08:00-08:30 会場受付
藤沼 康樹(生協浮間診療所)
岡田 唯男(亀田ファミリークリニック館山)
対象:初学者~上級者、指導者
開催:現地開催+事後オンデマンド配信
企画概要
プライマリ・ケア研究として、現在、何が注目されているのか、何が解決される問題であるのかなど、プライマリ・ケアの理論的枠組みについてリードしてこられたお二人のパイオニアにご講演いただきます。
(藤沼康樹)私は家庭医療学に関連した研究は常に関心を持っています。個人的は、ヘルスサービスリサーチ関連のものよりは、患者医師関係の本質、患者の主体・自己・アイデンティ、家庭医療の理論的基盤(Theoritical foundation)、家庭医自身の成長と生涯学習、専攻医教育、Generalismといった領域に関心がありますので、今回は主として質的研究や理論的研究をご紹介する予定です。
講師略歴(藤沼康樹)
1983年 新潟大学医学部医学科卒業
1983〜86 王子生協病院内科研修医
1987〜88 都立老人医療センター 血液科
1993〜生協浮間診療所所長
2005〜医療福祉生協連 家庭医療学開発センター センター長
2011 平成23年度 武見奨励賞受賞
現在 医学書院「総合診療」編集委員、東京科学大学医学部 臨床教授
専門領域 家庭医療学、医療者教育学
著書「卓越したジェネラリスト診療入門」医学書院
趣味 ポップカルチャー全般、写真撮影
事前お申し込みが別途必要です。改めてご案内いたします。
対象:初学者~中級者
開催:現地開催のみ
企画概要
個々の研究について相談できるブースにて、日常診療のモヤモヤをリサーチクエスチョンに変換、研究計画のブラッシュアップ、統計解析など論文化に至る様々な障壁を乗り越えるサポートを行います。
10:00-10:30 休憩
香田 将英(東北大学大学院 医学系研究科公衆衛生学分野)
近藤 猛 (名古屋大学医学部附属病院 卒後臨床研修・キャリア形成支援センター)
対象:中級者~上級者
開催:現地開催+事後オンデマンド配信
企画概要
AI for Scienceは、科学の方法論を根本から変革しうる。海外では診療現場へのAI導入が先行する一方、一次医療に適した評価枠組みやデータ基盤の整備が課題とされる。本シンポジウムでは、診療・地域連携データからのエビデンス創出、公平性・患者-医師関係への影響評価、研究者・臨床家のコンピテンシー設計など、AI for Scienceを学会の研究基盤として位置づけるための論点を議論する。第一線の研究者を招き、日本のプライマリ・ケアが目指すべき方向性を展望する。
講師略歴
(香田将英)2014年熊本大学医学部卒業、2018年同大学院博士課程修了(医学博士)。熊本大学医学部附属病院地域医療・総合診療実践学寄付講座医員、宮崎大学医学部精神医学分野助教、九州大学キャンパスライフ・健康支援センター講師、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科地域医療共育推進オフィス特任准教授を経て、2026年4月より東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野講師。
(近藤猛 )名古屋大学医学部附属病院卒後臨床研修・キャリア形成支援センター病院講師。2006年名古屋市立大学医学部卒業。海南病院、洛和会音羽病院、名古屋大学総合診療科を経て現職。総合診療専門医、家庭医療専門医、総合内科専門医。マーストリヒト大学医療者教育学修士、博士(医学)。医学教育専門家。専門は医療者教育学で、近年は生成AIの医学教育・評価・研究への活用に関する研究と実践に取り組む。
山梨 啓友 (長崎大学病院 総合診療科/ROEN-PBRN)
金子 惇 (北里大学 総合診療医学講座/Islands-PBRN)
渡邉 隆将 (東京ほくと医療生協 北足立生協診療所/CFMD-PBRN)
黒田 萌 (富山大学附属病院総合診療科 / 地域医療総合支援学講座/TOYAMA-PBRN)
佐藤 弘太郎 (北海道家庭医療学センター)
望月 崇紘 (君津市国保小櫃診療所/JADECOM-PBRN)
対象:初学者~中級者
開催:現地開催のみ
企画概要
プライマリ・ケアの現場で生まれる疑問を、PBRNとEDCを活用した共同研究へ発展させる参加型ワークショップです。国内外のPBRNの実践例や、OCR・LLMを用いて診療情報を効率的に収集するJ-PBRN EDCを紹介します。後半はグループワークで日常診療からリサーチクエスチョンを作成し、多施設共同研究として実現する方法を検討します。研究初心者も仲間と出会い、その場で研究の第一歩を踏み出せます。
講師略歴
(山梨啓友)2006年札幌医科大学卒。家庭医療・感染症診療を経て、長崎県五島列島で地域住民コホート研究の立ち上げに参画。現在は長崎大学病院総合診療科准教授として、プライマリ・ケアを基盤に、多疾患併存、フレイル、感染症、在宅医療、医療データ活用に関する臨床疫学研究を推進している。国内外の研究ネットワーク構築にも取り組み、実臨床から生まれる課題を研究につなげ、地域医療の質向上に資するエビデンス創出を目指している。
(金子惇 )2008年浜松医科大学卒業、沖縄県立中部病院初期研修、同院プライマリ・ケアコース後期研修、2011年より沖縄県立北部病院附属伊平屋診療所、2014年よりCFMD東京リサーチフェロー、2018年より浜松医科大学 地域家庭医療学講座 特任助教を経て2020年4月より横浜市立大学大学院データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻 講師、2023年4月より同准教授、2026年6月より現職
(渡邉隆将)2004年 慶應義塾大学 医学部卒。2004年- 初期研修:王子生協病院。2006年- 後期研修:家庭医療学開発センター(CFMD)。2009年- CFMDリサーチフェローシップ、北足立生協診療所 所長。2017年 東京慈恵会医科大学 大学院医学研究科医学系専攻博士課程修了 博士(医学)
(佐藤弘太郎)2005年 横浜市立大学医学部卒業 日鋼記念病院で初期研修。2007年 北海道家庭医療学センター家庭医療後期研修。2010年 日本プライマリ・ケア連合学会 家庭医療専門医。2019年 Johns Hopkins Bloomberg School of Public Health (Master of Public Health)。2025年 北海道家庭医療学センター学術研究部門 部門長
(望月崇紘)2006年千葉大学医学部卒業.2017-2019年オレゴン健康科学大学での留学を経て公益社団法人地域医療振興協会内でJADECOM-PBRNを設立.地域医療のかたわらプライマリ・ケア由来の研究を行っている.