2023年度活動報告

石川能登半島地震被災地支援にスタッフが派遣されます

日本のYMCAは行政(内閣府・石川県)との協力しながら金沢市の1.5次避難所である「いしかわ総合スポーツセンター」の運営支援を行っています。石川県もセンターにおいても避難所運営のノウハウがないことから、避難所立ち上げからYMCAがアドバイザリースタッフを大阪YMCAと神戸YMCAから送ってきました。

こちらの避難所では1月15日現在入所者数は250名、これまでに638名が入所し、388名が2次避難所に移動しています。


1.5次避難所とは、2次避難所であるホテル等に移る前に避難する一時的な場所です。現地から2次避難所への移動が始まっておりますので、出入りが今後多く発生いたします。


仙台YMCAでは、1月20日(土)から31日(水)まで、アドバイザリースタッフとして1.5次避難所にスタッフを1名派遣することを決定いたしました。


今後情報が入りましたら、その都度お知らせいたします。

「令和6年能登半島地震緊急支援街頭募金20140114」報告

令和6年1月1日に発生した「能登半島地震」について、YMCAでは令和6年3月31日まで支援募金を行うことが決まりました。日本YMCA同盟を通して被災地に届けられます。

仙台YMCAでは、急遽1月14日(日)13:00~15:00で仙台市青葉区一番町にある三越前にて街頭募金を行いました。

ボランティア、子どもたち、スタッフ総勢100名で呼びかけをさせてもらいました。

その結果、339,166円の募金をいただきました。第1弾として被災地支援のため日本YMCA同盟へ送金いたします。

ワイズメンズクラブの皆さん、メンバーの皆さん、職員の皆さん、そして、募金をしてくれた多くの皆さん、ありがとうございました。 

引き続き、「令和6年能登半島地震緊急支援募金」を3月31日まで実施しております。

ご協力の程、どうぞよろしくお願いいたします。


<使途について>

◆被災地近隣YMCAと協働して行う能登半島地震の被害を受けた地域への支援活動

◆YMCAが関係する災害支援団体との協働で行う支援活動


<募金について>

郵便振替:02290-0-2219

加入者氏名:仙台YMCA


または、仙台YMCAの各施設設置の能登半島地震募金封筒に募金をいれていただき、

職員にお渡しください。


231119山元町岩佐いちご農園ボランティア(23年度第7回目)を行いました

2023年度、第7回目の岩佐いちご農園ワークを11月19日(日)に実施しました。

今回はメンバー1名、ご家族1名、スタッフのご家族2名、元スタッフ1名、ユースボランティアリーダー1名、スタッフ5名の合計10名の参加でした。

今回で2023年度は最後の予定です。


今回は、まずイチゴ農園敷地内にある倉庫の片付けや整理整頓を行いました。

これまで震災後イチゴ農園再開に向けて慌ただしい日々を送られていました。

今回ようやくYMCAのボランティアに合わせてやることになりました。

廃棄するもの、移動するものなど、みんなで協力して行いました。

また倉庫の下にはあちらこちらに根が張っており、その生命力に驚きました。

お昼ご飯を挟み、作業は終了しました。


その後は、不要になった予備の苗を廃棄する、関わる備品の簡易的な片付けを行いました。

午前中はとても暖かく汗ばんでいましたが、午後は山側からの風がきつく、

また椅子に座ったままの作業の為寒く感じました。


予定の15時までに今日の予定作業は全て終えることができました。

今回のボランティアが2023年度ラストの予定です。

先日今シーズンのイチゴ収穫・出荷が始まったそうです。


その嬉しい報告の半面、長年実施しているボランティアを癒してくれていた

岩佐イチゴ農園の番犬「しばざくら」が先月の活動後に体調が急変し、

懸命な介抱もむなしく天に召したそうです。

「しばざくら」と昼休憩の際に散歩を楽しんでいた参加者一同は寂しさに暮れていましたが、

相棒の「さくら」の表情が寂しそうで、岩佐さんご家族も含めてまだまだ悲しみのうちにいらっしゃるのが、

痛いほど感じた今回のボランティアでした。


帰りの際、空には虹がかかっておりました。


次回のボランティアは2024年4月の予定です。

十勝栗かぼちゃを山元町へお届けしました

毎年十勝ワイズメンズクラブより、震災で被災された方々へと「十勝栗かぼちゃ」の寄贈をいただいております。

今年も100箱寄贈をいただき、本日山元町へお届けいたしました。


山元町つばめの杜保育所へ35箱

社会福祉法人静和会 特別養護老人ホームみやま荘へ25箱

社会福祉法人静和会 特別養護老人ホーム第二みやま荘へ15箱

岩佐イチゴ農園へ1箱

以上76箱お届けしました。


毎年のご支援に感謝です。

大阪YMCAの運営サポートを行いました(令和5年度中学生体験学習事業) 8/1~3

大阪YMCAが大阪市福島区の「令和5年度中学生体験学習事業業務」を委託され、2023年8月1日(火)~3日(木)の期間宮城県で行われ、仙台YMCAが運営のサポートを行いました。


