投稿日: Apr 23, 2011 8:22:47 AM
被災から1カ月半を迎えようとしている時期、主要電柱が立ち並び、対策本部を中心に電気が通り始めてきました。瓦礫もかなりの量が取り払われ、衛生面での整備が進みつつありました。
1.JCCCNCダイアン、ジェームス両氏伊里前小学校訪問
遠くアメリカより支援いただいているJCCCNC(北カリフォルニア日本文化コミュニティ・センター)のダイアン・マツダさんとジェームス・ハットリさんが来仙され、YMCAで支援を継続している南三陸町を訪問しました。南三陸町立伊里前小学校兵藤校長先生と対談を行い、JCCCNC及びYMCAに対する今後の支援の期待を伝え聞くことができました。伊里前小学校は、津波により被災したため使用できなくなった同町立名足小学校と2つの小学校が伊里前小学校で同時に始業することが決定したとのことです。仙台YMCAでは、5月22日(日)に両校の子供たちのより交流を促進し、仲間となれるよう、楽しくプログラムをプレゼントできるように準備を進めています。今回は、仙台YMCAのボランティアリーダー3名も同行してくれ、同校の丘の上にある避難所(歌津中学校)で子供たちと短時間ですが楽しい時間を提供することができました。5月にはさらに盛大ににぎやかに活動したいと願っています。校庭には今月下旬より仮設住宅建設が開始されるとのことでした。
※歌津地区では、「調味料、野菜、折畳洗濯物干し、液体洗剤がほしい」と声が聞かれました。
2.横浜YMCAスタッフ志津川自然の家(ワーク地見分)
午後は、5月3日~5日の日程で準備中のワーク地となる予定の宮城県志津川自然の家を同ワークキャンプに応援いただく横浜YMCAの佐竹さんと高村さんに急きょ同行いただきました。避難所としての自然の家の現況、今後の見通しを伺うことができました。自然の家の憩いの広場には50戸程度の仮設住宅が形を見せていました。5月中旬には入居が始まるとのことです。
※仮設住宅等への転出の際の布団、生活用具、電気が通ってきたことに伴う電化製品などの要望が聞かれるようになりました。
3.平成の森
仙台YMCA毎夏、お世話になっている「平成の森」のグランドは仮設住宅用の資材置き場となっていました。