投稿日: Mar 29, 2011 10:25:16 AM
3月26日(土)現地調査の要望に応える支援物資輸送と避難所の変化状況及び今後の必要物資等の聞き取りを行ってきました。
1.歌津地区対策本部(歌津中学校)
歌津地区で収容人員をオーバーしている避難所馬場中山生活支援センターに住居用大型テント4張を届けた。
偶然、同センターより食料等の配給物資を受け取りに本部を訪れていた地区住民にテント4張及び子どもたちのためにお菓子、飴玉を届けた。
長期運営となる対策本部避難所(歌津中学校)の環境整備物資(スリッパ、掃除器具・用具等)は、物資が集まり次第届けることとした。
2.戸倉地区対策本部(宮城県志津川自然の家)
戸倉地区避難者約900名に対し、男女防寒衣類2箱、男性用下着1箱、石鹸1箱、軍手1箱、折り紙セット1箱、手袋1箱、トレーナー1箱、湯たんぽ2個、食料4箱、その他を届けた。
3.志津川中学校
同地区避難場所にタオル1箱、軍手1箱、お菓子・飴玉1箱、女性用防寒衣類1箱、女性用下着・靴下1箱を届けた。
女性用下着はまだまだ不足である。
4.旭ケ丘コミュニティセンター
志津川高校内の旭丘コミュニティセンターに、トイレットペーパー1箱、タオル1箱、女性用下着・靴下1箱、石鹸1箱、魔法瓶2本、ウェットティッシュ1箱、ベビーシュラフ1箱他を届けた。
今回、初めて訪問し、周辺小規模避難所の物資保管も行っており、何でも必要としている。
5.荒砥地区自宅避難者
荒砥地区自宅避難者数件に発電機1機を届けた。志津川中学校まで取りに来ていただいた。
地域の住宅は他全て流失のため孤立しているが電気により避難所生活が明るくなると喜ばれた。
○今後、南三陸町は壊滅的な被害を被った戸倉地区と志津川地区市街地は集団移転先を選択し避難所を出て避難生活を送る方と現地の小さな避難所で生活を送る方との2つに分かれる。戸倉地区は登米市の廃校となった小学校に移転する方向で固まり、同小学校を戸倉小学校分校扱いで運営できるように進めている。歌津地区は、唯つ市街地で残っている歌津中学校を避難所として長期運営の方向と集団移転の2つの方向性で調整している。