2025年9月21日(日)第28回委員会(弘前大学)
2025年3月20日(木)第27回委員会(駒澤大学)
2024年9月15日(日)第26回委員会(南山大学)
2024年4月8日(月)第25回委員会(Zoom)
2024年3月20日(水)第24回委員会(青山学院大学青山キャンパス)
この間は電子メール等でやりとりを進めた。
2020年7月7日(火)第23回委員会(Zoom)
2019年9月22日(日)第22回委員会(新潟大学)
2019年3月21日(木)第21回委員会(専修大学)
2018年9月23日(日)第20回委員会(和歌山大学)
2018年3月23日(金) 第19回委員会(東京学芸大学)
2017年9月30日(土) 第18回委員会(三重大学)
2017年3月23日(火) 第17回委員会(筑波大学)
2016年10月1日(土) 第16回委員会(東北大学)
2016年3月22日(火) 第15回委員会(早稲田大学)
2015年9月19日(土) 第14回委員会(愛媛大学)
2015年3月29日(日) 第13回委員会(日本大学文理学部)
2014年9月21日(日) 第12回委員会(富山大学)
2014年3月28日(金) 第11回委員会(国士舘大学)
2013年9月29日(日) 第10回委員会(福島大学)
2013年3月30日(土) 第9回委員会(立正大学)
2012年10月7日(日) 第8回委員会(神戸大学)
2012年3月29日(木) 第7回委員会(首都大学東京)
2011年9月24日(土) 第6回委員会(大分大学)
2010年10月3日(日) 第5回委員会(名古屋大学)
2010年3月28日(日) 第4回委員会(法政大学)
2009年10月25日(日) 第3回委員会(琉球大学)
2009年3月29日(日) 第2回委員会(帝京大学)
2009年2月16日(月) 第1回委員会(GUPI会議室)
2008年10月4日(土) 非公式会合(岩手大学)
2024年度活動報告
委員長:河本大地
委 員:青木賢人、朝日克彦、有馬貴之、植木岳雪、久保純子、澤田結基、鈴木比奈子、髙場智博、中村有吾,新名阿津子、宮原育子、山本隆太、柚洞一央
ジオパークに関する学術的な議論を深め、各地のジオパークの活動を支援し活性化するよう、メール、対面、オンラインで意見・情報を交換し、活動を進めている。また、活動をよりアクティブにするべく委員の入れ替えをおこなった(各地の大学・ジオパークにおいて活躍する会員5名が新任・復帰。あわせてこのタイミングで3名が離任)。
1) 初の試みとして第14回日本ジオパーク全国大会(於:青森県の下北ジオパーク。2024年8月31日・9月1日)においてブース出展した。ジオパークにおける地理学の存在感を高めるとともに、ジオパークと地理学・地理教育とのかかわりについて来場者の関心向上を図った。
2) 各委員が、各地のジオパークや、日本ジオパークネットワークの活動を支援し、その成果や課題をメール等で共有した。ジオパークに関する国内外の各団体と連携を行うとともに、各地のジオパーク団体の活動を支援し、日本地理学会会員に対してのジオパークに関する情報の提供を行っている。また、各委員がジオパークに関する調査・研究を行い、学術的な議論を深めるよう活動を進めている。
3) 日本ジオパーク学術支援連合に対して委員を選出・推薦した。
4) 対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で会議を3回開催したほか、各企画について関係委員で議論する場をもった。また、メール等で議論を進めた。
5) 委員会ウェブサイトの構成、内容、およびデザインを更新した。
6) 新年度に向けて、委員会有志による出版、シンポジウムおよび巡検の開催、日本ジオパーク全国大会でのブース出展などの企画を構想中である。
2023年度活動報告
委員長:河本大地
委 員:青木賢人、朝日克彦、有馬貴之、植木岳雪、菊地俊夫、久保純子、中村有吾,宮原育子、目代邦康、柚洞一央、渡辺悌二
