投稿日: Mar 12, 2012 4:10:48 AM
3月8・9の両日、大阪東YMCAのボランティアリーダー5名が来仙し、仙台YMCAボランティア支援センターが支援活動を展開する石巻市と山元町でワークに参加して下さいました。
8日は、朝9時前に仙台空港に到着した一行を、ボランティア支援センターの大村(広島Yより出向中)がお迎えし、松島〜東松島市・野蒜地区〜石巻市の被災状況と復興を視察した後、東京YMCAが石巻駅前商店街に開設しているYMCA支援センターのお手伝いで石巻小学校に物資搬入のお手伝いをしました。
9日は日下部も合流し、午前中は山元町のイチゴ農家・岩佐さんの農園で新しいビニールハウスを建てるお手伝いをしました。ハウス基部になるスチールパイプを繋いで、地面に固定するアンカー・アイを通して敷設していく作業です。休憩時間には採れたて
の甘くて大きなイチゴをご馳走になりました。岩佐さんの話では、山元町で復興した数軒のイチゴ農家はいずれも水耕栽培で、土耕栽培はまだ岩佐さんだけとのこと。「土耕」と「有機栽培」へのこだわりを熱く語って下さいました。
午後は坂本小学校に出かけ、世界の子どもたちから送られてきた絵画展示のお手伝いです。「笑顔deスキップ」という東京のグループが世界の子どもから絵とメッセージを集めて下さり、先週から山元町の小学校を移動しながら展示していましたが、坂本小学校で3ヶ所目です。これまでは廊下や体育館の展示でしたが、この小学校では教室を1つ貸していただけたので、絵やメッセージを壁やイーゼルに展示し、カラフルな風船で部屋を飾り付けました。
作業後は急いで仙台駅へ。3人は夜行バスで大阪へ、2人は昨年ボランティアで仲間になった盛岡YMCAの方々に会いに盛岡へ向かいました。大阪東YMCAのボランティアは昨夏以来、今回で3回目。実に幅広い内容の支援に携わってくださいました。遠くにいても、このように被災地の人たちを覚えて支援を続けて下さる熱い心に感謝しています。