投稿日: Apr 14, 2011 4:2:5 AM
仙台市社会福祉協議会からの依頼で、4月1日からYMCAのスタッフ1名&ボランティアリーダー2名が、若林区災害ボランティアセンター(VC)の運営スタッフの一員として活動しています。VCの運営は仙台市が行っており、震災後すぐに立ち上がりました。VCは、総務班、受付班、派遣調整班、依頼受付班、支援班に分かれており、私たちは派遣調整班に配属され、ボランティア派遣依頼者とボランティアをつないで(マッチング)います。 毎朝9時からボランティアの受付が始まり、多い日には200人を越えるボランティアの方々が来てくださいます。 若林区は、仙台市の中でも津波の被害が大きい地域で、まだ立ち入り禁止になっている地域もあります。 ここ最近、依頼が多いのは、家の内外のドロのかきだし作業です。天気の良い日が続き、ドロがだんだん乾いてきてしまい、かき出す処理が難しくなってきています。 若林区にはまだたくさんの避難所がありますが、小・中学校が始まるため、学校から体育館や市民センター等の避難所へ引越しする作業などの依頼も多くなりました。 その他、個人宅へ行って家具を起こしたり、移動したり、割れ物を処理したりなどという作業も多いです。重労働を終えて、VCに戻ってくるボランティアの方々には「ありがとうございます。またよろしくお願いします。」と言うのが精一杯ですが、これからも心をこめて、たくさんの方に言えたらと思います。そして、VCの存在をまだ知らない方もいるので、今後たくさんの方に利用してもらえたらと思います。