私の経験が何か新しいことに挑戦してみたいという方にとって、少しでも背中を押すきっかけになることができましたら幸いです
―コロナ禍の「今」だからこそできることー
大学に入学した当初から、「海外の学生と交流することを通して自分自身の視野を広げたい」と考えていましたが、この状況下で何ができるのかと模索していました。思い描いていた日々を送ることができない中で、このまま新型コロナウイルスによって限られた学生生活を後悔ばかりで終わらせたくないという気持ちから本プログラムへ参加させていただくことを決めました。
―We are Language Partners!!―
約1か月間、CWUの学生の方・立教大学の学生の方お二人と週に1回から2回、1時間程度、オンラインで交流する機会をもつことができました。テーマや日程が決められている訳ではなかったので、四苦八苦しながら時差を考慮した上でスケジュールの調整をしたり、趣味、大学のことなど幅広く私たち自身が興味のあることについて自由に楽しみながら英語・日本語で話したりすることができました。
―交流を通して得られた学び―
私が一番印象に残っていることはアメリカの大統領選の最中であったこともあり、政治について話したことです。CWUの学生の方が家族の中でも民主党派と共和党派で分かれており、大統領選についての話題になるとバチバチした雰囲気になると話していたことに驚きを感じました。私の家では政治について家族で真剣に語り合うことがあまりないので、些細な話題の中で文化や考え方の違いを感じ、交流することの価値について改めて実感しました。最初は日本語学習のサポートをする立場として考えていたものの、自分自身が日本の魅力について再発見する機会をいただいていたのだということに気づきました。この経験から私はもっと自国の文化について知り、それを海外の方に伝えることができるようになりたいと思いました。また、数ある言語の中から日本語を選びアメリカという遠く離れた地で勉強してくださっていることをとても嬉しく感じ、私自身も良い刺激をいただいたので英語学習のモチベーションを高めることができました。
―コロナ禍でのかけがえのない出会い―
コロナ禍だからこそ出会えた友人との関係をこれからもずっと大切にしていきたいです。貴重な機会をいただけましたことに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。私の経験が何か新しいことに挑戦してみたいという方にとって、少しでも背中を押すきっかけになることができましたら幸いです。