東アジア村上春樹研究会

The East Asian Society for Murakami Haruki Studies

Since 2011

【直近のニュース】

東アジア村上春樹研究会2023年度国際シンポジウム


平素より東アジア村上春樹研究会の活動にご関心をお寄せくださいまして、誠にありがとうございます。

下記の要領で11月23日(木・祝)に、村上春樹文学研究者をお招きし、オンライン国際シンポジウムを開催いたします。当日の事務局は『羊をめぐる冒険』の舞台とも称されております北海道美深町に設置し、五名の講演者は現地のホテル青い星通信社にて登壇いたします。

ぜひともご参加のほど、よろしくお願いいたします。


東アジア村上春樹研究会 会長 権慧

2023年11月11日


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日時:2023年11月23日(木・祝)13:20〜17:00

形式:オンライン配信(Zoomウェビナー)

使用言語:日本語

会場:青い星通信社(北海道中川郡美深町紋穂内108番地)


講演者①:星野智之(TOURIST HOME & LIBRARY 青い星通信社 代表)

講演テーマ:『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールドラッシュの点と線


講演者②:権慧(早稲田大学 助教)

講演テーマ:中国語圏と韓国における『羊をめぐる冒険』の翻訳と受容


講演者③:楊炳菁(北京外国語大学、朝日大学 准教授)

講演テーマ:「クローズド・サーキット」をめぐる冒険ーー『羊をめぐる冒険』におけるもう一つの物語


講演者④:小山鉄郎 (共同通信社編集委員・論説委員)

講演テーマ:「十二滝町」と『街とその不確かな壁』


講演者⑤:藤井省三(名古屋外国語大学図書館長、東京大学名誉教授)

講演テーマ:消える女と“満洲国”の記憶――『羊をめぐる冒険』における耳と蝶


参加希望の方は下記フォームよりお申し込みください。11月22日(水)までに参加リンクをお送りします。

https://forms.gle/fyRJvS1ZvjJan2RP6



【講演者紹介】


星野智之(ほしの・ともゆき):1963年生まれ、神奈川県小田原市出身。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。2009〜10年、月刊誌「東京カレンダー」編集長。2009年~14年、JR東日本会員誌「大人の休日倶楽部[ミドル]」クリエイティブ・ディレクター。2019年、北海道美深町にホテル「青い星通信社」をオープン。主な著作に短編集『月光川の魚研究会』(ぴあ/2011年)、ノンフィクション『空間演出家 池貝知子の仕事と意見』(アクセス・パブリッシング/2012年)、論文「『羊をめぐる冒険』をめぐるゴールドラッシュの点と線」(彩流社『我々の星のハルキ・ムラカミ文学』所収/2022年)など。


権慧(けん・え):中国出身。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、文学博士。早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)助教。東アジア村上春樹研究会会長。主な研究方向は東アジアにおける村上春樹文学の翻訳と受容。NHKラジオ「英語で読む村上春樹」(2013年)、Tokyo FM「村上RADIO プレスペシャル」(2021年)などに出演。共著に『越境する中国文学――新たな冒険を求めて』(東方書店)、その他村上春樹文学に関する研究論文を多数発表。


楊炳菁(よう・へいせい):中国出身。1998年から村上作品を読みはじめ、 2009年「ポストモダンの視野における村上春樹」で中国・吉林大学文学院で博士号取得、現在北京外国語大学日本語学院(北京日本学研究センター)副教授、2023年4月から2025年3月まで朝日大学経営学部(岐阜県)准教授を兼任。村上春樹文学を中心に、日本近現代文学研究を専門とする。著書に『ポストモダンの視野における村上春樹』(中央編訳出版社、2009年、中国語)、その他村上春樹文学に関する研究論文を多数発表。


小山鉄郎(こやま・てつろう):1949年生まれ、群馬県出身。共同通信社編集委員・論説委員。73年同社に入社し、社会部を経て84年に文化部へ。村上春樹氏は次代の日本文学を担う作家だと注目し、85年から取材を続ける。村上氏へのインタビューは計10回にも及ぶ。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムを広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞。主な著書に『空想読解 なるほど、村上春樹』(共同通信社)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『村上春樹クロニクルBOOK1』、『村上春樹クロニクルBOOK2』(春陽堂書店)など。


