のお知らせとおり、「東アジアと村上春樹」のシンポジウムを開催いたします。ご興味やご関心のある方は是非いらっしゃってください。また、知人・友人へのご転送もしていただければ、幸いと存じます。
なお、参加費(パーティー代込み)4000円は一見お高いようですが、夕方のパーティー代込みのお値段です。村上文学の翻訳者の方々や、国内外で活躍している村上春樹の研究者たちとの交流もできます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
※ お申込みは直接学会の受付メール、あるいはFAXでお願いいたします。
東大中文村上春樹研究会事務局 2015年4月9日 ================================
◇日 時:2015年5月15日(金)10時30分~17時00分
◇場 所:日本教育会館707会議室
〒101-0003 千代田区一ツ橋2-6-2 Tel:03-3230-2831
(地図URL http://www.jec.or.jp/koutuu/index.html )
◇言 語:日本語
◇費 用:一般の方4,000円/学生の方2,000円 (※歓迎パーティ費用込み)
◇参加登録:
参加ご希望の方は、5月7日(木)までに氏名・住所・所属を明記の上、下記の住所にFAXまたはE-mailでお申し込みください。
なお、シンポジウム後の歓迎パーティは事前申し込みが必要となります。会議参加登録を済ませた方はどなたでも参加できます。
一般財団法人東方学会 101-0065 東京都千代田区西神田2-1-1
Tel:03-3262-7221 / FAX:03-3262-7227 / E-mail:iec@tohogakkai.com
=======プログラム=======
座長: 藤井省三(東京大学教授)
10:30~10:40 座長のご挨拶
10:40~11:30 発表テーマ:「失われた38分―中国における村上春樹原作『ノルウェイの森』映画版の受容をめぐって」
発表者: 徐 子怡(東京大学大学院博士課程)
コメンテーター: 島村 輝 (フェリス女学院大学 教授)
11:30~12:20 発表テーマ:戦略としての誤読―中国における村上受容を考える
発表者: 施 小煒 (上海杉達学園教授)
コメンテーター: 山口 守 (日本大学教授)/呉 冬青(上海杉達学園 准教授)
昼食
13:30~14:20 発表テーマ:「村上春樹文学の中国語訳と韓国語訳における「異化」と「帰化」―『ノルウェイの森』を中心に」
発表者: 権 慧(東京大学大学院博士課程)
コメンテーター: 桑島 道夫(静岡大学 教授)
14:20~15:10 発表テーマ:「持続する歴史認識と広い言葉の世界」
発表者: 小山 鉄郎(共同通信社編集委員)
コメンテーター: 茅野 祐城子(小説家、日本ペンクラブ女性作家委員会副委員長)
コーヒーブレーク
15:30~16:20 発表テーマ:「村上春樹は台湾でどう読まれているか」
発表者:頼 明珠(繁体字版村上春樹作品の翻訳者)
コメンテーター:張 瑶(東京大学大学院博士課程)
16:20~17:00 閉会のご挨拶
17:30~19:00 歓迎パーティ (場所:同館9階 「飛鳥」)
■日時
2014年8月8日(金)18:30~
会員総会:15:00~15:30(会員のみの参加)
研究発表:15:30~17:00(会員・非会員 参加可)
■場所
東京大学本郷キャンパス赤門研究棟内中文研究室
(赤門より入ってすぐ斜め向かい右手側の建物7階701室)
■報告者
張 瑤
(東京大学大学院博士課程・本会副会長兼事務局長)
■報告テーマ
「真実と和解の間―村上春樹『ノルウェイの森』、岩井俊二『ラブレター』、安妮宝貝『蓮花』を中心に」
■概要
現代中国文学研究者の藤井省三の指摘によれば、1998年、中国における二度目の村上ブームが巻き起こった。この長編小説『ノルウェ イの森』(1987)を中心とする村上春樹(1949~)現象と時期をほぼ同じくして、映画監督の岩井俊二(1963~)の映画 『Love Letter』(1995)は1996年8月から台湾、香港から、大陸全土までを席巻し、一躍90年代末中国における日本映画の代表作となった。岩井俊二 は1995年3月10日に自ら小説『ラヴレター』を刊行しており、同作の中国語版『情書』が2004年7月に刊行された際に、序言を 寄せたのが中国で「70後」(70年以後生まれ)作家群を代表する安妮宝貝(1974~)であった。本稿は長編小説『ノルウェイの 森』、岩井俊二が著した小説『ラヴレター』、そして安妮宝貝の長編小説『蓮花』(2006)を中心に、それぞれ背景、主題、構造を分 析し、その三作の受容関係を明らかにして、日中両国現代流行文化の多元的な影響を考察したものである。
