投稿日: Mar 25, 2011 4:16:27 AM
報告者-平山大輔
1.被害状況
・死者692名 行方不明者429名 (3/24現在)
・被害の状況は以下のように分類される
① 津波によって、住居が完全に流された地域・・・浜市、大曲など
② 津波によって、住居の1階部分が住める状態ではない地域・・・牛網など
③ 津波による被害は無く在宅生活が可能な地域・・・一部を除く45号線より北の地域
④ 津波によって、町全てが崩壊したため、孤立状態になった地域・・・野蒜
2.避難所状況
・避難所83ヶ所 避難者数14,398名
・野蒜地区の避難者が鳴瀬第1中学校に移動した
・救援物資は東松島市にまとめられ、避難所に分配され、使い方は避難所に任されている
・日用品、食料等の物資は十分に供給されている
・避難所での食料供給状況は以下のように分類される
① 避難所で生活している市民
避難所で1日2食の食事をとれている
② 津波の被害が無かった在宅生活者
各避難所から地域ボランティアの協力で1日2回パンを供給している
③ 一時的ではあるが、自宅2階部分で生活できる市民
公民館などで地域の住民と生活していく準備をしている段階
・①と②は市で管理されているが、③は把握できていない
3.東松島市ボランティアセンターの働き
・浸水した家屋のドロ出し、片付けを行っている(地元の中高生、一般登録者)
・避難している高齢者や子どもたちへの特別なケアまで手が回らない状態
4.必要としている支援
・ボランティアを移動する手段(車両、燃料)
・把握しきれていない地域の公民館などで協同生活をしている市民への物資などの救援。
・在宅生活者の偏った食事を変えたい。
・高齢者や子どもたちの健康や心のケアをしていく時間、スペース、人材。
3/25、小野町市民センターの在宅生活者への支援をしている担当者より連絡をいただき、必要な物資の答えを聞く事になっています。