藤井省三(ふじい・しょうぞう):1952年生まれ、東京都出身。現代中国文学研究者。名古屋外国語大学教授・図書館長、東京大学名誉教授。76年3月に東京大学文学部を卒業。東大大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程を修了後、中国政府国費留学生として復旦大学への留学を経て、82年3月に東大大学院博士課程を単位取得満期退学。91年9月、東大より博士(文学)の学位授与。専門は現代中国語圏の文学と映画。主な著書に『魯迅と日本文学――漱石・鴎外から清張・春樹まで』(東京大学出版会)、『魯迅と世界文学』(東方書店)、『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)など。


*本シンポジウムは、一般財団法人東方学会の「若手研究者の研究会支援事業」の助成をいただいております。


東アジア村上春樹研究会・2023年度定例会についてのお知らせ

新涼の秋が気持ち良い季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

本年10月の定例研究会は日程調整を経て、11月23日(木)午後に『羊をめぐる冒険』の舞台の一つとも言われている北海道・美深町にて、オンライン開催する運びとなりました。プログラムが決まり次第、ご案内申し上げます。


来月は早稲田大学村上春樹ライブラリーに、下記のイベントがございます。


1.  10月8日(日)、公開セミナー「村上春樹と時代の精神:トーク・オブ・ザ・タウンから」(対面、要事前申込み)

  https://www.waseda.jp/culture/wihl/other/5223


2.  10月20日(金)、公開セミナー「村上春樹文学に出会う:時代の中の作家像――読者として、記者として」(対面)

  https://www.waseda.jp/culture/wihl/other/5077


3.  10月28日(土)、国際シンポジウム「世界とつながる日本文学〜after murakami〜」(対面、要事前申込み)

  https://www.waseda.jp/culture/wihl/other/5205


今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


東アジア村上春樹研究会 会長

権 慧(けん え)

2023年9月27日


2022年度東アジア村上春樹研究会・特別講演会開催のお知らせ

みなさま

 

時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。


平素より東アジア村上春樹研究会の活動にご関心をお寄せくださいまして、誠にありがとうございます。


さて、本年10月の定例研究会ではマレーシア在住の日本文学翻訳家・エッセイストの葉蕙氏、コロラド大学名誉教授・日本文学研究者のフェイ・クリーマン氏にオンライン講演をお願いしまして、特別講演会を開催いたします。また、コメンテーターとして、藤井省三氏(名古屋外国語大学 教授・東京大学 名誉教授)とエリック・シリックス氏(早稲田大学国際文学館 助教)に対面でご参加いただきます。


新型コロナウィルス感染症対策のためハイブリッド形式(少人数対面+オンライン)による開催となります。これはみなさまの健康と安全を守りつつ、活気溢れる村上文学に関する国際学術交流を期しての処置でございます。何卒ご理解の上、ご協力くださいますようお願い申し上げます。


 みなさまのご参加を心よりお待ちしております。


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日 時:2022年10月6日(木)18時〜20時


形 式:対面及びオンライン同時配信(Zoomウェビナー)


講演者:フェイ・クリーマン(Faye Yuan Kleeman a.k.a. 阮斐娜)、日本文学研究者


講演テーマ:ノンフィクションは文学ですか ―― 村上春樹における虚構と真実


コメンテーター:エリック・シリックス(Eric Siercks)、早稲田大学国際文学館 助教


講演者:葉蕙(Ye Hui, よう・けい)、日本文学翻訳家


講演テーマ:村上春樹と旅に出る


コメンテーター:藤井省三(ふじい・しょうぞう)名古屋外国語大学 教授・東京大学 名誉教授


使用言語:日本語


参加費:500円(対面参加者のみ)


会 場:早稲田大学大隈記念タワー1102号室


主 催:東アジア村上春樹研究会


参加希望の方はご芳名、ご所属、対面またはオンラインどちらの参加を希望されるのかを明記の上、10月4日(火)までに下記メールアドレスにご一報ください。


chubunmkhk@gmail.com(東アジア村上春樹研究会 事務局)

 

