02
残飯ボトル
02
残飯ボトル
制作期間:
アイデアづくり 1ヶ月
プロトタイピング 1日
材料:
ペットボトル, マスキングテープ, 土, 生ごみ
分担パート:
全て個人制作
Q. これは何?
A. 生ごみが土になるボトル。
Q. 何故つくった?
A. 食べ残しを新しい命に変換するため。
制作プロセス
1. アイデアを書き出す
「アイデアシート」を使ってアイデアを発散させる。人間が生活する上でほぼ確実に生まれる「生ゴミ」を自然の循環に乗せて資源へ変える方法を考えてみた。
今回は「無印良品」が完全に自給自足できる移動式の家を制作する中で、おがくずを利用したバイオトイレを活用していたのを見て、微生物の手を借りて協働するアイデアを書き出した。
2. プロトタイピング
アイデアを確定させたら、実際にプロトタイプを制作していく。材料は可能な限り身近なもので。今回は空いた500mlのペットボトルとマスキングテープを活用した。
ゴミ箱のビニール袋に入れるノリで使えるように、できるだけコンパクトで扱いやすいものに仕上げた。
3. ブランディング
「“食べ残し”は“新しい命”に変えよう」をキャッチコピーに、「残飯ボトル」とした。このプロダクトが最も重要視するのは「カジュアルさ」であるため、モダンなテイストになるようデザインした。
成果物の発表
発表ではロゴとコンセプトの説明を紙に印刷し、プロトタイプと共に展示した。コンセプトがわかりやすく筋が通っているという評価をいただいたが、一回のサイクルに時間がかかる課題も浮き彫りになった。おそらく最終発表会までに図の循環を完全に回すことは難しいが、このプロトタイプ1号の改善点をもとにプロトタイプ2号を制作していく。