投稿日: Aug 29, 2011 12:46:45 AM
報告者-平山大輔
仙台YMCAでは、震災後、亘理郡山元町において、町災害対策本部や社会福祉協議会とともに、様々な支援活動を行ってまいりました。(物資支援、イチゴハウス復興作業支援など)
今回は、三菱商事㈱、ワイズメンズクラブ東日本区からご支援をいただき、またみやぎ生協様にもご協力を得て、仮設住宅で生活をしているおよそ1100世帯全ての方々にお米10Kg袋を贈る為、トラック2台で11トンのお米を総勢40名のボランティアで町役場の物資倉庫に搬入しました。
仙台YMCAからは、ジュニアユース選手12名とサポーター(保護者)4名、サッカーリーダー5名が参加し、約1時間半作業を行いました。
その後、イチゴ栽培農家での復興作業支援活動を行いました。山元町では百数軒あるイチゴハウスのうち数軒だけが津波被害を免れたと言われています。津波によって瓦礫やドロに覆われたイチゴハウスでは未だ再開の見通しが立たない農家が殆どのようです。
今回、支援をさせていただいた農家は奇跡的にもハウスが無事で、この時期ちょうどイチゴの苗の剪定作業が行われている真っ最中でした。
山元町にとって、大切なイチゴの苗に触れ、復興の思いを込めて剪定作業のお手伝いを黙々と行いました。
未だ運行休止中の常磐線坂元駅ホームで昼食をとり、仙台に戻りました。
すっかり現実の生活に戻っている仙台の子どもたち。復興し、幸せなことです。しかし、復興が早かった分、できることがあります。動かなくてはいけません。仲間がまだまだ苦しいことを知り、行動として実践することが私たちの使命でしょう。