*新型コロナウィルス感染症の感染状況に鑑み、対面での参加者は先着10人に制限させていただきます。


*オンラインでのご参加の方には当日までに、参加用URLをお送りします。


 


【講演者紹介】


葉蕙 、マレーシア出身の翻訳家。約300点の訳書が香港の出版社から出版されている。1990年代初め頃、香港の出版社からの依頼により村上春樹の『ノルウェイの森』、『羊をめぐる冒険』、『ダンス・ダンス・ダンス』の三冊を翻訳。現在翻訳の仕事に携わる傍ら、マレーシア・ラーマン大学の非常勤講師として勤めている。著書に『ピーターキャットを連れて散歩に行く――村上春樹の文学地図』(2020年)がある。

 

フェイ・クリーマン、お茶の水女子大学日本文学修士、カリフォルニア大学バークレー校東アジア文化・文学博士。現在コロラド大学アジア文明言語学科名誉教授。研究領域は近・現代日本文学と映画、東アジア比較文学、植民地主義、日本語文学、ビジュアルカルチャーなど。著書にはUnder an Imperial Sun: Japanese Colonial Literature of Taiwan and the South、『大日本帝国のクレオール』、Transit : Formation of an East Asian Cultural Sphereなどがある。

 


どうぞよろしくお願い申し上げます。

東アジア村上春樹研究会 会長


権慧(けん・え)


2022年9月22日

 

*本特別講演会は、一般財団法人東方学会の「若手研究者の研究会支援事業」の助成をいただいております。


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特別対談「村上春樹と猫と鼠と魯迅」開催のお知らせ


皆様

  向夏の候、木々の緑の深みも増し、夏めいてまいりました、いかがお過ごしでしょうか。

  日頃より、本会の活動へご協力いただき、厚くお礼申し上げます。

  大変長らくお待たせいたしました、この度は延期となった東アジア村上春樹研究会特別対談「村上春樹と鼠と猫と魯迅」を来る7月23日(土)に開催いたします。

  早稲田大学出版部による本会名誉会員小山鉄郎氏『村上春樹の動物誌』、本会顧問藤井省三氏『村上春樹と中国そして魯迅』の出版を記念する対談でございます。

  なお、本特別対談は、早稲田大学出版部との共催によるもので、早稲田大学国際文学館(通称:村上春樹ライブラリー)のご協力をいただいております。

 

村上春樹と猫と鼠と魯迅

 

対 談:小山鉄郎×藤井省三 

日 時:2022年7月23日(土曜日)13:30〜15:30

言 語:日本語

形 式:対面及びオンライン同時配信(Zoomウェビナー)

会 場:早稲田大学国際文学館4階セミナールーム 

主 催:東アジア村上春樹研究会

共 催:早稲田大学出版部

協 力:早稲田大学国際文学館

 

 参加希望の方はご芳名、ご所属、対面またはオンラインどちらの参加を希望されるのかを明記の上、7月20日()までに下記メールアドレスにご一報ください。オンラインでのご参加を希望される方には対談当日までに、参加用URLをお送りします。

東アジア村上春樹研究会 事務局:chubunmkhk@gmail.com

*新型コロナウィルス感染症の感染状況に鑑み、対面での参加者は先着15人に制限させていただきます。

*対面での参加の皆様には、開催当日13時(時間厳守)にマスクご着用のうえ、早稲田大学国際文学館1階正面玄関にて手指消毒、検温などにご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。その後ご希望される方には13時20分まで国際文学館内をご案内いたします。なお、体温が37.5度を超える方には、入館をお断りする場合がございますので、ご了承ください。

*今後新型コロナ感染拡大などの状況によっては、全面オンラインに変更する可能性もございます。

 

【登壇者紹介】

小山鉄郎(こやま・てつろう):1949年生まれ、群馬県出身。共同通信社編集委員・論説委員。73年同社に入社し、社会部を経て84年に文化部へ。村上春樹氏は次代の日本文学を担う作家だと注目し、85年から取材を続ける。村上氏へのインタビューは計10回にも及ぶ。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムを広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞。主な著書に『空想読解 なるほど、村上春樹』(共同通信社)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『村上春樹クロニクルBOOK1』、『村上春樹クロニクルBOOK2』(春陽堂書店)などがある。 