事前準備では、大阪YMCAのスタッフとオンラインで打ち合わせを何度か行いました。

そして、仙台YMCAのスタッフがこの期間中帯同をし、サポートを行いました。


この体験学習には、大阪市福島区にある3つの中学校からそれぞれ3名の生徒と1名の教員、2名の区職員が参加されました。

大阪YMCAからは2名のスタッフ、1名のユースボランティアリーダーが引率されました。


8月1日(火)は名取市閖上地区にて献花、その後震災遺構である「山元町中浜小学校」にて語り部ガイドの方から案内をいただきました。

仙台市のホテルにチェックイン後は、日本基督教団石巻栄光教会の川上牧師からの講演を行いました。


8月2日(水)は「塩竃市津波防災センター」「松島蒲鉾本舗」を巡り、震災遺構である「石巻市門脇小学校」の視察と

近隣の「みやぎ東日本大震災津波伝承館」にて語り部ガイドの方から案内をいただきました。

その後は気仙沼市まで北上し、ホテルにチェックインしました。


8月3日(木)の最終日は、震災遺構である「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」にて語り部ガイドの方から案内いただきました。

その後は一路仙台空港へ向かい、無事に大阪に帰阪されたとのことです。


今回、震災を知らない中学生たちが体験して学んだこと、感じたことを周りの人々に広めてくれることを期待しています。

231015山元町岩佐いちご農園ボランティア(23年度第6回目)を行いました

2023年度、第6回目の岩佐いちご農園ワークを10月15日(日)に実施しました。

今回はメンバー1名、スタッフのご家族4名、元スタッフ1名、ユースボランティアリーダー2名、スタッフ5名の合計13名の参加でした。

初参加は1名でした。


今回は、雨天のためハウス内での作業になりました。

自宅にある海側のハウス(小さいハウス)4棟の内側に生えてある雑草取りでした。

ハウスの中なので雨に濡れることもなく作業ができました。


ただし、ハウスの中は雑草があちらこちらに生えており、

全員で1棟ずつ終わらせるやり方にしました。


午前中に3棟終わり、午後は残りの1棟を終わらせて、本日の作業は終了となりました。


来月は2023年度ラストのボランティアとなります。年内も最後となります。

来月にはイチゴが実をつけているかもしれないとのことでした。


そして、今回参加メンバーに3名高校生がおり、お互い初対面でしたが、

休憩時間などに高校生トークをおこなっているのがほのぼのとしてよかったです。


次回は11月19日(日)に実施予定です。

230917山元町岩佐いちご農園ボランティア(23年度第5回目)を行いました

02023年度、第5回目の岩佐いちご農園ワークを9月17日(日)に実施しました。

今回はスタッフの友人2名、元スタッフ1名、ユースボランティアリーダー3名、スタッフ4名の合計10名の参加でした。

初参加は3名でした。


今回は、すでに23年度シーズンのイチゴの苗がハウス内に植えられており、

苗が入っていた黒ポットや黒ポットを受けている青のトレイなどを回収する作業でした。

みんなで役割分担をして回収しました。

回収した黒ポットは、1個1個中に入っている土を落とし、重ねる作業です。

青のトレイは、水と土を落とす作業です。

作業開始から約1時間半ほどで終了しました。


その後は、ハウスにかかってある遮光カーテンを取り外し、回収する作業をしました。

お昼休憩を挟み、自宅と団地の遮光カーテンを回収して、折りたたむところまで行いました。


8月は実施していませんでしたので、久しぶりに岩佐さんご夫妻といろいろな話をさせていただきました。


次回は10月15日(日)に予定しています。

230709山元町岩佐いちご農園ボランティア(23年度第4回目)を行いました

2023年度、第4回目の岩佐いちご農園ワークを7月9日(日)に実施しました。

今回は元メンバー1名、保護者2名、スタッフ4名の合計7名の参加でした。


今月の作業も、22年シーズンが終わり、次のシーズンに向けた準備作業でした。

内容は、団地のハウス内にある水耕栽培の棚にビニールを張ることでした。

団地には2つの大型ハウスがあり、今日一日で両方とも作業を終えることができました。


まず棚のヤシガラや土に生えている雑草を除去し、その後みんなで役割分担してビニールを張りました。

午後は午前中の2倍ほどスピードが上がるほど、それぞれの作業スピードが上がりました。


ハウスの外は心地よい風が吹いて、それほど気温が高くなかったですが、

