投稿日: Oct 11, 2011 12:12:29 AM
10月6日(木)、山元町中央公民館で「ふれあいのまちづくりを考える会」が開かれました。この会は、だれもが暮らしやすい町づくりを考える公益財団法人さわやか福祉財団がサポートし、山元町社会福祉協議会が後援しています。さわやか福祉財団北関東ブロックのリーダーである船津祥氏がとちぎYMCA理事長であることから、スタッフの日下部が船津氏他4名のリーダー達を白石蔵王駅〜山元町公民館までご案内し、会の運営のお手伝いをしました。
平日の午後でしたが80名余りの町民が集まり、山元町副町長と同町社会福祉協議会々長からの講話に続き、仮設住宅や町内で世話役的な働きをしている6名のパネリストから、3月以来の活動や今後どのような町にしていきたいかの意見が述べられました。パネリストの発題に対して会場の参加者からは、仮設だけでなく在宅や賃貸住宅に自主避難した被災者(情報が回って来ない)のニーズも聞き取って欲しいなどの具体的な要望も出され、これからは「山元町を愛する会」として、町の復興計画を住民側からサポートする形で協力しながら、暮らしやすい山元町にして行く方針が確認されました。また、29名のボランティア希望者が出るなど、山元町再建にかける住民の期待の大きさがうかがわれました。
11月3〜5日には、すでに「ふれあいのまちづくり」を実行に移して成果を上げつつある山形県天童市を訪れ、どのようにふれあいの居場所作りが行なわれているか等を視察し、ふれあいのまちづくりについて学ぶワークショップが盛り込まれたバスツアーが行なわれる予定です。