藤井省三(ふじい・しょうぞう):1952年生まれ、東京都出身。現代中国文学研究者。名古屋外国語大学教授・図書館長、東京大学名誉教授。76年3月に東京大学文学部を卒業。東大大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程を修了後、中国政府国費留学生として復旦大学への留学を経て、82年3月に東大大学院博士課程を単位取得満期退学。91年9月、東大より博士(文学)の学位授与。専門は現代中国語圏の文学と映画。主な著書に『魯迅と日本文学――漱石・鴎外から清張・春樹まで』(東京大学出版会)、『魯迅と世界文学』(東方書店)、『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)などがある。

 

  それでは皆様のお申し込みを心よりお待ちしております。

 

何卒よろしくお願い申し上げます。

東アジア村上春樹研究会 会長

権 慧(けん・え)

2022年6月24日

 

 特別対談「村上春樹と鼠と猫と魯迅」開催延期のお知らせ


皆様


 この度は、東アジア村上春樹研究会 新年特別対談「村上春樹と鼠と猫と魯迅」にお申し込み下さいまして、誠に有り難く存じます。


 現在、新型コロナウイルスの感染者が急増しており、「まん延防止等重点措置」が国内各地域に適用されることをうけまして、1月22日(土)開催予定の小山鉄郎先生×藤井省三先生による特別対談を、4月以降に延期することといたしました。


 対面またはオンライン参加をお申し込みいただいた皆様には、ご迷惑をおかけすることになりまして、大変申し訳ございません。新しい対談日程が決まり次第、ご案内申し上げる所存です。


 何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。


 皆様のご健康と、このような状況が一日でも早く終息へ向かいますことをお祈り申し上げます。


東アジア村上春樹研究会 会長

 

権 慧


2022年1月19日



特別対談:小山鉄郎氏 × 藤井省三氏「村上春樹と猫と鼠と魯迅」

 


皆様


謹賀新年。


平素より、本会の活動へご協力いただき、厚くお礼申し上げます。本年もよろしくお願い申し上げます。


この度、早稲田大学出版部による本会名誉会員小山鉄郎氏の『村上春樹の動物誌』、本会顧問藤井省三氏の『村上春樹と中国そして魯迅』の出版を記念し、来る1月22日(土)に「村上春樹と猫と鼠と魯迅」をテーマに両氏による特別対談を開催いたします。


なお、新型コロナウィルス感染症対策のためハイブリット形式(少人数対面+オンライン)による開催となります。これは皆様の健康と安全を守りつつ、活気溢れる村上文学に関する学術交流を期しての対応でございます。何卒ご理解の上、ご協力くださいますようお願い申し上げます。


本特別対談は、早稲田大学出版部との共催によるもので、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)の協力をいただいております。

 

村上春樹と猫と鼠と魯迅


対 談:小山鉄郎×藤井省三 

日 時:2022年1月22日(土曜日)13:30〜15:30

言 語:日本語

形 式:対面及びオンライン同時配信(Zoomウェビナー)

会 場:早稲田大学国際文学館4階セミナールーム 

主 催:東アジア村上春樹研究会

共 催:早稲田大学出版部

協 力:早稲田大学国際文学館


参加希望の方はご芳名、ご所属、対面またはオンラインどちらの参加を希望されるのかを明記の上、1月20日(木)までに下記メールアドレスにご一報ください。オンラインでのご参加を希望される方には対談当日までに、参加用URLをお送りします。

  東アジア村上春樹研究会 事務局:chubunmkhk@gmail.com

*新型コロナウィルス感染症の感染状況に鑑み、対面での参加者は先着10人に制限させていただきます。

*対面での参加の皆様には、開催当日13時(時間厳守)にマスクご着用のうえ、早稲田大学国際文学館1階正面玄関にて手指消毒、検温などにご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。その後ご希望される方には13時20分まで国際文学館内をご案内いたします。なお、体温が37.5度を超える方には、入館をお断りする場合がございますので、ご了承ください。

