投稿日: Mar 14, 2015 1:31:22 PM
国連防災世界会議 シンポジウムに引き続き、
午後からは場所を仙台YMCA立町会館ならびに西公園に移し、
「防災ウォークラリー」を行いました。
時間は13:30~15:30。
参加者は約30名。
13:30に仙台YMCA立町会館に集合し、
「防災ウォークラリー」について、公益財団法人横浜YMCAの
大塚英彦氏より説明がありました。
その後、西公園へみんなで移動し、
実際の「防災ウォークラリー」説明をし、スタートしました。
まず、西公園の地図をグループに配布し、
地図に書かれた高度(正確なものではなく仮のもの)を確認してもらいました。
そして、合図とともに地震が起こり津波が来ることを想定して、
地図上の最も高い場所へグループで避難(移動)をしてもらいました。
ゴール(最も高い場所)に到着後、避難行動について説明があり、
その後は西公園内に設置したポイントをグループで探しました。
*西公園にあるポイントは、学校やコンビニ、消防署などで、
街をイメージしてあります。
全ポイントを探し、スタート地点に全員が戻ってきてから、
再びYMCAに戻りました。
戻ってきてからは、地図をグループ全員で確認し、
地図上にあるポイントについて、避難場所としてどうなのかなどを
グループで話し合いをして発表しました。
子どもたちのグループでは、大人では普通考えもしない
意見が出され、感嘆の声が上がっていました。
発表後は、おかしや飲みものを囲み、「防災ウォークラリー」について
「今の最善を尽くす」と言う大塚氏の言葉を確認しながら、
誰からともなく話し合いがされていました。
自分の街をイメージしながら、通常の生活の中で、
何がどこにあるのか、そこはどんな場所なのか、
今日から参加者が「自分の命を守るために何をすべきか」を
考えるきっかけになればと願っています。