外国語学部の英語コミュニケーション専攻の2年生(Discussion on Culture and Society IVを履修している16名)が、2024年11月7日、21日、28日、そして12月5日の4回にわたり、マレーシアのサンウェイ大学の学生たちとCOIL型授業(Collaborative Online International Learning)を実施しました。本授業では、Zoomを活用したオンライン交流を通じて、異文化理解と英語力の向上、さらにはデジタルツールを用いた協働作業の経験を積むことを目指しました。
お互いの国のお菓子やドリンクを試食しながら感想を英語で伝え合ったり、観光地クイズではGoogle Earthを使って観光地の写真を撮影して解答したりと、お互いの国の文化や生活などについて理解を深めるとともに、英語での異文化コミュニケーションを楽しみました。
ファイナルプロジェクトとして、グループに分かれてSDGsをテーマとするデジタル英語絵本を作成しました。ChatGPTを活用して絵本のイラストを生成するなど、AIやデジタルツールを積極的に取り入れました。このプロジェクトを通じて、SDGsへの理解を深めることができただけでなく、国際的なチームで協働するスキルを身につけることができました。
COIL型授業は春セメスターにも4回行っています。合計8回の授業を通して、学生たちは異文化コミュニケーションを体験すると同時に、現代のグローバル社会で必要とされる英語コミュニケーション能力やデジタルリテラシーを大きく向上させることができたのではないでしょうか。外国語学部では、今後もCOIL型授業を活用し、外国語+異文化コミュニケーション+デジタルスキルの学びを発展させていく予定です。