ジオパークに関する学術的な議論を深め、各地のジオパークの活動を支援し活性化するよう,メール等で意見・情報を交換し,活動を進めている。
1) 『E-journal GEO』18巻1号に特集「ジオツーリズムと持続可能な開発」を掲載した。
2) 各委員が、各地のジオパークや、日本ジオパークネットワークの活動を支援し、その成果や課題をメール等で共有した。ジオパークに関する国内外の各団体と連携を行うとともに、各地のジオパーク団体の活動を支援し、日本地理学会会員に対してのジオパークに関する情報の提供を行っている。また、各委員がジオパークに関する調査・研究を行い、学術的な議論を深めるよう活動を進めている。対面での会議は開催できなかったが、メール等を利用して議論を進めた。
3) 大会時のシンポジウム開催等を以前は活発におこなっていたが、ジオパークの存在の定着やコロナ禍の影響などにより、ここ数年は実施していない。委員長を交代し、今後の活動の在り方について議論を進めている。
2022年度活動報告
委員長:目代邦康
委 員:青木賢人、朝日克彦、有馬貴之、植木岳雪、菊地俊夫、久保純子、河本大地、中村有吾,宮原育子、柚洞一央、渡辺悌二
ジオパークに関する学術的な議論を深め、各地のジオパークの活動を支援し、活性化するよう活動を進めている。電子メール等を利用して議論を行い,活動を進めている。
1) 2019年秋季学術大会において実施したシンポジウム「ジオパークは観光地理学の研究対象となるのか?―研究と地域の狭間でなすべきこと―」での発表に基づいて、E-journal GEOの特集号を企画し、その編集作業を進めた。
2) 各委員が、各地のジオパークや、日本ジオパークネットワークの活動を支援し、その成果や課題をメーリングリストで共有した。ジオパークに関する国内外の各団体と連携を行うとともに、日本各地のジオパーク団体の活動を支援し、日本地理学会会員に対してのジオパークに関する情報の提供を行っている。また、各委員がジオパークに関する調査・研究活動を行い、学術的な議論を深めるよう活動を進めている。対面での会議は開催できなかったので、電子メール等を利用して議論をすすめた。
2021年度活動報告
委員長:目代邦康
委 員:青木賢人,朝日克彦,有馬貴之,植木岳雪,菊池俊夫,久保純子,河本大地,中井達郎,中村有吾,宮原育子,柚洞一央,渡辺悌二
ジオパークに関する国内外の各団体と連携を行うとともに,日本各地のジオパーク団体の活動を支援し,日本地理学会会員に対してのジオパークに関する情報の提供を行っている.また,各委員がジオパークに関する調査・研究活動を行い,学術的な議論を深めるよう活動を進めている。対面での会議は開催できなかったので,電子メール等を利用して議論をすすめた.
1) 日本地理学会が設立趣旨に賛同した日本ジオパーク学術支援連合が2021年7月に設立されたため、そこに委員を推薦した.
2) 2019年秋季学術大会でのシンポジウム「ジオパークは観光地理学の研究対象となるのか?―研究と地域の狭間でなすべきこと―」での発表に基づいて、E-journal GEOの特集号を企画し、その編集作業を進めた.
2020年度活動報告
委員長:目代邦康
委 員:青木賢人,朝日克彦,有馬貴之,植木岳雪,菊池俊夫,久保純子,河本大地,中井達郎,中村有吾,新名阿津子,宮原育子,柚洞一央,渡辺悌二
ジオパークに関する学術的な議論を深め、各地のジオパークの活動を支援し、活性化するよう活動を進めている。電子メール等を利用して議論を行い,活動を進めている。
1) 2020JpGUで,関連学会とともにジオパークセッションを開催した.
2) 2019年秋季学術大会において実施したシンポジウム「ジオパークは観光地理学の研究対象となるのか?―研究と地域の狭間でなすべきこと―」での発表に基づいて,E-journal GEOの特集号を企画し,その編集作業を進めている.
3) 日本ジオパーク委員会発案の学術組織連携のためのジオパークコンソーシアムの計画について,理事会と連絡をとり,意見を述べるなど対応した.