*今後のオミクロン株感染拡大などの状況によっては、全面オンラインに変更する可能性もございます。

 【登壇者紹介】

小山鉄郎(こやま・てつろう):1949年生まれ、群馬県出身。共同通信社編集委員・論説委員。73年同社に入社し、社会部を経て84年に文化部へ。村上春樹氏は次代の日本文学を担う作家だと注目し、85年から取材を続ける。村上氏へのインタビューは計10回にも及ぶ。村上春樹文学の解読などで文芸ジャーナリズムを広げたとして、2013年度日本記者クラブ賞を受賞。主な著書に『空想読解 なるほど、村上春樹』(共同通信社)、『村上春樹の動物誌』(早稲田新書)、『村上春樹クロニクルBOOK1』(春陽堂書店)などがある。 

藤井省三(ふじい・しょうぞう):1952年生まれ、東京都出身。現代中国文学研究者。名古屋外国語大学教授・図書館長、東京大学名誉教授。76年3月に東京大学文学部を卒業。東大大学院人文科学研究科中国文学専攻修士課程を修了後、中国政府国費留学生として復旦大学への留学を経て、82年3月に東大大学院博士課程を単位取得満期退学。91年9月、東大より博士(文学)の学位授与。専門は現代中国語圏の文学と映画。主な著書に『村上春樹のなかの中国』(朝日新聞社)、『魯迅と世界文学』(東方書店)、『村上春樹と魯迅そして中国』(早稲田新書)などがある。


   それでは1月22日(土)に皆様にお目にかかれることを楽しみにしております。

東アジア村上春樹研究会  会長

権 慧(けん・え)

2022年1月9日


本会会員堀晃和の記事の転送

『おとなの週末』に本会堀晃和会員の記事「村上春樹さんの世界観を体験できる「村上春樹ライブラリー」はこんな場所 蔵書の展示、オーディオルーム、カフェ、そして書斎... ...「新しい文化の発信基地に」」が公開されました。

下記のリンクよりご覧になれます。

 上編:https://otonano-shumatsu.com/articles/7512

下編:https://otonano-shumatsu.com/articles/7513

 2021年10 月

本会会長権慧の記事の転送

「WASEDA ONLINE 読売新聞」に本会会長権慧の記事「村上春樹ワールドに魅惑され」が掲載されました。

下記のリンクよりご覧になれます。

2021年12月





東アジア村上春樹研究会設立十周年記念 特別講演会

 

皆様、グローバル・コロナ禍をいかがお過ごしのことでしょうか。ご健勝をお祈りいたしております。


さて東アジア村上春樹研究会は、本年で本会前身の東大中文村上春樹研究会以来通算しまして、設立10周年を迎えます。そこで本会世話人会では、10周年記念としまして、来たる10月第一木曜日の定例研究会では、下記の特別講演会開催を決定いたしました。


講師の頼明珠さま、施小煒さまは共に中国語圏を代表する村上春樹文学の翻訳家・研究者でございます。


なお、昨年に続き、新型コロナウィルス感染症対策のためオンラインによる開催となります。これは皆様の健康と安全を守りつつ、活気溢れる村上文学に関する国際学術交流を期しての処置でございます。


皆様には多大なご面倒をおかけすることになりますが、何卒ご理解の上、ご協力下さいますようお願い申し上げます。


また、本特別講演会は、一般財団法人東方学会の「若手研究者の研究会事業支援」の助成をいただいております。


 

主催:東アジア村上春樹研究会


形式:オンライン(Zoom)


日時:2021年10月7日(木)18時~20時


使用言語:日本語


講演者:頼明珠(Lai Ming Chu, らい・めいしゅ) 翻訳家・エッセイスト


講演テーマ:村上春樹と翻訳


コメンテーター:張瑤(Zhang Yao, ちょう・よう)北京語言大学東京校講師


講演者:施小煒(Shi Xiaowei, し・しょうい) 日本文学研究者・翻訳家


講演テーマ:‘私文学’としての村上春樹――『ふしぎな図書館』を例に


コメンテーター:藤井省三 (ふじい・しょうぞう) 名古屋外国語大学教授・東京大学名誉教授


講演会当日事務局所在地:早稲田大学大隈記念タワー1102号室

 

*参加希望の方はご芳名、ご所属を明記の上、下記メールアドレスにご一報ください。

chubunmkhk@gmail.com(東アジア村上春樹研究会 事務局)

