投稿日: Apr 02, 2012 11:38:59 AM
報告者-黒田敦
2012年3月21日(水)~24日(土)3泊4日、
名古屋YMCA学生リーダーが仙台にてボランティア活動を行いました。
参加リーダーは、男性3名(横田幸大さん、若林将太さん、中村仁希さん)と
女性3名(村瀬汐里さん、飯田智真紀さん、安藤千晶さん)の計6名です。
<21日(水):1日目>
10時頃に仙台空港へ仙台YMCA村井主事がお迎えし、午前中を山元町岩佐いちご農園や
坂元駅などを案内し、昼からボランティア支援センター黒田敦が仙台空港にて合流。
昼食を摂った後、山元町中央公民館へ行き、17日(土)~20日(火・祝)まで展示していた
「海外の子どもたちからの絵画展」の撤収を手伝ってもらいました。
その後仙台YMCAに戻り、撤収してきた絵画の仕分けも手伝ってもらいました。
仕分けが終了後、まず1日目の活動が終了し、彼らが宿泊するホテルまで案内しました。
<22日(木):2日目>
8時半仙台YMCAに集合。2日目の活動は山元町岩佐いちご農園のワークです。
10時からワークが開始しましたが、
本日のワーク内容はビニールハウス周りの
小石や不要物を拾う作業です。
重労働ではありませんが、以外に手間のかかる作業です。
地道にコツコツ私を始め7人で作業をしました。
昼からは、ボランティア支援センター大村裕司主事が合流し、
8名で作業を行いました。
ただ、昼から風が強くなり、岩佐さんの判断により14時頃に作業は終了しました。
YMCAに戻り、2日目は明日以降の活動を考え早めに終了しました。
<23日(金):3日目>
3日目の活動は、2日目と同様岩佐いちご農園でのワーク。
3日目の活動内容は、ビニールハウスの骨組みを組み立てる作業です。
不慣れな作業の為、午前中は一つ一つの作業に時間を要しましたが、
昼からは作業にも慣れ、作業のスピードが上がっていました。
3日目のワークが終了した後、ちょうど仙台YMCAボランティア支援センターで実施している、
岩佐いちご農園のいちご販売「いちごプロジェクト」で注文を受け、岩佐さんに発注している
いちご30箱(1箱4パック)の出荷手伝いが急きょ入りました。
出荷手伝いと言っても、岩佐さんから出荷できるいちごを受取、亘理町にあるヤマト運輸へ
伝票を併せて持って行くと言う作業です。
タイミング良く、名古屋YMCA学生リーダーたちが出荷の手伝いをすることができました。
亘理町のヤマト運輸までの約20分間、車の中はいちごの甘い匂いが充満していました。
その後仙台YMCAに戻り、最終日24日(土)の活動内容を確認してホテルへと戻りました。
<24日(土):4日目最終日> *「がんばろう!のびるっ子!!3月活動」報告含む
最終日の活動は、仙台YMCAで支援を継続している東松島市野蒜小学生対象の
「がんばろう!のびるっ子!!3月活動」に、本来名古屋YMCAで活動をしている
子どもたちとのディキャンプです。
仙台YMCA荒木啓二主事とボランティア支援センター黒田敦が車二台に分かれて、
東松島市へ子どもたち14名を迎えに行きました。
その間リーダーたちは、仙台YMCAにて担当の平山大輔スタッフならびに、
仙台YMCA学生リーダーと打ち合わせをし、子どもたちが来るのを待っていました。
10時前に仙台YMCAに到着し、リーダーたちと一緒に
仙台YMCAのプールへ。
そう、3月活動は~YMCAプールで遊ぼう!~と言うことで、
プールで遊びながら水の安全啓蒙の為、着衣泳を実施しました。
午前中は、着衣永を含めプールで遊びました。
昼食を食べたのち1階の部屋で、レクリエーションを行いました。
名古屋YMCAのリーダーたちは、普段から子どもたちとの活動は行っていますが、被災地の子どもたちとの活動は初めてのため、当初は緊張気味でした。
ただ、時間が経つにつれて彼らの立ち位置も理解し、
子どもたちはリーダーたちを受入れていました。
プログラムが終了し、15時にYMCAを出発する頃には、
子どもたちと仲良くなっており、子どもたちもリーダーたちも
お互いに別れを惜しんでいるのが印象的でした。
僅か5時間ほどの関わりでしたが、子どもたちの心の中にリーダーたちの記憶が
確実に刻み込まれていたはずです。
プログラム終了後、仙台YMCA学生リーダーと片付けをし、
20時頃仙台空港発の飛行機にて愛知県へ戻って行きました。
初めての地で、しかも4日間全てが違う活動内容のため、
精神的にも肉体的にも疲れたと思いますが、彼らの働きに感謝するとと共に、
また名古屋YMCAから学生リーダーが仙台に来てくれることを楽しみにしています。
3泊4日お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。