イギリスにおいて、少年たちの熱望によって始まったボーイスカウト運動ですが、ボーイスカウト年齢に達しない大勢の子どもたちが、創始者ベーデン・パウエルに「僕たちも入れてほしい」と頼みにきたり手紙をかいたりしました。
少年たちの熱心さに、ベーデン・パウエルは、その年齢の子どもにあった活動を考えました。
そのとき、教育の専門であるバークレイ女史の協力を得ながら、モンテッソリーの幼児教育を研究し、インドで親交のあったラジャード・キップリングのジャングルブックの物語をバックグランドにして、ウルフカブを創案しました。
そして、ウルフカブスハンドブックを書き、これが今のカブスカウト活動の土台になっています。
まさに、ボーイスカウト運動もカブスカウト活動も、少年たちの自発活動によって生まれたのです。
カブスカウト活動は、ボーイスカウト運動の一貫した教育の中でギャングエイジと呼ばれる児童期中期(小学校3年~5年)の少年を対象とした異年齢グループの教育活動です。その中で、カブスカウトは、次のように区分されています。
小学校3年4月から・・・・うさぎの課程
小学校4年4月から・・・・しかの課程
小学校5年4月から・・・・くまの課程
ボーイスカウト運動は、社会に貢献する有能な国際人を育てるわけですから、児童期だけでなく、「富士」の高嶺を目指して、ボーイスカウトに、ベンチャーに、そしてローバーへと上進することに意義があります。
やくそく
ぼく(わたし)は、まじめにしっかりやります。
カブ隊のさだめをまもります。
きまり
カブスカウトは、すなおであります。
カブスカウトは、自分のことを自分でします。
カブスカウトは、たがいに助けあいます。
カブスカウトは、おさないものをいたわります。
カブスカウトは、すすんでよいことをします。
神(仏)をうやまい、自分への責任を認識させる。
小グループの中で、相互に影響し合う機会を提供する。
自ら考えを判断し、決断する力を養う。
好奇心と冒険心を満足させる。
体験を通じて学ばせる。
愛と感謝の心を育てる。
自然に親しみ愛護する心を育てる。
所属意識を伸ばし、目的を達成した時の充実感を感じさせる。
健康と安全について認識させる。
体の動きを高め、創造力を伸ばす。
フェアプレイの精神と正義感を養う。
体験会を随時行っております。
年間計画はあくまで予定です。詳しくは各隊までお問い合わせください。
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