趣味で楽器を始めたい!子供が部活で楽器を始めた!
そんな時によく疑問に挙がるのが、楽器以外に何を用意すればいいの?ということです。
今回は楽器を始めるにあたって木管楽器・金管楽器・弦楽器それぞれで楽器本体以外に必要なものをご紹介します ♪
⚫︎ 木管楽器
1. リード
サックスやクラリネット、オーボエなどが楽器の音を出す際に必要な薄い板。木が主流でしたが、最近では楽器によってプラスチックの物を使用する方も増えています。
2. マウスピース
リードを取り付け、楽器本体に息を吹き込む部分。吹き口。
3. リガチャー
リードをマウスピースに固定するための金属や革などで作られた留め具。
⚫︎金管楽器
1. マウスピース
楽器に取り付け息を吹き込む部分。カップの深さや細さなど色々なタイプがあり、人によって合う合わないがかなり変わります。
2. 水抜きマット
楽器演奏時に溜まった水を抜くためのもの。
⚫︎弦楽器
1. 弓
弦を擦り、音を鳴らすための道具。
2. 松脂(まつやに)
弓に塗ることで音を出しやすくする。
3. 肩当て
ヴァイオリンやヴィオラで使用、楽器を安定させる。
⚫︎ 木管楽器
1. クリーニングペーパー
木管楽器のキー裏に着いているタンポ(パッド)やトーンホール(音孔)に付いた水や汚れを取る紙。
2. スワブ
演奏後に管の中の水分を拭き取るための布。水分が残っているとカビや木の割れに繋がります。
⚫︎金管楽器
1. オイル
金属の摩耗を防ぐためのもの。各部位によって使い分けが必要。
2. マウスピースクリーニングスプレー
演奏後、マウスピースを水洗いできない時に使うスプレー。水洗い可能な際は、ブラシや洗った後の水分を取るために専用スワブを使用する。
⚫︎弦楽器
1. クロス・ガーゼ
松脂の拭き取り用、手垢や汗の拭き取り用に2枚あると便利
2. ポリッシュ
クロスで拭ききれなかった汚れや、ツヤを出したいときに使う液体クリーナー。
1. メトロノーム
テンポを正確に把握するための道具。ぜんまい式のアナログなものとデジタルのものがあり、その人の好みや利便性で使い分けると良いでしょう。
2. 譜面台
楽譜を置くための台。後付けの小物台を取り付ければ、リードなども置けて便利です。
3.チューナー
今何の音が鳴っているのか、また鳴っている音の音程が確認できる機械。
最近ではメトロノーム機能が付いた便利なものもたくさんあります。
上記のように、楽器を始める際に必要なものは、楽器の種類や各楽器によって変わってきます。
必ず楽器屋さんや業者の方に相談し、正しい準備と手入れ方法をしっかり確認することが大切です。
間違った手入れを続けていると楽器の不良や故障につながり、数日かけて修理に出さなければならなくなってしまった、ということも時々耳にします。
そうならないためにも、そして皆さんが音楽をしていく中で相棒とも言える楽器を大切に使い、愛情を持って手入れをすることでモチベーションも更に高まることでしょう!
大切な楽器と共に、楽しい音楽ライフをお過ごしください♪