*10月5日までにご連絡ください。お申し込みの方には、講演会当日に、参加用URLをお送りします。(視聴にはPCもしくはスマートフォンが必要です。あらかじめ端末にZoomアプリをインストールしてください。)

【講演者紹介】

頼 明珠(らい・めいしゅ):台湾・苗栗県生まれ。1969年に中興大学農経学科を卒業、同大学研究助手を務めた後、1975年に日本・千葉大学園芸学部に留学。78年帰国後はコピーライターとして広告会社勤務。1985年村上文学翻訳に着手して以来、合計40部以上の村上作品を翻訳。谷崎潤一郎・大江健三郎作品等も多数翻訳。

 

施 小煒(し・しょうい):中国・安徽省生まれ。1982年2月復旦大学外国文学部日本文学科卒業、復旦大学助手・専任講師を務めたのち、1989年10月に日本文部省(当時)奨学金留学生として来日、早稲田大学大学院文学研究科に留学。1995年3月博士後期課程単位取得、中退。日本大学文理学部講師を経て、2007年3月中国帰国。その後上海杉達学院大学教授を勤め、2020年9月にリタイア。公開・出版の中国語・日本語著書は24部、日本文学作品中国語訳は43部、うち、村上作品翻訳は13部。

 

 それでは10月7日(木)18時に皆様とオンライン講演会にてお目にかかり、共に20:00ノーベル文学賞発表をお迎えできることを楽しみにしております。




東アジア村上春樹研究会  会長

権 慧 (Quan Hui,けん・え)

2021年10月

本会謝恵貞会員のエッセイの転送


台湾文芸誌『聯合文学』2020年10月号に本会謝恵貞会員(筆名:蔡雨杉、台湾文藻外語大学准教授)のエッセイ「今晚,我想來點村上RADIO!」が掲載されました。詳しい内容は下記のリンクよりご覧ください。

https://www.books.com.tw/products/R030080019

2020年10月


東アジア村上春樹研究会・オンライン講演会のご案内

東アジア村上春樹研究会発足を記念しまして、本年10月第二木曜日の定例研究会には、下記の特別講演会を開催いたします。

今回は新型コロナウィルス感染症対策のためオンラインによる開催となります。弊会として初めての試みであり、皆様には多大なご面倒をおかけすることになりますが、会員の皆様の健康と安全を守りつつ、村上文学に関する学術的交流を期すための選択でございます。

何卒御理解の上、御協力いただけますようお願いいたします。

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 主催:東アジア村上春樹研究会

 形式:オンライン(Zoom)

 日時:2020年10月8日(木) 18時30分より

 使用言語:日本語

 講演者①:楊炳菁(よう・へいせい) 北京外国語大学 准教授。

 講演題目:「レーダーホーゼン」における「絶対的な真実のようなもの」

 講演者②:謝恵貞(しゃ・けいてい) 台湾 文藻外語大学 准教授

 講演題目:台湾文芸誌『聯合文学』における村上春樹紹介―2020年10月号と『騎士団長殺し』の書評を中心に

*参加希望の方はご芳名、ご所属を明記の上、下記メールアドレスにご一報ください。

chubunmkhk@gmail.com(東アジア村上春樹研究会 事務局)

*10月7日までにご連絡ください。お申し込みの方には、講演会当日に、参加用URLをお送りします。(視聴にはPCもしくはスマートフォンが必要です。あらかじめ端末にZoomアプリをインストールしてください。)

講演者紹介:

楊炳菁(よう・へいせい):2009年中国・吉林大学文学院で博士号取得、現在北京外国語大学日本語学部准教授を務める。村上春樹文学を中心に、日本近現代文学研究を専門としている。著書に『ポストモダンの視野における村上春樹』(中央編訳出版社、2009年)があり、村上春樹文学に関する研究論文を多数発表。

謝恵貞(しゃ・けいてい):村上Radioネーム、麦頭元年。2012年東京大学で文学博士号取得、現在台湾文藻外語大学で准教授を務める。筆名、蔡雨杉として執筆活動を行なっており、村上文学検定士協会『大人の村上検定』(台北:聯経、2018年)、「村上春樹新作『騎士団長殺し』:一場召喚理性、復生、隠喩的総動員」(『聯合文学』、2017年4月号)、「『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』論――巡礼の意味をめぐって」(『越境する中国文学』、東方書店、2018年)など多数発表。



