投稿日: Jul 13, 2016 1:53:9 PM
7月10日(日)に2016年度第4回目のワークが行われました。
今回のメンバーは、仙台YMCA国際ホテル製菓専門学校の学生4名と
スタッフ3名とその兄弟の小学4年生の男子が参加しました。
今回のワークは、一枚40cm×50cmほどのシートに複数ある
ポット(たこ焼きのプレートを想像してください)に土を入れて、
その後に水をかけて固まった土中央にピックを刺すという作業でした。
見た目は茶色く平らで大きなたこ焼きの中央に爪楊枝を刺しているような感じです。
ピックは苗を固定するために刺すそうです。
作業の流れとしては、午前中シートに土を入れて、
私たちがお昼休憩のときに岩佐さんがシートに水をかけて、
午後からひたすら固まったポットの土にピックを刺すという作業を続けました。
文章で書くと単純な作業ですが、
ビニールハウスは長さ50メートルほどで向こうが熱気でかすんで見えました。
この日は天気も良く気温が外気で30度ほどになっていました。
その中で、ハウスにびっしりシートを並べでの作業です。
いったい何百シートあったのでしょう。
怖くて数えられまんでした。
しゃがんだ状態での作業が続いたため、足腰が悲鳴を上げていました。
やはり体重は軽いほうがいいようです。
学生たちは何度も参加しているため、
和気あいあいと手際よく会話もしながら作業を進めていましたが、
初参加のスタッフは黙々と体をかばいつつ作業をしておりました。
また、初参加の小学校4年生の男子は、
お兄さんお姉さんともなじみながら、
楽しんで作業をしていました。
適応力がほんとにすばらしかったです。
果しない作業でしたが、いつもより多くの休憩をはさみ、
アイスクリームの差し入れや、岩佐さんからの飲み物、
そして甘いスイカの差し入れもあり何とかやりきることができました。
本当に、いちごが出来上がるためにいくつもの工程と
たくさんの人たちが関わり栽培されていることがよく分かりました。
食べるのは一瞬ですが作るのは一生です。
食べ物は本当に感謝していただかなければいけないことを
身に染みて感じたワークとなりました。
(報告/小幡忠弘)