STEM/STEAM教育

 

STEM教育とはScience(科学)・Technology(技術)・Engineering(工学)・Mathematics(数学)を包括的に学習する手法です。

さらにArt(芸術・教養)を加えたものがSTEAM教育と呼ばれています。

STEM/STEAM教育では,PBL(Project Based Learning)=問題解決学習と呼ばれる授業スタイルで学びが展開されます

PBLでは「身近な問題を発見」「問題の解決方法を検討し目標を設定」「解決のために必要な事を学習」「解決のためのものづくり等」「問題解決の検証と改善点の検討」などを通したプロセス重視型の教育を実施します。

つまり,STEM/STEAM教育では,今までの学習のような「何を知り」「何を覚えたか」ではなく,子どもたち一人ひとりが「別々の課題を発見」し,「どのように解決していったのか」というプロセスを重視しながら,「問題解決のために何を学び,何を知り,何ができるようになったのか」という現実社会での学びのプロセスを評価することをねらいとしています。

STEM/STEAM教育では問題解決のために様々なモノを作ることが必要です。

ものづくりの技術は常に進化していますが,近年では3Dプリンターやレーザー加工機などを活用したデジタルなものづくり(デジタルファブリケーション)が主流になりつつあります。

当研究室では,小中学校の予算でも配備できる安価な3Dプリンターを中心に整備し,小中学校の教員を目指す学生や現職の先生方が利用できる環境を整えています。