具体的には、第一に、岩井俊二小説『ラヴレター』と『ノルウェイの森』の物語構造、主題設定、登場人物を比較検討し、岩井俊二が村 上春樹から深い影響を受けたことを明らかにする。第二、岩井映画に詳しい安妮宝貝は、映画『Love Letter』と小説『ラヴレター』両作を鑑賞したが、それらに対する彼女の創造的模倣について検討した。最後に、三作の深層に共通する一種連帯的構造と 継承関係を整理した上で、三作における「真実と和解および死と再生」というテーマに焦点を絞り、90年代末からの中国における日本文芸作品の受容と変容の実態を分析する。
■資料代
会員:無料 / 非会員:300円
■懇親会参加費
3000円(本会会員のみ。事前の参加申し込みが必要です。)
※お問い合わせ、配信先メールアドレス変更、研究会ご出席の方は8月3日 (日) までに東大中文村上春樹研究会事務局(chubunmkhk@gmail.com) までメールにてお知らせください。
東大中文村上春樹研究会
https://www.facebook.com/東大中文村上春樹研究会/
■日時
2013年10月10日(木)18:30~
■場所
東京大学赤門総合研究棟701(本郷キャンパス)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/images/accessmap_hongo_01_j.jpg
■報告者
濤崎 浩(本会会員)
■報告題目
『「ノルウェイの森」と「Norwegian 」』
■資料代
会員100円/非会員300円
■懇親会参加費
3000円(本会会員のみ。事前の参加申し込みが必要です。)
※研究会終了後の20時より会場の皆様と一緒にノーベル文学賞の発表を迎える小さなイベントがあります。
※お問い合わせ、配信先メールアドレス変更、研究会ご出席の方は10月6日までに東大中文村上春樹研究会事務局 (chubunmkhk@gmail.com)までメールにてお知らせください。
東大中文村上春樹研究会
https://www.facebook.com/東大中文村上春樹研究会/
■主催:東大中文村上春樹研究会
■日時:2013年6月1日(土)、15:00〜17:30(14:30開場)
■場所:東京大学本郷キャンパス山上会館002会議室
※会場の東大山上会館案内地図:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html
※会場までの交通案内:http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
■講演者:楊炳菁(中国・北京外国語大学准教授)
■講演題目:「村上春樹文学における図書館――『海辺のカフカ』の甲村記念図書館を中心に」
■コメンテーター:小山鉄郎(共同通信社編集委員)
■募集定員:35名(事前の申し込みが必要。先着順。会員優先。)
■資料代:非会員500円/会員300円
■懇親会参加費:4000円(本会会員のみ。事前の参加申し込みが必要。)
■プログラム:
14:30 開場
15:00〜16:00 講演 楊炳菁先生(日本語)
16:00〜16:40 コメント 小山鉄郎氏
16:40 〜17:00 質疑応答
17:10 閉会
18:00~ 懇親会
以上
※本研究会では会員を募集しております。入会ご希望の方は本会ウェブサイに掲載しております会則をご覧のうえ、メール(chubunmkhk@gmail.com)にてお知らせください。懇親会出席ご希望のかたは、入会申請をされる際に、その旨ご明記ください。なお、当日の会員申し込みも受け付けております。ご不明な点がありましたらメールにてお問い合わせください。
東大中文村上春樹研究会
https://www.facebook.com/東大中文村上春樹研究会/
研究報告 村上春樹の謎を解く三つのキーワード――都市、愛、暴力
村上春樹文学の過去形、現在形と未来形
報告者 邵丹(東京大学大学院修士課程)
日時
2012年12月22日(土)15時30分
(15時30分より会員総会を行い、研究報告は16時開始予定です)
場所
東京大学本郷キャンパス赤門総合研究棟624室
(赤門を入って右側の建物6階です)
*参加費無料
*非会員の聴講には資料代100円を頂戴します。
*終了後18時より懇親会(予定会費3000円)を開催します。
例会ご出席の方は12月16日までに東大中文村上春樹研究会事務局chubunmkhk@gmail.comまでメールにてお知らせください。懇親会のご出席
