投稿日: Sep 22, 2014 4:21:27 AM
2014年9月14日(日)、国際ロータリークラブ、ローターアクトの方々の
被災地視察案内を行いました。
支援対策室で被災地視察の要望を受け、
仙台青葉城ワイズメンズクラブの清水弘一さんに当日の案内をしていただきました。
以下、清水弘一さんからの報告です。
国際ロータリークラブには地区ごとに若者のリーダーシップ育成のために「ローターアクト委員会」があります。
委員会は、18歳以上30歳までの学生と社会人を対象とし、その活動目的は“奉仕と親睦”だそうです。
9月14日、埼玉地区より鉢谷委員長と3名の現役とOBアクト、
北海道東部地区より2名のアクトが被災地を訪問されました。
埼玉地区ローターアクト代表は、共栄大学ローターアクトクラブの阿部明日香さん、
石巻市には以前ボランティアで訪問されたが、他のメンバー5人は被災地の訪問は初めてでした。
仙台より南三陸町に直行。
復興工事で町の姿を変えつつある志津川地区、南三陸防災庁舎、
連休で賑わう「さんさん仮設商店街」を経由して児童72名、教師10名が犠牲となった大川小学校に立ち寄りました。
なぜ82名の生徒と先生が犠牲になったのか、3名の生徒がどのようにして助かったのか、
犠牲になられた遺族と行政当局との裁判の状況などについて熱心な質疑がありました。
大川小学校より次の訪問先の石巻、東松島市に行く途中突然の豪雨に見舞われたため、
急遽行く先変更して閖上海岸を視察して仙台YMCAに戻りました。
今後、アクトとして被災地支援活動について何ができるか、
特に子どもたちへの支援活動としてどんなプログラムが考えられるかなど、
今後のYMCAとの協働プログラムの可能性のための話し合いを持つことができました。(清水記)