2019年度活動報告
委員長:目代邦康
委 員:青木賢人,有馬貴之,植木岳雪,菊池俊夫,久保純子,河本大地,中井達郎,新名阿津子,宮原育子,柚洞一央,渡辺悌二
ジオパークに関する学術的な議論を深め、各地のジオパークの活動を支援し、活性化するよう活動を進めている。本年度は学術大会時に委員会を2回開催するとともに、以下の取組を実施した。
1) 2019年春季学術大会において、シンポジウム「ジオエシックスとジオパーク」を開催した。
2) JpGU2019において、日本地質学会等と「ジオパーク」セッションを共催した。
3) 2019年秋季学術大会において、シンポジウム「ジオパークは観光地理学の研究対象となるのか?―研究と地域の狭間でなすべきこと―」を開催した。
4) 2020年春季学術大会シンポジウム「日本のジオパーク活動―これまでの10年、これからの10年―」に向け、準備を行った。
2018年度活動報告
委員長:目代邦康
委 員:青木賢人,有馬貴之,菊池俊夫,久保純子,河本大地,中井達郎,新名阿津子,宮原育子,柚洞一央,渡辺悌二
国内外においてジオパークに関する学術的な議論を深め、各地のジオパークや日本ジオパークネットワークの活動を支援するよう活動を進めている。本年度は学術大会時に委員会を2回開催するとともに、以下の取組を実施した。
1) 2018年春季学術大会において、シンポジウム「新学習指導要領とジオパーク」を開催した。
2) JpGU2018において、日本地質学会等と「ジオパーク」セッションを共催した。
3) 2018年秋季学術大会において、巡検「南紀熊野ジオパークの自然と文化」を企画したが、参加申込者が少なく不催行となった。
4) 2019年春季学術大会シンポジウム「ジオエシックスとジオパーク」に向け、準備を行った。
5) 新名阿津子委員を日本ジオパーク委員会調査運営部会に推薦した。
2017年度活動報告
委員長:菊地俊夫
委 員:青木賢人,有馬貴之,小泉武栄,河本大地,チャクラバルティー ・アビック,中井達郎,新名阿津子,宮原育子,目代邦康,柚洞一央,渡辺悌二
2016年度活動報告
委員長:菊地俊夫
委 員:青木賢人,有馬貴之,小泉武栄,河本大地,チャクラバルティー ・アビック,中井達郎,新名阿津子,宮原育子,目代邦康,柚洞一央,渡辺悌二
ジオパークに関する学術的な議論を深め,各地のジオパークの活動を支援し,活性化するよう活動を進めている.本年度は学術大会時に委員会を2回開催すると共に,以下の取組みを実施した.
1) 2016年春季学術大会において,シンポジウム「ジオパークで考える科学と社会の関係」を開催した.
2) JpGU2016において,日本地質学会等と「ジオパーク」セッションを共催した.
3) 2016年秋季学術大会において,巡検「「栗駒山麓ジオパーク」自然災害との共生と豊穣の大地の物語を巡る」(参加者約20名)を実施した.
4) 2015年春季学術大会シンポジウム「ジオパークにおける教育力」の発表者を中心とし,東京地学協会「地学雑誌」の特集号「ジオパークの教育力−教育から学習へ」を発刊した.
6) 2017年春季学術大会シンポジウム「自然環境の保全と活用に関する国際的制度の諸相」に向け,準備を行った.
7) 2017年春季学術大会巡検「筑波山地域ジオパークをあるく・みる・きく―自然と人をつなぐ石,土,水を楽しむ―」に向け,準備を行った.
2015年度活動報告
委員長:菊地俊夫
委 員:有馬貴之,小泉武栄,河本大地,中井達郎,新名阿津子,宮原育子,目代邦康,柚洞一央,渡辺悌二
ジオパークに関する学術的な議論を深め,各地のジオパークの活動を支援し,活性化するよう活動を進めている.本年度から新規に青木賢人,チャクラバルティー ・アビックを委員として選出した.また,学術大会時に委員会を2回開催すると共に,以下の取組みを実施した.
1)2015年春季学術大会シンポジウム「ジオパークにおける教育力」を開催した.
2)JpGU2015において,日本地質学会等と「ジオパーク」セッションを共催した.
3) 秋季学術大会において,巡検「四国西予ジオパークを歩く・見る・聞く」(参加者20名)をオーガナイズした.
4) 「大地の遺産百選」選定作業を昨年度から継続して行った.
5)2015年春季学術大会シンポジウム「ジオパークにおける教育力」の発表者を中心に,東京地学協会「地学雑誌」に特集号を掲載(執筆)することを決定した.
6)2016年春季学術大会シンポジウム「ジオパークで考える科学と社会との関係」に向け,準備を行った.
2014年度活動報告
委員長:菊地俊夫
委 員:有馬貴之、岩田修二、金田章裕、小泉武栄、河本大地、中井達郎、新名阿津子、宮原育子、目代邦康、柚洞一央、渡辺悌二
ジオパークに関する学術的な議論を深め、各地のジオパークの活動を支援し,活性化するよう活動を進めている。2013年度をもって松本 淳(首都大)が委員を退任し,新たに宮原育子(宮城大学)が委員となった。学術大会時に委員会を2回開催し、また、以下の取組みを実施した。
1) JpGU2014において、日本地質学会等と「ジオパーク」セッションを共催した。
2) 秋季学術大会において、公開シンポジウム「北陸におけるジオパークの現状と課題」をオーガナイズした。
3) 「大地の遺産百選」選定作業を昨年度から継続して行った。
4) 過去のシンポジウムにおける発表を中心にして,E-journal GEO で特集「日本のジオパークの現状と課題」を発行した.