第十四回東大中文村上春樹研究会・トークイベント会場のご案内

第十四回東大中文村上春樹研究会・トークイベント会場についてご案内申し上げます。

10月10日(木)18時半より、東京大学本郷キャンパス・山上会館・001会議室にて、トークイベントを開催いたします。

https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

東大中文村上春樹研究会

2019年10月3日

第十四回東大中文村上春樹研究会・トークイベントに関するお知らせ

秋風が心地よい季節になりました。

日頃より、当会の活動へご協力いただき、厚くお礼申し上げます。

本年もノーベル文学賞発表日に合わせて、10月10日(木)に東京大学・本郷キャンパスにて第14回東大中文村上春樹研究会・トークイベントを開催する予定です。

詳細は下記のお知らせをご覧下さい。

皆様のご出席を心よりお待ちしております。

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主 催:東大中文村上春樹研究会

日 時:2019年10月10日(木)、18:00~20:30

トピック:『騎士団長殺し』をめぐる冒険

対 談: 藤井省三(名古屋外国語大学教授・東京大学名誉教授)

権 慧(本会会長・お茶の水女子大学講師)

場    所: 東京大学・本郷キャンパス・山上会館*

https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html

募集定員:25名(事前申し込みが必要です。先着順、会員優先となります。)

参  加  費:500円

ご出席の方は10月7日(24:00)までに、東大中文村上春樹研究会事務局(chubunmkhk@gmail.com)までメールでお知らせください。

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18:00 開 場(受付開始)

18:30〜18:40 会員総会

18:40〜19:30 対 談

19:30〜19:50       質疑応答

20:00〜 ノーベル文学賞の発表を迎える小さなイベント

 

*    山上会館の会議室は近日中に弊会ホームページにて公開いたします。

2019年9月29日

第十三回研究会例会に関するお知らせ

第十三回研究会例会の日程についてご通知申しあげます。

ノーベル文学賞が10月5日(木)に発表と確定されたため、同日18:30分より本会の研究会を開催いたします。

皆様のご出席を心よりお待ちしております。

東大中文村上春樹研究会 事務局

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主 催:東大中文村上春樹研究会

日 時:2019年10月10日(木)、18:00~20:30

トピック:『騎士団長殺し』をめぐる冒険

対 談: 藤井省三(名古屋外国語大学教授・東京大学名誉教授)

権 慧(本会会長・お茶の水女子大学講師)

場    所: 東京大学・本郷キャンパス・山上会館*

https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html

募集定員:25名(事前申し込みが必要です。先着順、会員優先となります。)

参  加  費:500円

* ご出席の方は10月4日(24:00)までに、東大中文村上春樹研究会事務局までメールにてお知らせください。

2017年10月3日

第十三回東大中文村上春樹研究会開催のお知らせ

秋風が心地よい季節になりました。

日頃より、当会の活動へご協力いただき、厚くお礼申し上げます。

本年もノーベル文学賞発表日に合わせて、10月12日(木)に本郷キャンパスにて第13回東大中文村上春樹研究会を開催する予定です。

万が一、ノーベル文学賞発表が10月の第一木曜日に繰り上がる場合、10月5日(木)に開催いたします。最終日程は9月末決定後にまた配信させていただきます。

詳細は下記のお知らせをご覧下さい。皆様のご出席を心よりお待ちしております。

主 催:東大中文村上春樹研究会

司 会:徐子怡(本会顧問、東京理科大学講師)

報告者:藤井省三(東京大学文学部 教授)

報告題目:『騎士団長殺し』の中の中国

日時:2017年10月12日(木)、18:00~20:30

18:00 開場(受付開始)

18:30〜19:30 講演会

19:30〜19:50 質疑応答

20:00〜 ノーベル文学賞の発表を迎える小さなイベント

場 所: 東京大学(本郷キャンパス)赤門総合研究棟701 中国語中国文学研究室

http://www.utokyo.ac.jp/ campusmap/map01_02_j.html

募集定員:25名(事前の申し込みが必要です。先着順、会員優先。)

