広報営業課の声

心を動かし、人を動かす。

世の中がちょっと豊かになる広報を目指します。

シランケドの中の人(広報営業課長)
2015年入社

元外資系広告代理店のクリエイターで、海外の広告賞を受賞してきた異色の経歴を持つ広報営業課長。着任以来広報誌やホームページのリニューアル、SNS運用の立ち上げなどを手掛けてきました。仕事のやりがいや、現在募集中の広報スタッフの仕事内容について聞きました。

Q. 早速ですが、その顔はなんですか?

りゅーとぴあでは「スタンディングオベーション」というPR動画を作っていて、ぼくはシランケドという謎のキャラクターの声をやっています。動画の企画、構成もぼくが担当していますのでよかったら見てみてください。

ちなみにシランケドは「舞台芸術なんて興味ないよ」という突っ込みを入れることが多いですね。少しでもいろんな方に舞台芸術を身近に感じてほしいなと思って、クスッと笑ってもらえるようなキャラクターになっています。

りゅーとぴあスタンディングオベーション 第23回
「一回で二度おいしい。二人の振付家による新作ダブルビル!」

Q. シランケドは関西弁のキャラクターですね。課長は関西出身?

ここだけの話ですが、はんなり系関西人です。仕事でも関西弁をよく使うので今でもごくたまに「ご出張で来られたんですか?」と聞かれます。実はもう10年以上新潟市で暮らしていて、家も建ててしまいました。

Q. なぜ新潟市に移住を?

もともとコピーライター/CMプランナーとして長く東京の外資系広告代理店で働いていました。結婚を機に妻の故郷である新潟市に移住してきました。

最初の冬に大雪が降り、すべって転んで新調したばかりのスーツのズボンに穴があいてしまったんです。交番からおまわりさんが飛んできてくれて、恥ずかしかったですね。

Q. りゅーとぴあに入ったきっかけは。

移住した当初は、新潟市の広告代理店で働いていました。当時、営業先だったりゅーとぴあで広報の採用試験があると聞きつけまして。

ぼくはダイレクト・マーケティングの経験も長かったので、お客さま一人ひとりと直接的なコミュニケーションをとっているりゅーとぴあに興味がありました。

公共ホール勤めは初めてだったし、これまでと仕事の内容も違うこともあり不安もありました。長く勤められるか心配でしたが、あれよあれよと8年が経ちました。

Q. こんなつもりでは?

全然なかった(笑)。でも、この職場にはぼくが大切に思っていたものがあったんです。それは人の良さです。

これまでさまざまな企業に勤めてきましたが、どんなに仕事がおもしろくても、どんなに給料が良くても、人間関係が良くない職場は長続きしませんでした。逆に、気の合う仲間がいればどんな些細なことも楽しめます。

Q. りゅーとぴあは人が良いですか。

とても良いです(自分調べ)。職場は長い人生で多くの時間を過ごす場所です。家族や恋人よりも長くいるかもしれない。だから、良い仲間と出会えることは本当に幸せなことですし、ミラクルです。就職してみないと人の良さは分からないから運試しなんですけどね。

Q. 仕事はいかがですか。

広報の仕事は大好きです。ぼくたちのミッションは大きく3つあリます。

①りゅーとぴあを新潟で最も愛されるブランドにすること。
②商品の魅力を今までにない新鮮な驚きとともに伝えること。
③市民やお客様の心にタッチして足を運び続けていただくこと。

どれも終わりのないゴールみたいなもので、あんまり真面目に考えると途方に暮れるので、ほどほどにがんばっています。

Q. ところでシランケドが登場するスタンディングオベーション、公共ホール業界では新しいPR表現ですね。

舞台芸術は好きな人は好きですし、興味のない人は見向きもしません。まさに嗜好性の強い商品です。でも、「食わず嫌いだったけど食べてみたら美味しかった」という方が多いのも事実。だからスタンディングオベーションのようなおつまみみたいなPRは必要です。ぼくたちには舞台芸術の魅力を広く知らせる責任がありますからね。

そうそう、業界では稀なブランドムービーやブランド広告も展開していますのでお暇があればご覧ください。

りゅーとぴあ ブランド広告(2021)

Q. やりがいは?

お客さまの顔が、りゅーとぴあに来たときと帰るときでは違う気がします。終演後はどこか満足気で微笑みさえ浮かべている。「良い公演だったね」などと言いながらお帰りになる風景を見ると、この仕事をやっていて良かったと思います。

広告代理店時代はクライアントの先にいる顧客の顔が見えませんでした。りゅーとぴあでは目の当たりにできます。広報の使命はただ単にチケットを売るのでなく、世の中をちょっと豊かにすることも含んでいます。新潟に暮らす皆さまの、ささやかな幸せのために貢献していきたいです。

Q. 今回募集している広報スタッフ(嘱託職員)の仕事内容は?

ひとつは友の会の運営です。りゅーとぴあのトップカスタマーである会員の皆さまに心のこもった会報をお届けしたり、電話やメール、SNSなどで応対していただきます。これには傾聴、寄り添い、柔軟な対応が必要なので、気立てが良くてホスピタリティのある方と一緒に運営したいですね。

Q. 新しい広報スタッフとどんなチャレンジがしたいですか?

舞台芸術は嗜好性が高いので、一度掴んだお客さまと繋がり続けることが大切です。りゅーとぴあを愛してくれるファンが、次のファンを連れてきてくれます。そのためには従来のような会員制度ではいけないのかもしれない。新しい絆づくりを一緒に考え、取り組んでいきたいですね。

Q. 最後にメッセージをお願いします。

6階展望ラウンジに「りゅーとぴあINFOBOX」という展示コーナーがあります。館内に眠っていた衣裳や小道具などを展示した、小さな博物館みたいなスペースです。

ひとつひとつのアイテムに秘められた物語とともに展示していますが、ここでしか見ることのできない貴重なものも多くて好評です。

たとえばこういう新しいアイデアも、良いと思ったらどんどん実現していく柔軟な職場です。興味のある方はぜひ見学にお越しください。

りゅーとぴあINFOBOX(6階展望ラウンジ

 広報スタッフ募集に関するお問合せ

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新潟市民芸術文化会館 広報営業課 職員採用担当
Tel:025-224-5615 Mail:saiyou2023@ryutopia.or.jp