★学芸員として働く場合★
主な仕事としては、資料の管理、美術展示会の企画、また販売企画などがあります。
また、美術館の場合、絵画や写真、また彫刻などある特定の分野で突出して展示されることが多いので、その分野においての専門知識が必要とされる場合もあります。
そのために、学芸員の募集の時に展示会についての論文を書かされることもあるほど専門知識が重要となります。
また、展示会に来た方たちの接客などもあり、複数の業務を重ねて行うこともあります。企画、仕入れ、発注などの業務ばかりではなく、専門家としての接客を行うことが要求されます。
★アルバイト・パートで働く場合★
アルバイト・パートの場合、学芸員の資格は問われることはありません。
アルバイト・パートの仕事内容としては、館内の誘導や監視、また来館された方にチケットやパンフレットの販売をしたりします。
経験が長くなると、場所によっては館内の仕事プラス商品の仕入れや企画、また発注業務も任される場合もあるでしょう。
静かな場所で残業もなく働けるのが美術館の魅力でもあります。
★博物館で必要とされる知識★
博物館で展示をしたり資料を研究するような時には、どうしても専門の知識を持つ人が必要になります。
このような仕事をする人を学芸職員と呼び、国で決めた資格を持った学芸職員を学芸員、資格を持たない人を学芸員補といいます。
博物館を建てて、登録博物館として認定されるためには、必ず学芸員が必要になります。
学芸員の資格を得るためにはいくつかの方法がありますが、国家試験を受けたり大学の学芸員課程を履修するのが一般的です。
また、学芸員になるためには一年間の実務経験が必要となり、大学で単位を取得したり国家試験に合格した上で、一年間は学芸員補として経験を積んでいる必要があります。
美術館、博物館で役立つ学芸員以外の資格
美術検定
術の知識・教養を高め、鑑賞力を養いつつ、積極的にアートにかかわる人を育成するプログラムです。
伝統工芸士
伝統工芸品などを作る職人の技術や知識を、(財)伝統的工芸品産業振興協会会長が認定する公的資格です。
毛筆書写検定
毛筆書写に関する知識、技能を審査する検定です。
書道師範
書道を教える先生。書道の技術だけでなく、書道史についての知識も求められるます。
茶道師範
伝統文化のひとつである茶道を教える資格。稽古を重ねることにより技能を磨き、修得していきます。
フォトマスター検定
写真に関する実践・実用的な知識の修得・確認と「写真力」のアップを図ります。
広島周辺の主な美術館と博物館
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広島近辺の美術館、博物館
あ
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井原市立田中美術館
植田正治写真美術館
ウッドワン美術館
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倉吉博物館
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島根県立石見美術館
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た
鳥取県立博物館
は
浜田市立石正美術館
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東広島市立美術館
BIZEN中南米美術館
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広島県立美術館
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ふくやま書道美術館
ふくやま美術館
藤原啓記念館
ま
毛利博物館
や
山口県立美術館
山口県立山口博物館
夢二郷土美術館
米子市美術館
ら
蘭島閣美術館