参加費:300円

※ ご出席の方は9月30日(24:00)までに、東大中文村上春樹研究会事務局(chubunmkhk@gmail.com)までメールにてお知らせください。

2017年9月9日

本会藤井省三会員のコラムの転送

本会藤井省三会員(東京大学文学部・教授)の日経中文網連載コラムに村上春樹新作に関する文章「村上春樹の中の南京事件ー『騎士団長殺し』における中国」(2017年3月20日)が掲載されました。詳しい内容は下記のリンクからご覧になれます。

https://cn.nikkei.com/columnviewpoint/column/24257-2017-03-20-04-59-39.html?start=1

2017年3月26日

第十二回東大中文村上春樹研究会例会日程に関するお知らせ

十月研究会例会の日程についてご通知申しあげます。

ノーベル文学賞発表日が未だ決定されていないため、研究会例会を10月13日(木)18:30に変更させていただきます。

ご出席の方はお手数ですが、10月13日(木)00:00までに、東大中文村上春樹研究会事務局までメールにてお知らせください。

ご多忙中に恐縮ですが、どうぞよろしくお願い申しあげます。

2016年10月5日

十月例会の日程変更の可能性に関する予告

読書の秋、いかがお過しのことでしょうか。東大中文村上春樹研究会10月例会は10月6日(木)に開催予定でしたが、ノーベル文学賞発表が13日(木)となる可能性が高くなってきました。文学賞発表の日程は10月4日(火)には決定するとのことです。

本研究会では毎年10月のノーベル文学賞発表の日に例会を開催することを原則としておりますので、今年のノーベル文学賞発表が13日(木)となる場合には、研究会例会も同日18:30より開催に変更いたします。研究会例会の6日開催あるいは13日開催かの最終決定は、10月5日(水)にご通知申しあげます。

ご多忙中誠に恐縮ですが、よろしくご賢察下さいませ。

2016年10月1日

第十二回東大中文村上春樹研究会・特別トークイベント開催のお知らせ

日頃より、当会の活動へご協力いただき、厚くお礼申し上げます。

本年もノーベル文学賞発表日に合わせて、「東アジアにおける村上春樹文学」を主題に、特別トークイベントを開催します。詳細は下記のお知らせをご覧下さい。

皆様のご出席を心よりお待ちしております。

主 催:東大中文村上春樹研究会

司 会:張 瑶 (本会副会長兼事務局長、東京大学博士課程)

報告者①:徐 子怡(本会顧問、東京理科大学講師):中国村上チルドレン作家の成長ーー李修文の村上受容を中心に

報告者②:権 慧(本会会長、東京大学博士課程):韓国における村上文学の出版及び受容についてーー「ドライブ・ マイ・カー」を中心に

日 時:2016年10月6日(木)、18:30〜19:40 (18:00開場)

場 所: 東京大学(本郷キャンパス)赤門総合研究棟701 中国語中国文学研究室

http://www.utokyo.ac.jp/ campusmap/map01_02_j.html

募集定員:25名(事前の申し込みが必要です。先着順、会員優先。)

参加費:300円

懇親会参加費:4000円(本会会員のみ、20時30分〜22時を予定しております。)

※ 研究会終了後の20時より、会場の皆様と一緒にノーベル文学賞の発表を迎える小さなイベントがございます。

※ ご出席の方は9月30日24:00までに、東大中文村上春樹研究会事務局(chubunmkhk @gmail.com)までメールにてお知らせください。

2016年9月12日

本会藤井省三会員のコラムの転送

本会藤井省三会員(東京大学文学部・教授)の日経中文網連載コラムに村上春樹に関する文章「「永遠的少年」村上春樹がイエール大學名譽文學博士となる時」(2016年7月15日)が掲載されました。詳しい内容は下記のリンクからご覧になれます。

中文版 http://cn.nikkei.com/columnviewpoint/column/20488-20160715.html

日訳版 http://cn.nikkei.com/columnviewpoint/column/20488-20160715.html?start=1

(現時点で日訳版のページがメンテナンス中と表示されていますので、日本語版をご覧になる方は、中文版リンクページを開き、下部にある【下頁】をクリックしてください。)

2016年7月18日