5) 2015年春季学術大会におけるシンポジウム「ジオパークにおける教育力」の準備をすすめた。
6) 日本ジオパーク委員会の改選があり,菊地委員,宮原委員を選出した.
2013年度活動報告
委員長:菊地俊夫
委 員:有馬貴之、岩田修二、金田章裕、小泉武栄、河本大地、中井達郎、新名阿津子、松本 淳、目代邦康、柚洞一央、渡辺悌二
ジオパークに関する学術的な議論を深め,各地のジオパークの活動を活性化するよう活動を進めている。委員会を2回開催し,以下の取組みを行った。
1) 春季学術大会では、公開シンポジウム「大地の遺産を選ぶ」をオーガナイズした。JpGU2014では、日本地質学会等と「ジオパーク」セッションを共催した。
2) 河本委員がIGUジオパークコミッションのExecutive Committee Memberとなり,コミッションとの連携を深めた.
3)「大地の遺産百選」選定作業を昨年度から継続して行っている。次年度には「大地の遺産百選」を公表する。
4) 過去の関連シンポジウムでの講演者を元に,e-journal GEOでのジオパーク特集号を企画し,その準備をすすめた.
5) 2014年春季学術大会におけるシンポジウム「ジオパークと地理学」と巡検「銚子ジオパークの自然と地域づくり」の準備をすすめた.
6) IGU京都大会における市民公開講座「ジオパークから学ぶ日本の自然と文化」において、企画立案に協力し,一部の委員が運営,講演を行った。
7) 科学技術振興機構主催のサイエンスアゴラ2013で行われた「ジオパークとユネスコエコパーク」の後援を行った。
2012年度活動報告
委員長:小泉武栄
委 員:有馬貴之,岩田修二,菊地俊夫,金田章裕,中井達郎,新名阿津子,松本 淳,目代邦康,渡辺悌二
本委員会では、各地のジオパークの活動を活性化するよう活動をすすめている。2012年度は、2回の委員会を開催し、以下の取組みを行った。
1) 議論を深め、広く情報発信を行うため、日本地理学会学術大会で一般公開シンポジウムを開催した。春季大会では、「大地の遺産―地理学からの提案―」を、秋季大会では、「ジオパークに生じた諸問題―持続可能なシステムの構築に向けて―」をオーガナイズした。日本地球惑星科学連合大会では、日本地質学会、日本第四紀学会、日本火山学会、日本地震学会と連携し「ジオパーク」セッションを開催した。
2) 秋季学術大会の巡検において「山陰海岸ジオパーク―日本海形成に伴う多様な地形・地質・風土と人びとの暮らし―」を企画し実施した。学会会員へのジオパークの認知度向上とともに各地のガイドに地理学者の持つ情報を伝えることができ、交流を図ることができた。
3) 科学技術振興機構主催のサイエンスアゴラで行われたジオツーリズムとパブリックアルケオロジーの邂逅の後援を行った.
4) 昨年度から継続して、「大地の遺産百選」の選定作業を行っている。
5) 「大地の遺産百選」選定作業を進めるため、2013年春季大会で大地の遺産を選ぶ」シンポジウムを開催する予定である。
6) IGC京都大会の一般向け講演会のテーマが「ジオパーク」であるので,本委員会委員が演者となって,その内容の向上をはかるよう議論を重ねた.
