投稿日: Feb 20, 2012 3:58:8 AM
昨年の震災で校舎が流失し、南三陸町立伊里前小学校で再開した南三陸町立名足小学校よりお礼状が届きました。仙台YMCAボランティ支援センターでは、当初より、こどもの心のケア、レクレーション活動、体験活動、楽器や学用品などの提供を行なってきました。封書には、6月10日に”元気をプレゼント!”として実施したマジックショーの方々へのお礼の手紙(児童から)も同封されていました。以下、ご紹介します。
平成24年2月16日 仙台YMCAの皆様へ
南三陸町立名足小学校 校長 柴山洋子
御礼
立春の候、皆様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、これまで、本校の児童のために、心あたたまる励ましのメッセージや数多くの支援を頂戴し、誠にありがとうございました。心から感謝申し上げます。
震災から11か月が経過いたしました。おかげをもちまして、子どもたちは、今年度のまとめとして、毎日の生活や学習に明るく元気に取り組んでおります。職員も児童と共に、一歩一歩学校教育の正常化に向けて歩んでいるところでございます。
今後も、守ることのできた子どもたちの命を大切にし、一人一人の思いをしっかりと受け止め、学習やスポーツなど多くの体験を通して、感謝の気持ちと希望をもって豊かに生きていく児童の育成に、職員一同精一杯精進していく所存でございます。
簡単ではございますが、皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、御礼のあいさつといたします。
最後になりますが、御礼がたいへん遅れましたこと、心からお詫び申し上げます。
なお、子どもたちのメッセージにつきましても、だいぶ時間が経過しているものでございますが、よろしくお願い申し上げます。
「子どもたちのメッセージ」
きすけさん、コバックさん、りょうさんこんにちは。私は名足小学校の六年岩石桂惟です。このあいだは私たちのためにマジックショーをみせていただき、ほんとうにありがとうございました。あんなに楽しく笑ったのはひさしぶりでした。私はりょうさんと写真をとってみんなにりょうさんがテレビにでたら、かいちゃん有名になんじゃない!といわれてうれしかったです。楽しいこともあり気持ちがリラックスできました。本当にありがとうございます。
これからもお体に気をつけてお仕事がんばってください。
六年一組 岩石桂惟