投稿日: Aug 15, 2012 9:30:9 AM
2012年8月7日(火)~9日(木)
三菱商事YMCAフレンドシップキャンプ「がんばろう!のびるっ子!サマーキャンプ」を
2泊3日で実施致しました。
東松島市野蒜小学校2年~6年生を対象に、40人の子どもたちが参加をし、
岩手県八幡平市安比高原にてキャンプを行いました。
今回子どもたちと活動を共にしたリーダーは、全国にあるYMCAの協力の元、リーダー派遣を頂きました。
横浜YMCAからは山手台アルク保育園スタッフの佐藤麻里子さん、
東京YMCAからは医療福祉専門学校の学生である白須祐美さん、藤倉栞さん、
仙台青葉城ワイズメンズクラブ清水弘一さんの甥にあたる延与啓之さん、以上の5人にサポート頂きました。
引率スタッフは仙台YMCA黒田敦が担当いたしました。
以下はキャンプの活動報告です。
(1日目)
9時過ぎ、東松島小野地区体育館を出発し、約3時間半バスに揺られ安比高原に到着。
あいにくの天候で、牧場にてお昼を食べることはできませんでした。
室内でお昼を食べ、その後「はがき作り」。
自分の好きな落ち葉と色紙を選び、はがきにアイロンで押し花のように形を付けます。
世界に一つだけのはがきが出来上がり、
おうちの人に今の気持ちを書きました。
自宅に到着予定はキャンプから帰ってくる9日(木)の午後だそうで、
無事に9日に届くかなと心配そうでしたが、
子どもたちがおうちの人に宛てた
はがきの内容はとても心がこもっていました。
夕食はバーベキュー。
リーダーが焼き係で、子どもたちが食べ係。
高学年の子どもたちは途中から焼き係になって、
お友だちに指示しながら焼いていました。
量がかなりあり、みんなお腹いっぱい。
なかには、トマトやキュウリをたくさん食べる子も・・・
お風呂は、とても広い温泉で、子どもたちはおおはしゃぎ。
でも、はしゃぎすぎてリーダーに注意をしっかり受けていました。
夜は安比夏花火鑑賞の予定でしたが、あいにくの天候の為次の日に延期。
でも、子どもたちはとても残念がっており、消化不良のまま就寝となりました。
(2日目)
朝、少し雲が出ていましたが、なんとか天候が回復し、ゴンドラに約15分乗って山頂に。
ゴンドラに初めて乗る子もおり、あまりの高さに怖いと感じた子もいました。
ただ、山頂から眺める景色は最高でした。
山頂でグループごとに散策をしましたが、涼しすぎて肌寒かったです。
その後、ゴンドラで下まで降りてからお弁当を食べました。
お弁当を食べ終わった後、パークゴルフを行いました。
始めはうまく当たらずなかなか先に進みませんでしたが、
途中から打ち方のコツをつかんだのか、
進むペースが速くなり、子どもたちもどんどん楽しくなって、
笑顔や歓声が出てきました。
夜は、1日目に鑑賞できなかった安比夏花火鑑賞を行いました。
19時20分から約5分間と短い時間でしたが、子どもたちは「うぁ~きれい」と言いながら、
夜空に上がる花火を満喫していました。
キャンプ最終日、朝から食欲旺盛な子が多く、それほど疲れが残っていないことに安心しました。
食後、自分たちの荷物を部屋から出し、チェックアウト。
9:00からバスで移動し、ブナ林へ。
3日目の天気は快晴で、ブナ林の散策はとても気持ちが良かったです。
ブナ林では、熊の爪のあとが残っている木があり、
みんな興味津々で見つけた木を眺めていました。
そして、ブナ林にいる虫やきのこも見つけ、
自然を体感しました。
ブナ林から帰ってきて、昼食の時、このキャンプ中に誕生日を迎えたお友だちが2人おり、
そのお友だちと8月誕生日のお友だちへみんなでハッピーバースディを歌い祝いました。
昼食後、みんなにキャンプの感想文を書いてもらいましたが、
予想以上にみんな熱心に感想文を書いていました。
安比高原を出発する際、お世話になったホテルの方々へ感謝をし、
全体写真を撮り、バスに乗り込みました。
帰りのバスの中も、グループごとに楽しくおしゃべりをしながら帰りました。
中には、「まだ帰りたくない!」ともっとお友だちと時間を過ごしたい子もいました。
東松島市小野地区体育館に無事到着し、1日目に子どもたちが書いたはがきのことを、
おうちの方々へ質問すると無事に届いていたようです。
子どもたちからのメッセージをどのような思いで読まれたは聞いていませんが、
質問に答えられた時の表情から察するに、子どもたちからのサプライズに
喜んでおられたと思います。
また、解散時に子どもたち一人一人にアメリカ・カルフォルニアから頂いた文具の詰め合わせと、
和歌山YMCAから頂いた巾着袋をプレゼントさせて頂きました。
今回のキャンプで、おうちの方から離れて一人でキャンプに行く、お友だちと同じグループじゃない、
と言うことに不安を覚えていた子たちもいましたが、この2泊3日を通して心から楽しんでくれたと思います。
そして、保護者の方々も多少不安を抱えながら、YMCAのキャンプに参加させていただいたことに感謝いたします。
最後に、今回のキャンプを実行する上で支援をして頂いた三菱商事株式会社様、
宿泊からプログラムまでお世話頂いた株式会社岩手ホテル&リゾート 安比高原の皆様、
子どもたちと共に活動をするリーダーを派遣して頂いた東京YMCA、横浜YMCA、
様々な面でサポートを頂きました日本YMCA同盟等にこの場をお借りして感謝致します。