第6回 新しい事例検討法「PCAGIP法」を体験する

「PCAGIP法」はグループカウンセリングによる事例検討法です。事例検討と聞くと、発表資料の作成に時間がかかる、批判されてしまうなどと、気が重くなってしまう方もいるでしょう。PCAGIP法では安全な雰囲気の中で、簡単な資料をもとにメンバー全員の知恵と力を活かしながら理解を深め、発表者が元気になるような場を目指します。これまで心理臨床系の大学院生や学校現場の教師、企業の管理職などを対象に実施されています。また、発表者の語りを批判することなく聴くという、カウンセリングの基本的な姿勢を学ぶ機会にもなります。

この研修会ではこのPCAGIP法のバージョンアップ版「リフレキシブPCAGIP」を体験します。事例検討の方法を学んでみたい教育相談係の先生方や、カウンセリングを勉強してみたい先生方など、どなたでもふるってご参加ください。

日時

2018年1月29日(月)12:50-14:20

場所

山口大学教育学部C棟4F行動観察室

ファシリテーター

押江 隆(山口大学教育学部・臨床心理士)

山口大学大学院教育学研究科学校臨床心理学専修1年生一同

対象

小学校・中学校・高校などの学校教員

参加費

無料

定員

12〜13名程度(先着順)

申込方法

お名前(ふりがな)とご所属、ご連絡先(e-mail)を明記の上、chiikirinsho@gmail.comまでお送りください。

事前課題

「事例」を100〜200字程度にまとめて書いてきてください。ここでいう事例とは「身近な人間関係の困りごと」を指します。「自分のクラスの児童生徒との接し方」や「職員室の同僚のこと」といった学校現場のことでも構いませんし、「息子・娘が最近反抗期で手を焼いている」、「自分の親との接し方」といったプライベートのことでも構いません。もし書きづらいようでしたら、「自分の友だちの話」などとして書いてくださっても構いません。1月22日(月)12時までに押江研究室(教育学部C棟4F)のポストか、chiikirinsho@gmail.comまでメール添付にてお送りください。

主催

地域臨床研究会(代表:山口大学教育学部准教授 押江隆)

※本研修会は本学大学院教育学研究科の「臨床心理地域援助特論」の一環で実施しています