2011年度活動報告
委員長:小泉武栄
委 員:有馬貴之,岩田修二,菊地俊夫,金田章裕,中井達郎,新名阿津子,松本 淳,目代邦康,渡辺悌二
日本地理学会代表の日本ジオパーク委員会委員と連携をとり,学会員と各地のジオパークとの橋渡し役となるよう活動をしている.2011年度は,1回の委員会の開催のほか,以下の取り組みを行った.1)学会における議論を深め,広く情報発信を行うため,日本地理学会学術大会と日本地球惑星科学連合大会において一般公開のシンポジウムを開催した.春季大会では,「ジオパークの現状と課題」のオーガナイズを行った(東日本大震災により中止).また,秋季大会においては,「九州のジオパークの現状とこれから」のオーガナイズを行った.連合大会では,日本地質学会と共に「ジオパーク」セッションを開催した.2)ジオツアーの実践的な取り組みとして,秋季学術大会の巡検において「九州阿蘇の自然と文化―阿蘇ジオパークと世界遺産候補をめぐる―」を企画し実施した.3)広く社会にジオパークの活動を普及させるため,科学技術振興機構主催のサイエンスアゴラ2011で行われた「ジオツーリズムの楽しみ方」の後援を行った.4)地理学的な視点から,保護・保全/活用すべき「大地の遺産百選」の選定作業を行っている.5)前述の「大地の遺産百選」選定作業を強力に進めるため,2012年春季大会で「大地の遺産百選」シンポジウムを開催する予定である.そのための準備を進めてきた.
2010年度活動報告
委員長:小泉武栄
委 員:岩田修二、菊地俊夫、金田章裕、中井達郎、松本 淳、目代邦康、渡辺悌二
2010年度に委員会を2回開催し,これまで通り学術大会の場でジオパークについて議論を深めていくよう,シンポジウムや巡検を企画していく ことが話し合われた.秋季学術大会において,シンポジウム「ジオパークと地域振興」と巡検「東海丘陵要素の地生態学的検討」を企画しその運営にあたった.また日本地球惑星科学連合2010年大会において、日本地質学会とともに,パブリックセッション「ジオパーク」の後援を行った.また,ジオパーク対応委員会としてのウェブサイトを作製し,委員会の議論の蓄積を対外的に発信するよう努めた.2011年春季学術大会での災害対応委員会と合同で公開シンポジウム「ジオパーク,ジオツーリズムと地理学」を開催するべく,その準備を進めた.また,2011年日本地球惑星科学連合大会パブリックセッション「ジオパーク」の準備も進めている.
2009年度活動報告
委員長:小泉武栄
委 員:岩田修二、菊地俊夫、金田章裕、中井達郎、松本 淳、目代邦康、渡辺悌二
ジオパークとは、地球科学的に価値のある、地形や地層、生態、文化的な遺産を保全し、教育・研究を進めるとともに、それを地域振興に活用しようとするものである。
本委員会は日本地球惑星科学連合2009年大会において、公開セッション「ジオパーク-地球科学がつくる持続的な地域社会」を日本地質学会とともに開催し、今後のジオパークの活動の進むべき方向について議論を深めた。また日本地理学会秋季学術大会においては、公開シンポジウム「ジオパークと大地の遺産百選」を開催し、沖縄でのジオパーク活動の普及とその可能性について検討した。さらに「大地の遺産百選」の選定についての議論を深めた。その議論も踏まえ、委員会では、潜在的な各地の自然、文化の価値を評価するため、本委員会のメンバーを含む大地の遺産百選委員会をつくることとした。大地の遺産百選の選定作業は、そこで進められることとなる。今後、委員会では、各地のジオパークの活動がより充実したものになるよう、より具体的な議論を進めていく。
2008年度活動報告
委員長:小泉武栄
委 員:岩田修二、菊地俊夫、金田章裕、松本 淳、目代邦康、渡辺悌二
ジオパークとは、「大地の公園」と訳される。世界各地の優れた地形・地質、景観を選定、認定し、それをジオツアーや地域興しに役立てようというものである。世界ジオパークに対する取り組みは、わが国では日本地質学会が先行し、産業総合技術研究所を中心にさまざまの活動が行われてきたが、2008年6月には「日本ジオパーク委員会」が発足し、審査の結果、同委員会が中心になって、「世界ジオパーク」への申請を3件、行うまでに漕ぎつけた。日本地理学会、日本第四紀学会でも、地形学の研究者を中心にシンポジウムを開催するなど、活動を行ってきたが、それを強めるべく発足したのが本委員会で、2008年10月盛岡で開催された日本地理学会の代議員会で設置が承認された。
本委員会は委員会を2回開催し、委員会の活動の方向、今後取り組むべき課題等について、検討を行ってきた。その結果、人文景観を含む日本列島の優れた地形・地質、景観を、日本地理学会の会員から推薦してもらうこと、それを基に、日本の代表的な地形等について紹介する書物を編集、刊行すること、などの基本方針を立てた。今後、それを実現するべく、活動を強化していくつもりである。