投稿日: Jul 16, 2012 3:48:7 AM
2012年7月6日(金)~10日(火)まで、カルフォルニア州立大学フレズノ校名誉教授
教育学博士、ハワード・カツヨ先生が東北を訪問されました。
この期間、仙台YMCAでスケジュールのコーディネートをさせていただきました。
6日(金)は、9:00より仙台YMCA東日本大震災対策室にて、震災について仙台YMCAの取り組みと、
ハワード先生による「心のケア」についてミーティングが行われ、
仙台YMCAからは、光永総主事、村井室長、大村副室長、
加藤校長、黒田が参加をしました。
12:30から約1時間、東北大学病院高度救命センターへ訪問しました。
そこで、光永総主事と大村副室長が同行し、東北大学病院 中川敦寛氏と
看護師 小鯖貴子氏を交えたミーティング。
終了後、東松島市私立のびる幼稚園へ訪問。
事前にカルフォルニアから送られた文具セットを30セット幼稚園へ寄贈。
東松島市から石巻市へ移動。
エマオ石巻センターへ訪問し、スタッフの佐藤真史氏と南紀恵氏を交え懇談。
17:00からYMCA石巻支援センター伊藤剛士氏と石巻市の教会会議に参加。
その日はエマオ石巻センターに宿泊。
同行した光永総主事と大村副室長、黒田は石巻支援センターに宿泊。
7日(土)はあいにくの雨の中、エマオ石巻センターを出発し、
女川町~雄勝町を通り、石巻市立大川小学校を視察。
その後、南三陸町を視察したのち、気仙沼市~陸前高田市へ。
陸前高田市では、奇跡の一本松を視察。
そして、大船渡市~釜石市~宮古市へ。
宮古市では、まず赤前仮設住宅を訪問し自治会長さんと会談。
そして、盛岡YMCA宮古ボランティアセンターへ訪問し、
日本キリスト教団宮古教会 森分和基先生をはじめ、
スタッフの大谷昭雄氏、木田泰之氏、盛岡YMCA濱塚有史総主事、
広島YMCA家守治司氏、沖島均氏、ボランティアの方3人と
地元ボランティアの方が作ってくださった夕食を頂きました。
ハワード・カツヨ氏は国民休暇村で宿泊し、
私たちは宮古ボランティアセンターに宿泊。
8日(日)は、盛岡YMCA宮古ボランティアセンターが事務所を宮古教会から、
東西ワイズメンズクラブや広島YMCAから支援を受け、
新しく開設されたセンターのオープンハウス。
オープンハウスには仙台YMCAから光永総主事が参加をし、
ハワード・カツヨ氏と大村副室長と黒田は宮古を後にし岩手県遠野市へ。
11:00より、遠野市にあるNPO法人遠野まごころネットへ。
そこで、理事長の多田 一彦氏と約1時間対談。
私たち仙台YMCAとしても興味深い話がなされました。
その後仙台に戻り、移動距離の長い2泊3日が終了しました。
9日(月)は、早朝より日本基督教団東北教区センターエマオが支援する
仮設住宅(若林区)を訪問しました。仙台YMCAからは加藤雄一校長が同行。
集会所にて毎朝ラジオ体操と1時間ほどのお茶の時間があり、
6人のお年寄りが参加していました。
ハワード先生は、ご家族を失ってお一人で仮設で過ごされている方に
寄り添ってお話を伺っていました。
その後、若林区荒井笹屋敷にある支援センターの活動内容を視察し、
近隣の状況を見学しました。
午後は、明成高等学校や青葉短期大学を訪問し、
学校で行われている震災支援について担当の教員と面会しました。
以上、ハードなスケジュールの中、ハワード先生は精力的にパワフルに行動され、
震災後の復興状況を見られ、支援に関わる方々との懇談をもって現状を理解されました。
その後、ハワード先生からお礼のメールが光永総主事に届きました。