投稿日: Jun 23, 2014 5:18:54 AM
6月14日(土)~15日(日)の1泊2日の日程で、
今年度も南三陸FCの受入を行いました。
南三陸町と仙台YMCAの交流は古く、
毎年夏に行われていたサッカーキャンプを
旧歌津町(現南三陸町歌津)にあるスポーツ施設「平成の森」で
行っていた経緯があり、そのキャンプに歌津FCを
招待していたときからの交流で20年の付き合いがあります。
現在、平成の森のサッカーグランドを始め、
町内5つの小学校の校庭には仮設住宅が立ち並び、
子どもたちが十分な環境の中でサッカーができていないことから、
南三陸の子どもたちを招待する「YMCAリフレッシュサッカープロジェクト」として実施され、
今年で3年目となります。
今年はスタッフ2名、メンバー14名、合計16名を受入しました。
初日は立町サッカースポーツ少年団の協力をいただき、
立町小学校校庭を会場に3チームで交流戦を行いました。
また、交流戦に先立ち、日本サッカー協会のナショナルトレセンコーチで
復興支援担当である手倉森浩氏のウォーミングアップと講和があり、
子どもたちは手倉森氏の話に耳を傾けていました。
交流戦後の夕食は、今回の宿泊先がYMCA立町会館となった為、
仙台市内のレストランでの食事となりました。
ここからサッカークラブの5年生10名も加わり大賑わいの夕食となりました。
その後、YMCA立町会館に戻り、レクリエーションや
YMCAのプールでプログラムを行い、楽しい時間を過ごしました。
そして、明日のプログラムに向けてみんなで寝ました。
2日目は、明成高校グランドで行われた
仙台YMCAサッカーフェスティバル5.6年生の部に参加しました。
試合結果は1勝3敗でしたが、子どもたちからは満足した笑顔が見られました。
閉会式では、南三陸FCの阿部監督から招待へ対する感謝の言葉と、
今回参加した14名の子どもの内8名はいまだに仮設住宅暮らしで、
ストレスの溜まる中での生活を強いられていること、
そのような中子どもたちは力強く生活していること、
そして南三陸の事を忘れないで欲しいと参加した子どもたちへ話がありました。
今回のプログラムも、たくさんの方々に支えられながら実施出来たことに感謝すると共に、
支援対策室では南三陸町を今後も継続して支援していくことを確認しました。