ほのぼのラウンジは、外国語の運用力の向上を目的としたものではなく、オンラインで大学に来るのとのできない、友人を作る機会がない学生のため、4名で気軽にトークを楽しむための交流の場所です。
多くの学生が、キャンパスでの生活、新しい友人との出会い、学びに心躍らせていたことかと思います。しかしながら都内の大学ではキャンパスをいつもの通りに開放し、すべての学生に対してその機会提供をすることが困難となってしまいました。様々な調査において、大学進学への意義について疑問を感じている中、多くの学生たちが孤立を感じていることに、立教大学では心を痛めていました。
そのようなニュースが多くみられる中、国際センターはこのラウンジ開始前よりワールドカフェによる学生交流の実績を持っていたため、「外国語でなくてもできる交流の場」を提供しようと、試験的に開始いたしました。
最大4名、面識のない立教生同士の出会いは、コロナ禍前では知り合うことのなかったであろう学生との出会いと切磋琢磨を促進してきました。ほのぼのラウンジでは、国際センターに求められている本来の役割とは異なりますが、これまでに培ってきたノウハウを一人でも多くの学生に還元し、孤立を防ぎ、困難な環境下を楽しむための仕組みづくりの成果であると考えております。