についてもご明記くださいますようお願いいたします。
研究報告:人気書き込みサイト「豆瓣網(ドーバンワン)」からみる中国における村上春樹の受容
報告者:徐子怡(東京大学大学院博士課程・東大中文村上春樹研究会会長
日時: 2012年7月21日(土)15時~
(14時半受付開始、15時より会員総会を行い、研究報告は15時半開始予定)
場所: 東京大学本郷キャンパス法文一号館319教室
(正門を入って左側二番目の建物3階)
*資料代:100円
*終了後18時より懇親会(予定会費4000円)の開催を予定(本会会員のみ)。
参加ご希望の方は7月18日(水)までに東大中文村上春樹研究会事務局chubunmkhk@gmail.comまでメールにてお知らせください。
その際、懇親会のご出席についてもご明記くださいますようお願いいたします。
東大中文村上春樹研究会 2012年7月5日
https://www.facebook.com/東大中文村上春樹研究会/
研究報告:1980年代後半の「村上春樹現象」――『ノルウェイの森』まで
報告者:大井浩一(毎日新聞学芸部・東大中文村上春樹研究会会員)
コメンテーター:徐子怡(東京大学大学院博士課程・東大中文村上春樹研究会会長)
日時 2012年4月28日(土)15時~17時
(14時半受付開始、15時より会員総会を行い、研究報告は15時半開始予定です)
場所 東京大学本郷キャンパス赤門総合研究棟624
(赤門入って右側の建物6階です)
*参加費は無料ですが、資料代としてお一人100円いただきます。
*終了後18時より懇親会(予定会費4000円)の開催を予定しております。
参加ご希望の方は4月25日(水)までに東大中文村上春樹研究会事務局chubunmkhk@gmail.comまでメールにてお知らせください。
この際、懇親会のご出席についてもご明記くださいますようお願いいたします。
大井会員は、新聞記者という立場から「マスメディアがあつかってきた村上春樹」に注目し、整理・研究をすすめてこられました。今回はその一部をご報告いただきます。「村上春樹」が広く大衆に受け入れられた理由の一端を解き明かすご報告になるものと思われます。
さまざまな角度からの議論が可能なテーマでもあります。ご報告、コメントの後には質疑応答の時間も設けてありますので、ぜひご出席のうえ、討論にご参加くださいませ。
東大中文村上春樹研究会 2012年4月18日
https://www.facebook.com/東大中文村上春樹研究会/
題目 楊照氏の村上春樹論をめぐって
司会 権慧(東大中文村上春樹研究会副会長・東京大学大学院修士課程) *楊照氏の村上春樹論である「三十年来固執不変的主題」(同氏の単著『永遠的少年』、本事文化股份有限公司、2011年所収)にもとづき、出席者全員で討論を行います。
当該文章をお持ちでない方は、研究会事務局(chubunmkhk@gmail.com)までご連絡ください。
当該文章は中国語ですが、中国語学習歴のない方のご出席も歓迎いたします。当日、討論開始前に司会者より当該文章の内容の概略説明を日本語にて行います。また、討論時の発言は日本語で結構です。
日時:12月10日(土) 13時30分〜
場所:東京大学追分国際学生宿舎6階コミュニケーションルーム3 (東京都文京区向丘1-12-8) 東京大学構内ではないのでご注意ください!!
http://dir.u-tokyo.ac.jp/usefulinfo/housing/shukusha/oiwakekokusai.html
*資料代としてお一人100円いただきます。
*資料準備の都合上、出席ご希望のかたは12月9日(金)午後3時までに研究会事務局(chubunmkhk@
gmail.com)まで、メールにてお知らせください。
東大中文村上春樹研究会 2011年12月1日
https://www.facebook.com/東大中文村上春樹研究会/
このたび、「東大中文村上春樹研究会」を発足させ、設立大会ならび第1回例会を開催することになりました。ご興味のある方はぜひ例会にご参加のうえ、研究会へのご入会をご検討ください。参加は無料ですが、資料の準備などの都合がございますので、事前にお申し込みください。
また、終了後、研究会会員による懇親会(予算3000円)を予定しています。参加ご希望の方は6月14日(火)までにお申し込みください。
研究報告 :
「村上春樹―ノーベル賞の前、1Q84の後」
報告者 :
謝惠貞(東京大学大学院博士課程)
日時 :
6月18日(土) 15:00~16:00
場所 :
東京大学本郷キャンパス赤門総合研究棟701号中国語中国文学研究室
東大中文村上春樹研究会 2011年5月24日