ポートランド州立大学ハットフィールド大学院行政学部, 学部長, 及びパブリックサービス実践・研究センター副所長。大阪大学にて言語学の学士号を取得後、会議通訳者として実務経験を積み、1991年に渡米。1998年にPSUのコミュニケーション学で修士号、2003年にPSUの行政・公共管理学で博士号を取得。専門分野は市民参加、米国地方政府研究、研究手法、統計学、多文化共生、異文化間コミュニケーション等。CBLを主眼にしたPSUのCivic Leaderships Minorの初代コーデイネーターを務めた経験を元に、高等教育の中で市民意識を養成するためのアプローチ等に関して論文をJournal of Public Affairs Education, Journal of College & Character 等で発表。前アメリカ大統領ジミー・カーター氏、マイクロソフト社CEOビル・ゲイツ氏、ナイキ社CEOフィル・ナイト氏といった数多くのVIPへの英日会議同時通訳としての経験有り。
パブリックサービス研究・実践センター(シニアフェロー)及び、
福岡県出身。アリゾナ大学で第二言語学習得、教授法における学際博士号を取得。アリゾナ、オレゴンでの先住民の失われつつある言語や文化の継承、復活にコミュニティワークを通して貢献。主な活動内容としては、CBLや大学のクラス教授、コミュニティでのワークショップ、研究倫理学、先住民や移民の言語政策、言語研究など。National Science Foundation, Smithsonian Institute などの研究助成金による地域と大学を結ぶ、多数のコミュニティワーク中心の研究プロジェクトに携わり、先住民の継承語促進やコミュニティへの助成金申請のオンラインクラスなどのクラスを教授。CBLでは、学生のレフレクション、地域との関わり及び研究倫理、日米のCBLのアプローチの文化比較などに重点を置く。
PSU行政学修士課程を修了後、2010年よりPSUパブリックサービス実践・研究センターに勤務。出身は鹿児島県曽於市。志布志高校英語科を卒業後、米国で教育をうける決意でオレゴン州に渡り現在に至る。国際プログラムマネジャーとしては海外からの視点で、日本の様々なコミュニティへ貢献することを目標にCPSの一連の日本関連プログラムを手がけている。趣味はロードバイクと水泳。2児の母。好きな番組はプレバト、ワイドナショー。
ルウェレン奈津子 (Natsuko Llewellyn)
PSU日本語学修士課程修了。非常勤講師としてPSUの World Languages & Literatures(世界言語&文学部)にて日本語を教える傍ら、パブリックサービス実践・研究センターでは国際関係プログラムアシスタントコーディネーターとしてプログラムコーディネーターをサポート。その他、姉妹都市交流をはじめ、日米の繋がりに関わる交流活動に携わる。