投稿日: Nov 25, 2015 9:31:21 AM
11月14日(土)~15日(日)の1泊2日で、 ワイズメンズクラブ国際協会西日本区阪和部から
被災地視察のために仙台に来られました。
14日(土)は、9時半に仙台YMCAに集合し、10時過ぎに マイクロバスで福島方面へ向かいました。
参加者は12名。 常磐道を通り、福島第一原発近くまで行き、
帰還困難区域を通りながら、周辺に積まれている除染の為に取り除かれた
土などを黒い袋に詰められた物があちらこちらに積み上げられていました。
あいにくの雨ではありましたが、その光景は今もなお
住民の心を痛め、見るものに悲痛な思いをもたらすものでした。
新しく作られている産廃仮置き場です。
その後「相馬総合地方卸売市場」にてお昼を摂りました。
はらこ飯をいただきましたが北海道産です。
地元でも取れるそうですが、卵が固く商品に
ならないとの事でした。
食事を済ませ、山元町へ戻り旧坂元駅跡地と、 中浜小学校を視察。
岩佐いちご農園で現在行っている作業の話を岩佐さんに説明していただき
現在育てているイチゴをいただき、みなさんご満悦でした。
冬場に向けての作業工程のお話を伺いました。
その後仙台に戻り 、夜はワイズの皆さんと懇親会を行いました。
翌15日は、南三陸、石巻方面を視察し、名振地区では
町内会長の高橋さんのお話や地元の方々のお話を聞くことが出来
貴重な体験をすることが出来たと報告を受けました。
今なお続く復興への道のりですが、まだまだ厳しい現実が続いています。
そんな中でも皆さんは一歩一歩前進している事を感じ取ることが出来ました。
今後も協力できることは協力し、共に歩んでいきたいと思います。
名振地区の方々と! 南三陸町防災対策庁舎前にて