投稿日: Apr 10, 2011 2:56:27 AM
報告者-平山大輔
3/31より始まった野蒜小学校の子どもたちを励ます「がんばろう!野蒜っこ!」の第3回目が前日の地震により中止になった。
震度6の大きな地震によって、仙台市内の鉄道が運休、ボランティアがYMCAに集まれない状況となった。また、三陸自動車道も通行止めとなり、仙台と東松島を結ぶ国道45号線が大渋滞の為、第3回目の支援活動を中止にした。
電話回線状態も悪く、中止連絡のため、東松島に向かった。仙台から大きく迂回路を走り東松島に予定より約30分遅れで到着。避難所ではリュックを背負い、お迎えを今か今かと待っていてくれている子どももいた。
次回は11日(月)。「今度は絶対来てよ。」に再会を約束した。
<避難所の今後>
鳴瀬第一中学校が4/21から新学期開始する為、4/12までに次の避難所に引越しをすることになっており、移動先が決まり次第、支援の継続を計画していく。
<野蒜小学校の今後>
鳴瀬第一中学校に設置されていた野蒜小学校職員室を東松島市役所鳴瀬庁舎3Fに移設し、今後野蒜小学校の運営も同所で行われる。約200名の全校児童の内、約6割の子どもたちが登校すると見込まれている。
<YMCAが考える今後の支援>
野蒜地区の被害は甚大。復興にどのくらいの年月がかかるのか予想もつかないが、間違いなく言えるのが、子どもたちが大人になった時、必ず野蒜復興への担い手になっていると思われる。
15日を予定している第5回「がんばろう!のびるっ子!」では、昼食の炊き出しを計画している。しかし、これは子どもたちがYMCAボランティアと共に準備し、食事づくりをする予定で、家族や多くの避難者のみなさんに昼食を振舞う予定である。
YMCAボランティア支援センターでは、のびるっ子たちが、今後「支援を受ける人」から「支援をする人」に移り変わっていくことが、故郷の復興への第一歩と捉えている。
(ちなみに、牛丼&焼きそば&スープを予定。牛肉、野菜をご支援いただける方いらっさいましたら、お願いいたします!)