いっしょに暮らしたその小さな存在は、発見や笑いや感動、思い起こせばまた笑顔になってしまう記憶を「宝物」としてたくさん残してくれました。
いろは猫として101作の作品にしましたが、これでもう全部なの?との声が頭上から聞こえていました。
今また再び。そのひとつひとつを、い・ろ・は…で始まる川柳に詠んで、作品を制作してみます。
お愉しみいただけると幸いです。
2025年6月 佐山泰弘
佐山泰弘 個展 いろは猫新編・第一章「い~を」出逢い編
告知画像には子猫二匹が二つの椅子の上に。それぞれの家にもらわれていったきょうだいのことを想いながらできたイメージです。
きれいなお顔のおとなしい子がお兄ちゃん(勝手に)、じっとしてない、おてんばさんが、作者の永遠のモデルさん・みーちゃんです。
作品展示会場:ギャラリー&ショップ・ねこの引出し
つづく・・・
制作/佐山泰弘 2005年から8年続いた「御猫様いろは歌留多カレンダー」掲載全作品+未掲載作品を一冊に☆
B5版 本文56ページ 保存版
・・・一匹の日常的な行動や出来事をヒントに作品化したのが「いろは猫」シリーズです。 粘土で立体作品にし、いろはにほへと・・・と、カルタのノリで、つたないながらも川柳を添えると、これがなかなか楽しいものになりました。 作品群は個展展示の後に、カレンダーや実際のカルタにもなり、たくさんの方に楽しんでいただくことができました。 作品制作から干支がひとまわりし、時代は変化しました。何かとデジタル化で手で触れられる記録がなくなりつつあるような今、お客様の声もいただき、あらためて一冊にまとめておこうと、本書をつくることにしました。カレンダーとカルタになった、いろは「本編」48作に、がぎぐ・・や、にゃにゅにょなどの文字から始まる「番外編」49作、印刷物にはならなかった4作を合わせると、101作品の収録と相成りました。また、カレンダーにはなかった一言をそれぞれに添えました・・・(2017年発刊・ごあいさつ文より)