◆◆令和5年度◆◆◆

武雄小・中学校で、第2回研究公開が開催されました。どの授業も、「自己決定を促す場面」「他者と能動的な協働を促す場面」「自己調整を促す場面」を意識した展開がみられました。
学ぶ内容は変わっていませんが、学び方が変わってきています。どう変えるのか、指導者自身が小・中学校時代に受けてきた授業スタイルから如何に脱却できるか、授業観の転換がポイントです。学びを子どもに委ねるということ…。学びの主役は子どもです。そこに、深い学びの入口があります。

武雄市では、来年度も研究実践を続け、前進していきます。
本日の様子はこちら(武雄小)(武雄中)です。(2月8日)

研究協力校の武雄北中で公開授業が開催されました。1年生数学2年生英語の授業で、スタディログをどのように効果的にとっていくか、また、授業の振り返りにも工夫が見られ、日頃の実践が公開されました。
こちらです。(1月24日)

指導助言者のコメント

指導案(pdf)


ただし、生徒観につきましては削除しています。

研究協力校の武内小で公開授業が開催されました。1年生算数と特支の国語の授業でした。よく練られた学習材で、個別最適な学びと振り返りの充実を目指して研究が進められており、日頃の実践が公開されました。
こちらです。(12月15日)

指導案(pdf)


ただし、児童観につきましては削除しています。

研究協力校の若木小で公開授業が開催されました。2年生と4年生の学級活動の授業でした。どちらの授業も一人一台の端末が活用され、児童たちの個別最適な学びと協働的な学びが展開されました。
こちらです。(12月13日)

指導案(pdf)


ただし、児童観につきましては削除しています。

武雄学校の公開授業(11月17日開催)の指導案(pdf)です
ただし、児童観につきましては削除しています。(12月8日)



未来に続く学校づくり(11月17日)
佐賀新聞(11月23日)

武雄中学校の公開授業(9月14日開催)の様子が放映されました。(9月29日)

以下リンク先からご視聴ください。なお、映像提供先の都合により、リンク切れとなる場合があります。
NHK:教育のデジタル化モデル校授業公開(2023/09/14 OA)    教育DXで"自主性を"2023.9.29 いまサガ 教育DX
STS:県内唯一の“DX指定校”で公開授業 全員の意見をスムーズに共有できる新しい授業に
KBC:教育DX化”新しい学び方”公開授業 佐賀・武雄市
CableOne:デジタル活用し新しい学びを
佐賀新聞:武雄中学校で「リーディングDXスクール事業」公開授業 タブレット活用し新しい学び

【中学校_数学】

1年 単元名:方程式 事前に学習内容を確認して、それぞれの本時の「めあて」を自分で設定し、自分が必要と思う課題を選択します。それぞれの課題を不特定の級友と協働的に解決し、自分の考えの修正を図り、本時にで学んだことを、各自スライドにまとめていきます。指導案はこちら

学校_数学

3年 単元名:二次方程式 事前に学習内容を確認して、個人で本時のめあてを決定します。その後、確認したい内容の問題に取り組み、個人でめあてに対するまとめを行います。 課題解決のために、他者の意見を聞いたり相談したりするほか、予習動画、解説など柔軟な教材提供を行い、学習を支援します。指導案はこちら

学校_英語

年 単元名:Unit4 Homestay in the United States 学習内容(教科書のどの箇所を重点的に学習するか等)、方法(アナログ/デジタル教科書、動画、辞書、サイト等)、形式等(個人、ペア、グループ等)を、生徒が必要に応じて選択。学習中に自分で調べたり「表現活動に役に立つ」と感じたりした語彙・表現を「マイ単語・毎表現集」に記入します。スプレッドシートの機能により、各自の進捗状況、英作文等を全生徒で共有させながら学習を進めます。指導案はこちら

学校_理科

3年 単元名:自然界のつながり
 単元構成と評価基準を単元の導入時に生徒に示します。単元の終末で解決させた課題を提示し、それを解決するために必要な情報を集めたり、実験で確かめたりする順番は、各班に委ねられています。そのため、ある1時間の授業では、実験を行う班もあれば、調べ学習をしている班が見られます。授業の終盤では、1時間の各班での考察や、活動の振り返り、他班へのアドバイスをクラウドで共有し、次回の授業での参考材料として生かされます。
指導案はこちら

学校_理科

1年 単元名:密度  再現実験を行うための予想を、動画を参考にして立てます。実験計画の立案や、実験の結果、考察の進捗は、進捗確認表に記録し、学級内で共有します。他班と結果や考察を共有することで、それらの妥当性の検討や、自身の考えの修正を図っていきます。指導案はこちら

学校_国語

1年 単元名:『クマゼミ増加の原因を探る』 本文の内容に関する文章の正誤を問う問題に取り組む際、問題に取り組む順番を生徒が決定します。問題文の情報、本文の情報、自分自身との対話を通して課題解決に向かいます。また、課題を解決するために、級友と話し合い、自らの考えをを修正していきます。家庭学習では、CBT方式で正誤を問う問題に取り組んでいます。指導案はこちら

【小学校_社会】

 指定校の武雄小5年生社会の授業実践の紹介です。単元を通じて学習した北海道と沖縄県の気候、農業、くらしや観光を調べて、プレゼン資料にまとめる活動です。児童は、必要な情報を教科書やインターネットから収集、整理することで、地理的状況の違いによる人々のくらしの違いを学びます。 スライドは班内で共有し、担当ページを割り振って編集を進めていきます。

【中学校_数学】

 指定校の武雄中1年生数学の授業実践の紹介です。生徒は端末を持ち帰り、指定された教科書を読み、本時の「めあて」を共有されたJamboardファイルに記入しておきます。授業の冒頭で、互いのめあてを読み、修正を加えて決定した「めあて」をノートに記載します。学習の見通しを立てることで、より主体的に授業にのぞむことができます。本時では、立てためあての達成のために、生徒各自問題演習に取り組みますが、必要に応じて解説動画を参考にしたり、他の人と解答を確認し合う協働的な学びが自発的に行えるような授業づくりをしています。