【活動報告】COIL型授業の実践報告:Sunway大学との国際協働学習(2025/11/14)
【活動報告】COIL型授業の実践報告:Sunway大学との国際協働学習(2025/11/14)
英語コミュニケーション専攻の2年生と、マレーシアのSunway大学の学生によるCOIL(Collaborative Online International Learning)型授業は、今年で5年目を迎えました。
2025年度は、春セメスターに4回、秋セメスターに4回の計8回にわたり、Zoomを中心としたオンライン環境で共同授業を実施。学生たちは英語を用いた異文化間コミュニケーションの実践を重ねながら、互いの文化や価値観を理解し合う貴重な機会を得ました。
特に秋セメスターでは、初の試みとしてメタバース空間を活用した授業を実施しました。Zoomを離れ、仮想空間における英語での会話やゲームを通して、楽しみながら英語力と異文化理解を深めました。
11月13日に行われた最終回の授業では、学生たちがグループごとに英語でプレゼンテーションを行い、大学生活における課題を解決するためのクリエイティブなアイディアを発表しました。
たとえば、
新柏駅から大学までの通学を便利にするため、ファーストクラスのようなサービスを提供し雲の中を移動して登校する“Human Canon”の提案
「授業が長くて眠くなってしまう」という悩みに対して、コーヒーの提供や体を動かす機能を備えた特別な椅子で集中力を高めるという提案
など、ユーモアと創造性にあふれた発表が多く見られました。学生たちは言語力だけでなく、柔軟な思考力とプレゼンテーションスキルも育み、大きな成長を遂げました。
このような国際的な学びの場は、グローバル時代に求められるデジタルリテラシー、創造力、そして異文化協働の力を実践的に身につける貴重な機会となっています。