作ったもの:コンポスト
制作期間:1週間
材料とするもの: コーヒー豆のかす、米糠、納豆、蜂蜜
暖かいところで1週間ほど様子を見ました。匂いはコーヒーのような香ばしさが少し残っていた。暖かい。
↑コンポストあり |
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コンポストなし↑
拡大するとコンポストなしは虫食いが!!!→→→
コーヒーキャンドルはうまく匂いが撒き散らされなかった。
→同時進行で進めていたコーヒーかすを使ったコンポストにすることに。
コーヒーかすを使ったコンポストはコーヒーの匂いは虫が嫌うため、
それを土に混ぜることで、虫が寄ってこない環境をつくれるのではないかと考えた。
同時に、コンポストは有機物を分解し、土を豊かにする役割を持っている。
ただ虫を遠ざけるだけでなく、
植物がより元気に育つ土になる可能性もある。
ここでは、
「害虫対策」と「土の循環」を同時に行うことを目指した。
コーヒーかすは“ゴミ”ではなく、
虫・植物・微生物の関係をつなぎ直す媒介!!
最終発表会では今までの実験の経緯や動機などを前期から振り返って発表した。
日常と結びついたテーマでいい!
実験で対照比較ができているのがわかりやすい!
写真を用いているのがわかりやすかった!
自然との関係を一方向にしていない点
失敗もしてるけど、試したことに価値がある!
対照比較なのに種の量が違いすぎる
考察をもっと深掘りしてほしかった
という意見を頂いた。
対照比較なのに種の量が違いすぎるという意見やコンポストの土と通常の土を隣り合って植えすぎているという意見があり、実験の条件に見直しが必要だと感じた。
失敗の多い実験ではあったが、「試したことに価値がある」という意見は、自身の取り組みを肯定的に捉え直すきっかけとなった。今後は今回の反省点を踏まえ、条件を整えた上で再実験を行い、より深い考察につなげていきたい。
私はコーヒーかすなどの自然素材を用いた制作をし、人間の生活の中で生まれる廃棄物と自然との関係に向き合った。取り組む中で達成できたことは、「自然を利用する」といった一方向的な視点ではなく、人間の行為そのものが自然の循環の一部になりうる、という感覚を実感できたことだ。コーヒーかすは通常「捨てられるもの」だが、素材として扱い、紙や墨、表現物として再構成することで、自然と人間の関係を断ち切るのではなく、つなぎ直す存在になり得ると気づいた。また、「人間ではない者たち」は身近な環境の中にすでに存在していることに気づいた。協働とは、何かを操作することではなく、性質を観察し、こちらの都合だけで決めつけない姿勢そのものなのだと学んだ。
また、身の回りの些細なものや日常的なものから問いを立て、それを表現や制作につなげようとした点だと思う。大きなテーマであっても、抽象的に考えるのではなく、実際に触れられる素材や体験を通して理解しようとしたことで、自分自身の実感のある学びになった。
皆さんも、コーヒーかす=「捨てられるもの」でなく、少し視野を広げて自然との関係を身近なものとして考えてみて欲しい。