大塚和子(おおつか かずこ)
1939年生まれ。保育アドヴァイザー。
聖和短期大学保育科卒業。
西宮教会付属こひつじ幼稚園、大阪ミード保育園主任を経て、聖和大学付属南聖和幼稚園、聖和大学付属聖和幼稚園教諭として勤務。
1990年、仁川教会ナーセリーを立ち上げる。
1994~98年、姫路日ノ本学園短期大学非常勤講師。
1998~2000年、神戸保育専門学院非常勤講師。
保護者、保育者むけの講演多数。
著書に『こどものこころ』『こどもの苦しみと悲しみ』(ともに新教出版社)、『無い無い尽くしにあったもの』(編集工房レイヴン)など。
講師からのメッセージ
子どもは、いつも楽しそうで、喜びにあふれて生きているように思われがちですが、大人と同じように、苦しみ・悲しみ・不安を毎日体験しています。
しかし、大人はあまりそこに気づこうとせず、また子どもが気づいてほしいと願っている時でさえ目を止めず、いっそう子どもを悲しい状態に押し込めてしまいがちです。
(『こどもの苦しみと喜び』より)
何かを「する」「させる」ことに教育の重点を置いている今、「思うこと」「感じること」のできる機会を、十分に与えることの必要性を思わされる。
(『こどものこころ』より)