03
モグモボトル
03
モグモボトル
制作期間:
アイデアづくり 1ヶ月
プロトタイピング 1日
材料:
ペットボトル, マスキングテープ, 土, 生ごみ
分担パート:
全て個人制作
Q. これは何?
A. 生ごみが土になるボトル。
Q. 何故つくった?
A. 食べ残しを新しい命に変換するため。
制作プロセス
1. プロトタイピング
成果物2で課題だったのは、コンポストの規模が小さくて何も変化が起きないこと。であれば、より大きな規模で行えばよい。
ということで、コンポスターの容器を500mlのペットボトルから2Lのペットボトルに変更し、生ゴミの量も増やしてみた。
2. リブランディング
成果物2の「残飯ボトル」という名称の残飯というのは人間から見たものの見方であるため、微生物視点に立って名前を考え直してみた。
コンポスターは微生物にとってご飯が得られるところであるため、食べる行為をオノマトペで表現した「モグモグ」を採用し、語感をよくするために「モグモ」で切って「モグモボトル」とした。
成果物の発表
最終発表では多くのコメントをいただいた。
〈実際のコメント〉
とても自然に配慮した素晴らしいコンセプトである思いました。ポスターのデザインがとても好きです。
都会ではなかなか実施されていないような内容をうまく形にできていると感じました。
食べ残しを捨てるのではなく、肥料にすることで次の生命を繋ぐっていう考え方が、フードロスをゼロにすることに繋がると思い、素敵だと思いました。
都会の中で実際にコンポスターで作るのは難しいと思うので作れているのとてもよかったです
手軽にコンポストを始められそうで良かったです。パネルのデザインが洗練されていて好きです!!
〈コメントを受けて〉
コンセプトに対しては自然への配慮やフードロス削減の視点が高く評価され、都会での実現可能性や取り組みやすさについても具体的な意見が寄せられた。コンポストのビジュアル的な地味さをグラフィックで魅力的に伝えるという一つの目的も達成できたようだ。
〈今後の展望〉
最終発表において参加者に発表できたのは、あくまで「モグモボトル」のコンセプトにおける過程の状況にすぎない。コンポストには非常に多くの時間が必要になるため、まずは私が1人目のユーザーとしてモグモボトルの利用を続けようと思う。この個人的な利用から多くの気づきを得て、プロダクトをブラッシュアップしていきたい。