投稿日: Feb 08, 2013 2:42:47 PM
以下、大村裕司副室長からの報告です。
1月17日付けの本欄で一部ご報告しておりましたが、
このたび岡山YMCAを通じてのご縁で、
岡山のボランティアグループのHOKULE’Aさんを窓口に、
おいでんせぇ岡山有志さん、 手づくりミュージカル「ドラネコ座」さん、
岡山県難聴者協会フラ講座さんから送られた新品の毛布53枚を
仮設住宅の方にお届けしました。
被災地は緊急支援期から応急支援・復興期にシフトして来ていますので、
支援物資の配布先を探すのは苦労します。
私たちはこれまでも色々な活動でお世話になっている、
東松島市社会福祉協議会の鳴瀬サポートセンターという
その地域の仮設住宅多数のケアをされているセンターのご担当者さんにご相談し、
今回の仮設住宅にたどり着きました。
今回の仮設住宅は、純粋な仮設住宅ではなく、
町の雇用促進住宅のアパート2棟(80部屋)のうち、
震災時に使われていなかった部屋を仮設住宅に転用したものです。
現在、こうしてお入りになった方が50数世帯おられます。
しかし、雇用促進の方と震災避難の方がモザイク状に入居しておられ、
仮設住宅としての自治会組織もできていなかったため、
これまでほとんどの支援活動がはいることをあきらめ、
今まで支援物資をもらったことがないとおっしゃっていました。
今回は、私たちの「毛布」と塩釜市民ボランティアセンターの方が用意された「人参」を
被災者のお部屋ごとにお尋ねし、お渡ししました。
直接お話しのできた方はたいへん喜んでくださいました。
★この記事から、この仮設住宅にご関心をお持ちになった方へ
雇用促進住宅に直接ご連絡をとったり突然おいでになることはお避けください。
まず東松島市鳴瀬サポートセンターにご連絡の上、
ご支援の内容を相談されますようお願いします。