大学院で本ゼミを希望する人は、院の願書を提出する前に必ず研究室に訪問に来てください。 また、大学院で数学を専攻したい人は、学部のうちに最低限、『数学書の読み方』に慣れておいてください。
大学院に来る人は、学部の頃から授業で習うこと以外のことを、自分一人でだったり友達と一緒に勉強している人が多いです。 どのようなことを勉強するといいかや、どのように勉強すればいいか(特に数学書の読み方)等は、応数の先生達から直接聞いてみてください。
M2(小池悠耶): M1の後半からT-pseudomanifoldについて議論しています.現在までの業績は以下の通り.
講演:軌道空間が凸多面体となる T-pseudomanifold の分類について, RIMS共同研究(公開型) 変換群論の新しい展開, 数理解析研究所, 2025年5月13日
M1(1人):3月~5月半ばまでV.M. Buchstaber and T.E. Panov著``Toric Topology''の4章を読みました(1~3章とAppendix(と5章)のいくつかは学部4年の時に読みました).5月後半~7月までは先の章を読むためにJ.W.Milnor and J.D.Stasheff著``Characteristic classes''の15章までを読みました. 9月はToric Topologyの7章のほとんどの部分を読みました.2024年10月から修論に取り掛かるため,G.Friedman著``Singular Intersection Homology''を紹介してくれました.その後,凸多面体上のT-pseudomanifoldについて議論を行いました.
M2(行藤綾杜):Gale dualとGKMグラフについて約1年間議論をしました.業績は以下の通り.
修士論文:『複雑性1のGKMグラフのaxial functionのGale dualの性質について』
講演:複雑性1のGKMグラフのaxial functionのGale dualの性質について, 平成30年度日本数学会 中国・四国支部会例会, 香川大学, 2019年1月27日
共著:Shintar\^o Kuroki and Ryoto Yukitou, ``Gale dual of the GKM graph with a complexity one axial function'' 岡山理科大学紀要. A, 自然科学 No.55, 1--10, 2019. [pdf].
行藤綾杜君は研究奨励賞を受賞しました。
M1(1人):V.M. Buchstaber and T.E. Panov著``Toric Topology''のいくつかの部分を3月~12月にかけて読みました. 2017年12月から修論の問題を考えました.