平成28年度後三年合戦シンポジウム開催要項

投稿日: Nov 29, 2016 10:20:48 AM

平成28年度後三年合戦シンポジウム

~源義家の評価と清原氏研究の現在~

趣 旨

合併後の横手市の文化財行政としては、後三年合戦関連遺跡のひとつ大鳥井山遺跡が国史跡に指定され、金沢柵推定地のひとつ陣館遺跡においても同時代の建物や遺物が出土したことにより、金沢柵解明に向けて大きく前進しました。また横手市を本拠とした清原氏の歴史的評価も高くなってきております。

その反面、源義家についてはシンポジウムや公開講座で議論されることはありませんでした。金沢や沼館をはじめとする後三年合戦のゆかりの地には八幡神社があり、義家に関わる伝承も多く残されています。

今回は、源義家をはじめとした中世武士研究の第一人者であります京都女子大学名誉教授の野口実先生より源義家の実像についてご講演をいただきます。また『後三年記』の成立など清原氏に関して積極的にご研究をなされている國學院大學教授野中哲照先生より、清原氏・吉彦氏・清衡の後三年合戦前後の動向についてもご講演いただきます。

シンポジウムでは、中央大学教授白根靖大先生をコーディネーターにお迎えして、日本列島史研究の中で清原氏研究がどこまで進んだのか、その論点・課題について、市民の皆様にお伝えしたいと思います。

主催:横手市教育委員会

日時:平成28年12月18日(日)午前10時00分より午後4時00分まで

場所:横手市役所南庁舎講堂 横手市条里1丁目1番64号 ℡0182-32-2403

日程及び内容

■12月18日(日)

09:00~10:00 受付

10:00~10:10 開会行事・連絡事項

10:10~10:40 報 告「国史跡大鳥井山遺跡と金沢柵推定地(陣館遺跡・金沢城跡)」

報告者:島田祐悦(横手市教育委員会)

10:40~10:50 休 憩

10:50~11:50 基調講演「清原氏・吉彦氏・清衡の後三年合戦前後の動向」

講 師:野中哲照氏(國學院大學文学部教授)

11:50~13:00 休 憩

13:00~14:30 特別講演「源義家の実像」

講 師:野口実氏(京都女子大学名誉教授)

14:30~14:50 休 憩

14:50~16:00 シンポジウム「源義家の評価と清原氏研究の現在」

コーディネーター:白根靖大(中央大学文学部教授)

パネリスト:上記講師陣

16:00~ 連絡事項・終了

お問い合わせ先

横手市教育委員会 教育総務部 文化財保護課

TEL:0182-32-2403

参考URL

http://www.city.yokote.lg.jp/bunkazai/event90002500.html