ハウス内は蒸し暑く、休憩や水分補給を適度に入れながら今日一日の作業を終えました。


次回は9月17日(日)に予定しています。

230618山元町岩佐いちご農園ボランティア(23年度第3回目)を行いました

2023年度、第3回目の岩佐いちご農園ワークを6月18日(日)に実施しました。

今回はユースボランティアリーダー1名、元スタッフ1名、スタッフ3名の合計5名の参加でした。

※1名は午前中のみの参加でした


今月の作業は、22年シーズンが終わり、次のシーズンに向けた準備作業でした。

内容は、

①寒い期間ハウス内に暖房を循環させる役割のビニールダクトの片付け

②苗を植えていたヤシガラに残された葉っぱなどの除去

➂ハウス内の掃除(下に落ちた枯れ葉など)

以上3つの作業を、岩佐さんの自宅ハウスと団地の2箇所分行いました。


ハウス内の気温も上がり、暑い中での作業でしたが、水分補給を行いながら、

岩佐さんが希望されていた作業を終えることができました。

最後に特製のイチゴジュースをいただき、濃厚なジュースを味わいました。


次回は7月9日(日)に予定しています。

230521山元町岩佐いちご農園ボランティア(23年度第2回目)を行いました

2023年度、第2回目の岩佐いちご農園ワークを5月21日(日)に実施しました。

今回はYMCA国際ホテル専門学生(留学生)2名、ユースボランティアリーダー2名、子ども3名、保護者1名、

ワイズメンズクラブ1名、元スタッフ1名、スタッフ6名の合計17名の参加でした。

そのうち初参加者は4名でした。


今月の作業も先月と同様に苗植え前のポットへの土入れ作業となりました。

特殊な器具を使ったピットと緑のポットへの土入れです。

今回はご自宅のあるハウスの土入れとなりました。

まず始めにみんなで道具などを準備してから作業に取り掛かりました。

そして、前回の参加者や一度作業を経験している参加者は、

初めての参加者に教えながら作業を行っていました。


1日通して天候が良い中の作業となりましたが、

ミャンマーやベトナムからの留学生たちは、参加者との交流をしながら、

力作業を頑張りながらとても楽しんでいました。


お昼を食べた後、自宅に飼われている「桜」「芝桜」の番犬を参加者と散歩し、

犬との交流もしました。


今回の活動では、前回と違う参加者が多く、子どもたちとの交流、留学生とユースボランティアリーダーとの交流など、

前回同様YMCAらしいボランティア活動となりました。


次回は6月18日(日)に予定しています。

230423山元町岩佐いちご農園ボランティア(23年度第1回目)を行いました

2023年度、第1回目の岩佐いちご農園ワークを4月23日(日)に実施しました。

今回はYMCA国際ホテル専門学生(留学生)4名、ユースボランティアリーダー1名、ワイズメンズクラブ1名、元スタッフ1名、スタッフ4名の合計11名の参加でした。

そのうち初参加者は7名でした。


今回の作業も毎年この時期に行っている苗植え前のポットへの土入れ作業となりました。

特殊な器具を使ったピットと緑のポットへの土入れです。

現在生育しているいちごが5月頃で終わりとなり、次のシーズンに向けての作業となります。


1日通して強風が吹く中、土埃が舞う中の作業となりましたが、

ネパールやベトナムからの留学生たちは一緒に活動する参加者との会話も楽しみながら、

土入れの作業をとても楽しんで行っていました。


お昼は近くの牛橋公園に移動して食事をとりました。

その後、磯浜漁港に移動しました。

海の近くまで行き、留学生たちは景色や波を楽しんでいました。


今回の活動では、いちごのボランティアだけではなく、参加者の異文化交流場面が見られ、

YMCAらしいボランティア活動となりました。


次回は5月21日(日)に予定しています。

230418 アンダーソンご夫妻との交流会を開催しました

4月18日、石巻の英語の先生で大震災時の津波で亡くなったテイラーアンダーソンさんのご夫妻がテイラーさんを記念して創設されたテイラー奨学金の奨学生に会うために仙台YMCA国際ホテル専門学校を訪問しました。

アンダーソンさんご夫妻は、テイラーさんの日本とアメリカの架け橋になるという遺志を受け継ぎ、石巻の子どもたちのためにテイラー文庫を送ったりするなど支援活動を続けていました。テイラー記念奨学金もその一つの働きです。アンダーソンさんは、アメリカリッチモンドのYMCAで家族と共に過ごし、理事も務めています。

奨学生とその仲間たちが小さな歓迎会を開き、学生たちは、英語でコミュニケーションをする機会をいただきました。