航空各分野の基礎知識を横断的に学び品質管理、技術管理や生産管理等の知識を包括した整備管理業務や、エアラインにおける運航管理、空港でのグランドハンドリング等を幅広く理解し、英語表記の各種規程類にも慣れ親しみます。また、航空無線通信士の資格取得にチャレンジします。更に、2年秋学期の海外研修における米国ボーイング社でのフィールドトリップや提携先大学施設での実習等を通して航空機整備業務の一部を体験することで、経済、経営の素養と経営マインドをもって社会に貢献できる航空機管理全般のプロフェッショナルを育成します。
航空機管理とは、航空機の導入から退役まで安全運航を支える整備の品質や技術、航空会社の日々の運航管理を含む生産計画など、整備のソフト面、ハード面の全体像を把握してマネジメントするもので、具体的には部品の調達から整備マニュアルの策定、整備スケジュールや整備士の人員計画など多岐にわたります。
その観点から専門基礎科目の「航空力学」に始まり、専門応用科目の航空機管理科目群の「信頼性管理論」「品質管理論」「航空事業計画論」にその大部分を包括し、さらに 「空港グランドハンドリング論」「安全管理システム論」等を配しています。また将来のキャリアパスを見据えて2年次秋学期には米国の提携校の施設で整備基本作業の実習を可能にしているのも大きな特徴です。