よくある質問

Q ASD児の親です。直接申し込んではいけませんか?

A 本調査での匿名性は保たれますが、ご本人が存在することを確認したり、同じ人が何度も応募することがないようにする必要があるため、お子さんの所属機関を通じて調査協力の応募プリントをお送りすることになっています。

Q ASD児の親です。調査に協力したいと思いますが、調査用紙を自宅に送られるのは個人情報を知られるので抵抗があります。

A 個人情報の漏洩には最大の注意を払いますが、調査票の送付先は、ご自宅と所属機関とを選ぶことができるようになっていますのでご安心ください。ただし、確実にお渡しするため、調査協力応募用紙が配布された学校のクラスや出席番号、所属機関のカルテ番号、またはニックネームなどをお知らせいただきます。詳細はお送りする調査協力応募用紙をご覧ください。

Q ASD児の親です。興味はありますが、実際に応募用紙やアンケートをみてみないと、やってみたいかわかりません。

A 調査協力はいつでも、どんな理由でもやめることができます。協力しない、途中でやめることがあっても、全く不利益はありませんのでご安心くだささい。

Q ASD児の他にADHDの診断もでていますが、調査協力できますか?

A ADHD、LDなど別の発達障害があってもご協力いただけます。ただし、今回は知的障害の合併がある場合は調査の対象としていません。身体障害など他の障害がある場合は、応募の際にお知らせください。

Q 保護者です。きょうだい2人ともASDの診断がでています。どうしたらいいですか?

A 是非、お二人それぞれのご協力をいただきたく、お二人分の調査票を送付させていただきます。ご負担が大きければ、お一人だけでも構いません。ご応募の際に調査票が何人分必要かをお知らせください。

A ASDではなく、広汎性発達障害という診断名です。研究協力できますか?

可能です。ASDは名称が変更になっているため、いろいろな診断名がでています。自閉症、自閉症スペクトラム、自閉スペクトラム症、(高機能)広汎性発達障害(PDD)、アスペルガー症候群などの診断がでていて、知的障害のないお子さんは誰でもご応募いただけます。

Q ADHDの診断だけが出ていますが、ASDもあるような気がしています。調査協力できますか?

A 研究に興味を持ってくださりありがとうございます。残念ながら今回は医師よりASDの診断の出ているお子さんを対象としています。

Q 公立小学校です。研究協力をするときは、自閉スペクトラム症の診断がでている全員の児童の保護者に配布しなければいけませんか?

A なるべくたくさんの方にお配り頂きたいとは思いますが、お子さんの正確な診断名の把握や配布方法の配慮等難しさもあると思います。例えば、支援学級(情緒)のお子さんのみを対象にするが、興味のありそうな通常学級所属のお子さんの保護者にもお勧めするなど配布方法につきましてはお任せいたします。

Q 相談員が関わっていないのですが、どうしたらいいですか?

A 相談員の先生が特に関わっていらっしゃらない、または、稀に相談はするがあまりなじみがない場合は、保護者の方と学校の先生のみの回答で構いません。

Q 放課後等デイサービスです。併設の相談支援事業所に相談支援専門員もいますが、日常的には放課後等デイサービスの心理士が本人や保護者の相談に乗っています。誰が答えたらよいですか?

A 複数の相談員がいらっしゃる場合には、どなたかお一人がお答えください。なるべくご本人や保護者とよく関わっている方にお答えいただければと思います。

Q アンケートとASISTの2つの調査票を、保護者がどちらも答えていいのですか?

A 2つの調査票をお答えいただくことになりご負担があるかと思いますが問題ありません。ASISTは保護者、学校の先生、その他支援者やご本人など、ご本人のことをよく知っている方ならどなたでもお答えいただけます。ただし、返送は「保護者用返信封筒」にてお願いします。

Q どうして知的障害があるASD児は調査の対象にならないのですか?

A 知的障害がないASDのお子さんには、調整が難しい通常の教育の中で暮らしている方がいます。今回はその大変さを調査しようと考えています。もちろん、知的障害のあるASDのお子さんにも特有の大変さがあると思っています。

Q どうして公立の小中学校に所属している子どもだけの調査をするのですか?

A 日本の義務教育では、全国的に均質な教育がなされています。そして、ほとんどの子どもが居住地域の学校に通っており、学校を選択することができません。社会に合わせることが苦手なASDの特性より、研究者の臨床経験として義務教育において高機能ASDの子どもたちが同じような苦労しているように感じ、今回は公立の小中学校のお子さんを対象にした研究を行うことにしました。

Q ASD児の保護者です。今、関わり方で悩んでいます。相談に乗ってもらえますか?

A ご心配なことと思います。生憎、お子さんの特性や背景等わかりかねますし、継続的な支援ができないので、ご相談は所属機関や地域での相談機関になさることをお勧めします。