QSM (quantitative susceptibility mapping) は脳などの撮像対象の組織がもつ磁化率を定量的に評価してマップ化するMRIの方法です。脳の場合は、主にフェリチン鉄や鉄沈着が画像化されます。
QSM画像の解析方法について記述します。QSMによって出てくる画像は、MagnitudeとPhaseの2種類があり、それぞれ、エコー数分の画像ファイルが生成されます。例えば7エコーを使った撮像の場合は、Magnitudeが7、Phaseが7の、計14画像のファイルができます。(※それらに加えて、T2*画像ができる。)つぎに、fslmergeの自動モードを使って、Magnitudeのファイルをエコー順にまとめて1つのファイルに、Phaseのファイルをエコー順にまとめて1つのファイルにします。
残りはTBA