01
Leaf Station
01
Leaf Station
制作期間:
アイデアづくり 2ヶ月
プロトタイピング 2日
材料:
プラスチックのコップ, 油性ペン(+ 落ち葉)
分担パート:
全て個人制作
Q. これは何?
A. アリへ安定した資源を供給するための落ち葉ステーション。
Q. 何故つくった?
A. アリが資源を探しに路上に現れ、人間に踏まれる事象を無くすため。
制作プロセス
1. 身の回りの自然環境を見つめる
私たちの身の回りでは多くの人間でない存在が相互的に影響し合っている。「アクタント・マッピングキャンバス」を利用し、自然環境を見つめた際に浮かんだ問いにおいて「直接的に関係する存在」と「間接的に関係する存在」を可視化する。
これにより、問いに関係している存在を俯瞰しつつ整理することができる。
2. アイデアを書き出す
問いに関係するアクタントを整理したら、次は「アイデアシート」を使ってアイデアを発散させる。生きていくための資源を懸命に集めている点において人間と似ている部分があると感じたため、今回はアリ(働き蟻)に着目した。
働きアリの労働環境における負担を削減し、その結果変化したアリの行動をデータ化することで、人間の労働環境における負担の削減に応用することが目標だ。
3. プロトタイピング
アイデアを確定させたら、実際にプロトタイプを制作していく。プロトタイプはコップとハサミさえあれば完成する、とても簡素なものである。簡素というとマイナスなイメージがあるが、それは同時に再現性が高いということでもある。
幅広い地域で積極的に活用されるためには「簡素である」という特徴は大きな武器になるのだ。
中間発表
中間発表ではロゴとコンセプトの説明を紙に印刷し、プロトタイプと共に展示した。コメントは概ね高評価であったが、「人間からの働きかけに対してアリからの働きかけが少ないような……」という評価も頂いたため、コンセプトの練り直しや違った角度からのアプローチ等を試す予定だ。