大塚和子先生、古本和先生による「幼児教育一泊研修セミナー」が、休暇村近江八幡にて開催されました。
その模様をレポートします。
内容
【1日目】
JR近江八幡駅に集合して、バスにて休暇村へ。
琵琶湖の目の前にあるという絶好のロケーション。泳げます!
まずはセミナールームにて、ページェント(聖劇)のDVDを鑑賞。
DVDを見ながら実際の指導方法が語られ、子どもたちへの指導方法などがリアルに学べました。意見を交わし合う貴重な時間もありました。
その後、濡れてもよい服装に着替えて、湖畔で「遊び」の実習。
ふだん子どもたちがどんな気持ちで遊んでいるのか、子どもの身になって自分たちが遊んでみる体験をしました。
最初は遠慮がちだった参加者のみなさんも、最後には泳ぎ出す人もいて、大丈夫だとは思いましたが、何かあったらとちょっとハラハラ……
五感を開放しての実習は、いろいろな気づきがあったようです。
食事を楽しんだ後、夜の部はセミナーハウスにて「遊び」のDVD鑑賞。
かくれんぼや手遊びについて学びました。
古本先生のうさぎの手遊びがとても印象的でした。
また、参加者のお一人が持ってきて下さった、手作り(!)の万華鏡を手にとって不思議な世界を堪能しました。
その後は各自部屋に戻り、入浴後就寝。
【2日目】
朝食後、セミナーハウスにて、「遊び」のDVD鑑賞の続きです。
子どもの遊び(遊び方)には、いろいろな意味があるのだなぁと改めて感心しました。
子どものお話をされているのですが、なんだかオトナにも通じるものがあるような気がしたのはわたしだけでしょうか……
講義の最後には、大塚先生がお勤めの頃、園の機関誌を作っておられたときに書かれた詩を読んでくださいました。
みんな大感激していました。
その後、昼食を済ませて、休暇村を専用バスで出発。
オプショナルツアーをご希望の方々、市内観光をされる方は途中下車して、残りの方はJR近江八幡駅へ。
たくさんの想いを胸に、帰宅の途につきました。
参加者の感想(一部)
なかなかこれだけ深い話し合いができる研修がなく、よい学びになりました。
のんびりと過ごしながら、みなさんとよい時間を共にできてうれしかったです。
人数が少なく、楽しく温かな雰囲気の中、研修させていただけました。
これからも、子どもと関わる保育者や親に向けて希望を伝えてほしいです。
子どもの思いを受け入れられているのか?と改めて考える機会となりました。
保育で迷いがありましたが、この研修で道が開けたような気がします。
子どもが自立に向かうための環境の1つとなれるように努めたいと思いました。
水辺で遊んだり、景色や音を楽しんだり、日常にはない時間を過ごせました。
先生の詩がとても素敵で感動しました。ありがとうございました!